まったく意味を成さなくても
それを価値ありとするならば
言葉なんか要らないし
音さえあればいい

一見するとデタラメに言葉を並べて
前衛的だと気取ってみても
やはり何となく意味が
読み ....
   まばゆい光も届かない
   みどりの風もそよがない
   暗くて冷たい土の中
   眠る一匹のへび
   春の調べをなんときく
   小鳥たちのさえずりか
   隣で眠る種のうずきか ....
人が時を自由に出来ぬというのならなぜ人は時の中に生まれるのだろう?考えてみろ、人が生まれる前には時なんてものはなかった、それは人が生まれなければそう名づけられることはなかったのだ、時計など目印 .... {引用=生きながらえて帰れば 非国民と呼ばれ
生きていたら 厄介者扱いされ
息をしていたら 珍しがられ
長生きをし過ぎると
見なくていいものまで見えてしまう

あなたの青春は何色 ....
生まれてからただ死に行く為に。
死ぬ場所を求めて彷徨う。

夜眠ったら朝が来て、一年経てば年を取り、何年経ったらさようなら?

あそこで泣いているのは誰?
あそこで死んでいるのは誰?

 ....
真っ赤な嘘っぱちを
誰も見抜いてくれなかった

橙色の夕日にとろけそうな
もはや追う者もいなくなった
逃亡者の長過ぎる影

気味の悪い戯言を並べた
ノートの頁は哀しく黄ばんで

 ....
     冬枯れした街の
   家並みをすりぬけて
  白糖の雪ぐもがうかぶ
紺碧となった 虚空のもと
   ドライブに便乗する 
   その・・・ひととき 
  卒寿のおひとりさまは
 ....
日が暮れて 時の進んで八時過ぎ
地平にどろんと浮かび上がる
巨大な下弦の月女
濃く黄緑に鈍く輝き
顔半分を失ったまま
うっとりどんより横たわる
朱に染まりひかる千切れ雲散らし


死 ....
公園の雪やまを
手作りのコメ袋そりですべる
子どもたち 
一年生か 幼稚園か
寒いも楽しい
声がひびく
日差しにきらめいて
晴れ間の青にとけてゆく


眺める距離は時間
心は容易 ....
孤独から明け照らされる瞬間の何と忌々しき事かな。

羽撃く小鳥の囀りとは真逆に潜む心の禍々しさに果ては虚しさしか遺さず。

あれ程好物で仕方の無い筈だった珈琲の薫りも観じず無味無臭。

泪 ....
とんち=を
きかせる気化せる音の
訪う扉にビラ貼りませ夜

おにがそとならふくがうち
幕の内なら俵に握れ
にぎりめしなら胡麻ふりかけて
飯ませ冷ませ 鬼の居ぬ間に
金棒金網金物問屋の
 ....
昔私は郵便局員の試験を受けた
まだ 当時 彼らは 公務員だった そして
筋違いのような学校の知り合いを試験会場で見かけたのだった
世の中は不景気だった そして 私たちは
働きたくはなかったのだ ....
どれくらい時間が経っただろう
もうずっと
海の見える街で
透明な観覧車に乗り
まわっている

昼間の
高い位置からの眺めにみつけた
泳ぐ船体はすこしずつ南方へ向きを変え
遠ざ ....
キンタマ王子は
周囲に女性がいないと
片方のキンタマを卵巣に変化させ
雌雄同体になり
残ったキンタマから
卵巣に精子を送り込み受精する
そのように
自己複製を繰り返す形で
どんどん増殖 ....
小学校入学するとき、文字を知らないわたくしに父が氏名だけはひらがなで読めるように教えてくれた。(ついでに、’を’も教えてくれた念の入れようだった。親は有り難いものだ。)
持ち物に名前を書いて、自分の ....
特別になりたいって言っていた友人
僕もそうなんだ
特別になりたい、なってみたい
みんなが見えない世界を見てみたい
挑発にのった住人がいた
媚びを表面じゃイヤといい
感情をはき違え詩を描いた ....
後輩に
アメリカのどっきりの話を聞いた

なんでも
アラブ人がいきなり持っている
袋を投げるというどっきりらしい

みんな全速力で逃げたそうだ

ドナルド・トランプの発言を
善人ぶ ....
ヒラリーが
フェラ嫌いであることを
証明するのは難しい
いや不可能と言ってもいい

何故なら
こちらには
状況証拠しかないからだ

その状況証拠だって
旦那が
嫁さんに比べて
 ....
なんの魂胆かしらないけれど 鬼って悪い奴じゃなかったよ
たましいにも ふたつある魂と魄って書くんだって
どうやら 魂は精神を支えていて、魄は肉体を支えているらしいよ
どちらにも 鬼がいるよ ....
何が一番怖いのかと考えて
とりあえず 創造してみた

