まちのくまは
夕ぐれどき
列をつくって歩きだす

やあやあきょうはまた
ずい分まちが赤いですな
いやいやわたしには
いくぶん青く見えますが
そんなことを話しながら

くまたちは ....
いつからだろう
大きな自分にあこがれている

いつまでだろう
小さな自分にすくわれる自分を
受け入れずにいる

燦々と
太陽のような眼差しと
ぬかりなく
闇夜のような眼差し ....
何かが足りない朝。
足りないのは眠りか、
ことばなのか、
前頭葉にかすみがかかる。

指を伸ばすわずかな距離に、
フィルターがかかる。
誰もが犯したくなくて、
犯してしまう領域。

 ....
           160616

ポエムだけなら
私の方がと胸を張る
姉さん強いし怖いんだ
消しゴム持たずに否定する
消されて無くなれ表現も
消えて文章
何処へ行く
オンガキ ....
カラスになりたい
カラスはまっくろけ
声もがらがらで
だけど群れている

仲よくはきっとない
互いに知らん顔

だけど群れている
まっくろけのカラス

おばさんが石なげる
おじ ....
ネット詩に群がる奴は
現実生活で上手くいかなくて
鬱積したものを吐き出したいけれど
何の才能もないので
取り合えず下手なりに日本語が話せる
というところに
一縷の望みを掛けているわけだが
 ....
貴女の母国の言葉を教えてください
いつまでも話していたいから

貴女の好きな花を教えてください
部屋いっぱいに飾り付けてみたいから

貴女の好きな小径を教えてください
ときどき散歩に誘っ ....
彼は何処から来て
何処へと往くあてもなく
歩き続けていた

飢えた者にも
病に臥せる者にも
与えられるものは
涼しい視線だけだった

生老病死は誰にも訪れる
彼は救うという観念を捨 ....
降り注ぐ太陽のヴェールの下
爪先とアスファルトの口付けを
ヒリヒリと感じながら歩く道

照れ隠しのような日傘の中で
あなたの姿を思い浮かべるのは
恋と言うものの仕業なのだろう

ワンピ ....
うつくしい

 と吐く息に混ぜ込めて
唇の隙間に隠蔽した
ほんとうをひとつ、ふたつ
するりと抜き集めて花束に
困惑を花土に踏みつつ
可憐な死体にキスばかり
心臓は死んでいてその代わりを ....
林の中を歩いていたら
3ヶ所を蚊に、刺され
むず痒さを耐えながら
ぎこちなくも、歩いた。

(もう会うこともなかろう、蚊の腹は
 僕が痒い分、充たされたのか?)

思い巡らせ歩いていた ....
      梅雨の隙間が薄日を誘い
    湿っぽい四次元のけだるさを
 いっときなだめすかしてくれる と
     広場をめぐる木立ちからは
       チッ チッ チッ と
      ....
青い日がやってくる

白い日常の片隅で

色づいていく感情の端からこぼれる

空間の交点で交わるレインボー

青に染まっていく
{ルビ朝=あした}が来たからもう眠ろう
夜の迷子はもうやめて
あしたが来たからもう眠ろう
この世の迷子をもうやめて
 .... 今 未来へのタイムマシンに  乗ろうとしている

光速に近いロケットだ     α星へむかおうとしている
α星についたら        むきをかえ
地球にもどる         戻った時は10 ....
命に値段は存在する。

両の手でやっと抱えた命も
片手でコト足りる紙の束になっちまう事もある。



ささささささささささささささささささささん
命が1枚
いの ....
嫌なことだらけ

だけど

いいねと思える表現以外は許されず

まるで

社会の足を引っ張るなと

溜めさせられ続け

生きることなどナンセンスと歌えば

母に叱責を受け
 ....
罠を見つけて近寄る
さまよい続ける放浪の記憶が
死んだガスになっている
死んだまま声を荒げてる

ガススタンド ここは放火魔が眠る場所だ
すべての道の上で夢を見るために
ハンドルのことを ....
かすかに聞こえる
なつかしい声は
わたしでない誰かを呼んでいる

