見守っている
見守っている
見守っている
見守られているだけなんて嫌だ

繋がっている
繋がっている
繋がっている
繋がっているだけなんて嫌だ

寄り添う
寄り添う
寄り添う
 ....
月が見えない
こんな夜は
余計に淋しい

仲間を探してみようか
そんな想いが過る
よしとこう
どうせ見つかるはずはない

吠えてみようか
誰か返してくれるかもしれない
なにを期待 ....
何であんな貧乏臭い
ドラキュラ顔の奴を
選んだんだ?
人を見る目が無さ過ぎなんだよ
俺なら初めから顔で外してる

しかし、年取ると余計に
品の無さが顔に表れるね
まあ、品って
生まれ ....
ローラは
成長するに従い
デーブ・スペクターのそっくりさんから
女性らしい風貌へと変化していった

12歳になる頃には
アンダーヘアが生え始め
それは正に
大陰唇の小さな毛だった

 ....
何故今頃になって
勝手に行ってしまった
お前の骨を洗わなくてはならないのだ


だが、
俺はお前の遺骸など
決して見たくはなかったんだ

お前の屍のぬめりなど洗いたくはなかった
約 ....
とても胸苦しい
不快指数90%のそば屋で
おまえはもり蕎麦を啜り
俺は鴨南蛮を黙って啜っていた
お前は何時になく饒舌で
時々何を言っているのか解らなかった

それがお前の焦りだと知ったの ....
鏡に映ったあなたの胸のなかに、
黒い竜が宿る。
黒い竜はその心臓のなかで増殖し、
血液の海を泳いでいく。

あなたが誰かと手を繋ぐあるいは、
身体を交わす、
黒い竜は毛穴から汗に混じり、 ....
君の色に染まりたくて、
君の汗を願って空を見ている。

鈍色の空が地上に、
絨毯を引きながら影を落とす。
低い声で君がないて、
青い光とともに汗を降らす。

空から、
血をくわえた
 ....
かなしいがいっぱいになって
泣きだした
よくとおる声で
しゃくりあげ
虐たいではなく
とおり魔でもない
がんぜない
わがまま
しわのない顔をせいいっぱいゆがめ
大つぶの涙おしげもなく ....
うちのタマはでっぷりとした三毛猫で
とても大食らいで
煮干しや猫缶よりも
五百円玉が好きで
日に何枚も飲み込んでしまうのだ

左手で招くように
大粒の硬貨をねだる

体重が増えてきた ....
心明は暗きまま
 あけてはくれて繰り返す放埓に
  やぶにらみのいばら屈辱の叱咤
  (暮れなずむ空に水音蛙の声  ....
貴女がいるから生きて行ける
貴女の優しさに包まれ
心に深手を負っていても
なんとか暮らして行ける
女々しいけど本当で真実なこと
運命の人は貴女だけ
失いかけてやっと分かった
大切な貴女
 ....
飢餓と満月が同居する体
世界の最果ては孤独だと言う

日付変更線を挟みながら
数えきれぬ命の埋葬と
新たな命を取り出す時間が
せめぎ合う度に繰り返される

途上国の過酷な労働に
一滴 ....
   たわいのないことだが
   テレビの予報に反して
  梅雨どきの浅い日差しが
  わがやぜんたいのかげを
 舗道につくってくれるとき
   無聊にあまんじている
卒寿のおひとりさまに ....
修学旅行3日目の日
自由時間の合間に映画でも見ようと
僕達は大阪の適当な駅で降りて
エスカレーターの近くにいた女の子に声をかけた

そしたら不気味なくらい満面の笑みで
自分のスマホの取り出 ....
君の無駄な表情
どうしようもない倫理観
優しい言葉
手を携えて
自己否定
何を信じればいいのか?
信じれるのは
君の手の温もりと
寄り添う時間

空に明滅する光
このまま世界が終 ....
焦れり焦れり、あと数歩、今日は無性、して根拠無根、行ってなんとする従属節、実母の鉄槌ぞありゃせんで、あな麗しや素朴の君、君の事詳しくは忘れてしまうよ、なあ今日玄関に縋る大人は、塾には行かねばな .... 惜しむらくは
想いを告げなかったこと