これは 想像
絶対に 目の前になんて 出現せぬと

自らに 言い聞かせて
水辺に 立つ

佇む の 角度調整が
中々 上手く  ....
女はへそから指ひとつぶん離れた場所に
桜の花びらをひとつ彫った

フットボール・クラブのエンブレムに添える星みたいに
それは過去の栄光のように思えた

娘、いるの?
これ?違うよ、大した ....
 遥かに広がる大海原に自分の心を摺り寄せてみた。
 波の揺らめきは私の魂の鼓動と相まって、
 心地良くもあり、息苦しくもあり。
 気がつくと私は泣いていた。

 人はみな悲しみをその心の ....
冬が通りすがりに蜜柑をひとつ
窓辺へ置いてったようだ

不用意なこころはすぐ凍傷にかかってしまうから
ちょっとした季節の気遣いにも丁寧に礼を言おう

ざわざわとした毎日を蹴飛ばし
転がし ....
日光を反射した光は
触れようにも
手の中に収まりはしない。

触れようとした途端に
手の甲に滑って流れてしまうから

私が触れようとしてることさえ
太陽の子どもは
気付いていないよう ....
白い都会の硬い土塁の中
あなたが灯をかかげれば
わたしは虹を灯す

遙かなやまの森の中でも
あなたが歌えば
わたしもさえずる

海の彼方の小さな島で
あなたが跳ねれば
こころは ....
トラブルとは人が知らぬ間に
執務室の自分の椅子に腰かけるように
社会が血を滴らせて巣を作る場所に
何の予測もなく腰かけてしまうこと
そして社会の雛たちが嘴で突いてくるのと
ひとしきり格闘 ....
愛し合っていたのだから
奈落の底まで堕ち溺れ
ポッカリ共に浮上
ソンナコトも
出来たハズなのに
一人だけ先に逝ってしまうなんて
また哀しみ打ち寄せる 広い病室 独り夜
波に逆らい
櫂を失い
沖を漂う小舟
潮に流され
雨に打たれた
辿る術もない星に
影を照らす月
遠く雲は霞み
振り返れば七日目の陽が昇る
怨んでも
風は止まない
ここは深い海 ....
ビニールテントのテラスから遮断された人と人
店の中でこじれる男女の恋愛騒動が綺麗に片付くころ
会社のやり方が気に入らない中間管理職同士のマグカップは 
同じ濃さの苦さで話をかき混ぜ 飲み干すこと ....
『白い箱。』
それがお父さんだと
どうやって信じれば良いのだろうか?

両腕の中は
最後に抱えた身体よりも重く
悲しい位にのしかかった。

(八ヶ岳の青さに混じり、遺影の輪郭線がぼやけ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
バカな奴花形新次016/2/3 23:41
幕開け石田とわ7*16/2/3 23:35
まだ明かされてない問、まだ晴れてない闇、そうしてお前がお前で ...ホロウ・シカ...1*16/2/3 23:06
白紙の回答 ーあなたへー為平 澪1116/2/3 21:07
錯覚八雲みつる116/2/3 20:47
虹の後始末nonya22*16/2/3 20:46
色鉛筆信天翁316/2/3 19:32
魂の己たけし5*16/2/3 19:05
ぬくもりただのみきや11*16/2/3 18:01
産声 悠人壱加016/2/3 14:30
を/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ5*16/2/3 12:48
地元のポストマン番田 116/2/3 12:38
観覧車14*16/2/3 1:24
ただの産後「キンタマ王子増殖する」花形新次016/2/3 0:26
あおば5*16/2/2 23:27
特別だから僕は詩を描くんだ独奏1+16/2/2 22:37
ブラックユーモア花形新次116/2/2 21:12
フェラ嫌い016/2/2 20:44
鬼の豆ください[group]るるりら20+*16/2/2 19:08
そぞろ藤鈴呼0*16/2/2 18:37
さくら茶殻016/2/2 15:09
胎動ヒヤシンス9+*16/2/2 13:56
蜜柑梅昆布茶11+16/2/2 11:43
光の感触5*16/2/2 9:11
あなたにイナエ16*16/2/2 8:46
トラブル葉leaf216/2/2 5:01
諦念〇病床おセンチたけし616/2/2 4:37
海原アラガイs14+*16/2/2 4:22
都女為平 澪10*16/2/1 23:25
お帰りなさい。梓ゆい216/2/1 20:41

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