昔飼っていた犬や
死なせた金魚
履かないままくたびれた靴
そんなのたちを

呼んでいる
待っている
のは
 ....
自民に民主、手を組んでも
叶わないトランプの島
クリントンに手土産、栗きんとん
ジョーカーが2枚あって
トランプが終われない
どっちが王様になっても日本は壊れない
染まらない戦う意思の違い ....
もっともっと、
きみをかきたい。
もっともっと、
顔のちがうきみを。

きみはとてもうつくしいのに、
きまぐれで少し意地悪だ。
でもそんなきみに、
ぼくはずっと恋をしている。

き ....
熊本が揺れる

熊がひとを襲い

銃がマイノリティを殺す

しかしそれは事象の全側面だろうか

見えないなにかが

チルチルミチルの青い鳥のような

見えないだけですぐそばにあ ....
華やかに散ってゆく
花びらは雨だれに撃たれ
風に身を捩らせて
朽ちてゆく
救われることなく
踏みにじられて
それでもなお凛と
色を失わず
最後の一瞬までも
華であり続ける
誇らしげ ....
こども時代なんて知らない
無休の無給の労働者
対価が永遠の闘病
合間にタワーの思い出
流星のように
青い空が覆う 

透明な海が歌う

熱帯の魚達が舞い 

足元さらわれて眩暈を感じる

焼け着く太陽が肌を焦がし

熱帯の山林が力を供給する

ハイビスカスが潮風に恋すれば
 ....
そんなに折れてしまいやすいのに、毎日穏当な光の前に立っていたあなたに
知らなくていいから、知ってほしいの

無名な誰かの孤独をたとえば廃墟から持ち去って
遠い向こう側の二重の世界で再生された笑 ....
きょうはたのしいお祭りだ
夜の恐ろしさを鎮めた神社へ行くと
本殿へとつづく参道の両脇に
LED提灯が吊るされて
ステテコに腹巻のおじさんや
派手なアロハを着たおにいちゃん、
ポニーテイルの ....
寒さのさかり
アオムギが枯れ果てて
地面の床がぎゅっという

月の後ろの黒い影
影と影とを足して濾す

獣が足並みを揃え
頭をひくく
さらにひくく

ぎゅっ

ううう手を縛り ....
あまりの美しさに息をのむ鳥  ジョウビタキは 
鳥の貴公子(オス)です

冬鳥ですが5月ころまで  いる事もあります
頭が銀色で顔と翼が黒色 腹部がオレンジ色という
鮮やかなコントラスト 
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
まちのくま2[group]はるな316/6/17 23:13
うりふたつ千波 一也216/6/17 23:13
領域あおい満月216/6/17 22:25
「ある日消えた明日」展あおば4*16/6/17 22:12
カラスだらけ朧月216/6/17 21:09
ペンペン青菜男「名を変えて獲物を狙う」花形新次116/6/17 20:55
風信びより梅昆布茶916/6/17 20:37
レタス316/6/17 19:42
ヴァージンミナト 螢316/6/17 19:21
春陽物川祐治016/6/17 18:50
ある日の献血服部 剛416/6/17 18:33
鳴神月(五)信天翁116/6/17 16:20
青い日佐白光016/6/17 7:48
ララバイ・グッバイもっぷ3*16/6/17 6:05
ziジツ n◯ Π┻幽霊016/6/17 5:28
未来へのタイムマシンst0*16/6/17 5:11
真実の事幽霊016/6/17 4:55
日々短角牛316/6/16 23:06
TOO TO TOO TOO竜門勇気016/6/16 22:48
檻のない柵はるな416/6/16 22:38
辞職独奏016/6/16 21:46
あおい満月116/6/16 21:35
パラレルワールドではいま吉岡ペペロ116/6/16 21:28
華やかに、華坂本瞳子3*16/6/16 19:36
助手席のゆうべもっぷ216/6/16 19:28
少年時代星丘涙2*16/6/16 18:43
ベビーチグトセ016/6/16 11:46
祭りの日atsuch...8*16/6/16 11:07
うずみずふるる5*16/6/16 8:41
ジョウビタキ 鳥の貴公子st1*16/6/16 3:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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