惜しむらくは
手を差し伸べなかったこと

惜しむらくは
気づかぬふりをしたこと

惜しむらくは
奪ってしまわなかったこと

惜しむらくは ....
雑多な街
ノイジーな喧騒
行き交う人々
ここではない
夜の帳
浮かぶ赤い月
包み込む静寂
ここでもない

在るべき場所を
やるべきことを
探し続けて何千里
幾千幾万の日を跨ぎ
 ....
#裸
私の曲線という曲線すべてと
貴方から湧き出る荒れ狂った血潮を
すべて交換するかのように
貫いた打ち付けた果てた午後のビーカー。
息切れのアルコールランプ。
結露した私の肌は、まだ足り ....
喉の奥に翼が生えた狼
見た目は笑えない犬
ウェイトで出来たブロックを
上手に心のなかに詰めて

なーぜ?
口笛に惹かれて
断首台を登った

冬の夢に晒されてるこめかみ
どこまでも冷 ....
吐き気がする
自らの言動に
目眩を覚える
間違っているのか
間違っていたのか
一体全体何故に
こんなことになってしまったのか
誰のせいだ
一体どうして

こんな質問を繰り返してもな ....
知らないあの子。知ってる私
話せるのは知ってる私
知らないあの子には話せない
目を見てなんて会話にならない
あの、えっと〜、あれ、
顔を赤く染めて言葉にならない
子どもならそれでもいい
 ....
夜間にバタンバタンと 階下で扉を
開けたり閉めたりを繰り返す父の扉
私が玄関の扉を開けっぱなしにして遠方に去ってから
ずっと開いていた 扉

帰省する毎に 小さく細く白く可愛く寂れて ....
鎖骨を引き抜いて、
あなたの喉に刺してやりたい。
乳房をもぎ取って、
あなたの口に押し込んでやりたい。
陰部をくりぬいて、
あなたの尻に捩じ込んでやりたい。

俺のオナニーを ....
トランプと言えば
ババ抜きだ
ババアと言えば
クリントンだ
そんなこんなで
二人は結び付いている

ババアでヌキたい奴がいる
DMM.COMを覗いてみれば
一目瞭然だ

ババアだ ....
アスファルトを血に染めて絶望へと転落してゆく
  未来の夢と希望が一瞬にして消え去ってゆく

   ノーブレーキのキラーマシーン クレイジーマシーン
  
  誰がおまえを生み出したのか 快 ....
破壊されそうな心かばいながら

崩れ破落ちて行くこの身体

せめて受け止めてください

黄泉に落ちて行く感覚の中

もがく午前零時過ぎ

鼓動が高鳴り 口が乾く

細い指に絡み ....
細胞が代謝するように
世界は常に変化してゆく

愛されようと愛されまいと
その変化はかわらない

そのなかで安定した日常を
維持しようとする本能と知恵が
文明と文化を支えているが

 ....
白い波に足をひたして
海に走り込もうとするこどもをつかまえる

波に洗われる砂のうえ
何かの記念の石碑みたいに
ぽつんと残される丸い石

背の立たない輝く水に浮かび
ようやく息を継ぎな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
距離感小川麻由美016/6/16 3:35
月が見えない坂本瞳子1*16/6/16 2:37
選んだお前らが悪い花形新次0*16/6/15 23:57
大陰唇の小さな毛016/6/15 22:36
骨を洗うレタス416/6/15 21:35
陽子116/6/15 21:06
黒い骨あおい満月316/6/15 20:58
汗を待つ116/6/15 20:58
がんぜないものただのみきや9*16/6/15 20:22
タマレタス016/6/15 18:58
初夏の刹那るるりら8*16/6/15 18:30
貴女星丘涙1*16/6/15 18:10
命の更新ミナト 螢216/6/15 12:42
鳴神月(四)信天翁316/6/15 11:20
でっかいペンギン1486 1...0*16/6/15 9:51
silenceopus016/6/15 7:32
塾通い/行かず後家/万年雪なけま、たへ...016/6/15 4:34
後悔だらけ坂本瞳子016/6/15 0:50
ロンリーズたいら016/6/15 0:14
愛の実験梥本 サハラ216/6/15 0:00
ディスカヴァー・ディスオーダー竜門勇気016/6/14 23:50
願い坂本瞳子1*16/6/14 23:16
失恋「2」独奏116/6/14 22:42
為平 澪5*16/6/14 21:05
あおい満月0+*16/6/14 20:52
なんだかおかしい花形新次016/6/14 18:52
殺人車(殺人者)星丘涙2*16/6/14 17:24
今夜こそ0*16/6/14 16:57
コロッセウムにて梅昆布茶316/6/14 9:41
遊泳禁止区域佐々宝砂10*16/6/14 9:02

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