町田駅前で
町田駅前を行き交う人達の姿を
自身のポコチンを筆にして描いている
ホームレスの榎田作小太郎さん(67)は
町田市民に
町田のゴッホと呼ばれ
親しまれている

作小太郎さんが ....
五月雨に濡れる青い花びら

リアル過ぎて醜く映る容姿を見つめ

溜息をつく

絶望にも似た成長の過程が始まる予感

旅立ちを前に翼傷め

永遠の春を彷徨い続ける定めの様だ

春 ....
ラジオから流れる
ピアノとポップスの音が

疲れ切って、疲れ切った体に
じんわり、じんわりと溶け合って
夕暮れと仲良し

きょうも1日
ごくろうさまでした
なんてね
ここでは無いどこかで暮らしている
君の住む街は星が見えますか?

何も言わずにそっと離れたのは
自分を守る為だったのだけど
もう二度と会えなくなった今でも
その心の行方が知りたくて

 ....
茶碗だとかライターだとか
触ってないでわたしの話を聞いてください
はい
少しは落ち着きましたか
もういい? そうですか
ところでわたしがここに来た理由は
あなたもすでに察しているかもしれま ....
若芽をもいだ。青々しい痛みがまぶたを腫らす。

タールのようにぬめりとしたこの影も
洗いながすだろか。初夏のはらわたを破れば
透明な血があふれて、みな しらずしらず濡れてしまう。

罪と罪 ....
面倒くさいことキライ
細かいこと
あれやこれや
言われるのって
不愉快だわ

面倒くさいことスキ
しつこいくらい
ここもあそこも
見てもらって
愉快になる

面倒くさいこと
 ....
おとうさん
おとうさん
おとうさん
おとうさん


おかあさん
おかあさん
おかあさん
おかあさん




しのぶ












おじい ....
絞り出される音叉の連動
魂の浅瀬から鏡に映り

響く残響奥底からの木霊
未知なる既知の郷愁に震え

空洞の底から噴き上げる熱
変わらぬ憧憬を未来から招来し

夜の砂漠を間欠的に舞い吹 ....
葉になった記憶を、
私の歯が噛み砕いていく。
じゅわり液体になった思い出たちが、
苦い匂いを響かせて、
鼻孔に絡みつく。
思い出たちは雨になって、
見えない窓にふりそそぐ。

*

 ....
喫煙所の地べたに
こんな吸殻が落ちてんのは
なんでか
新宿の小田急前へ来るといつも思う

金だったらなあ

時は金なりというから
金っちゃ金か あー

都会ではできるだけ
 ....
レントゲンに映る骨格の美しさ
CTスキャンの的確さ
MRIに描かれたデッサン
内視鏡のリアルな映画
どれもこれも
何とも言えず美しいのだ

ぼくが外見的に美しいとは言えないけれど
素粒 ....
あなたの厳しさに育てられたわたしは
厳しい人になる途中

あなたの優しさに育てられたわたしは
優しい人になる途中

あなたに注がれた愛情そのままに
わたしが継げているかどうかはわ ....
川は流れをかえて
小さな水たまりを残していった
そこで鳥は水をあびていた
なんども
もしかしたら魚もいたのかもしれない
水浴びをした鳥はその
綺麗な羽をおしげもなく震わせて
水を切り捨て ....
なんだろう
これは
真ん丸なハゲが出来てしまったのだ

逃げる場所が無いからなのか
皮膚ガンなのか
日光のせいなのか
過労のせいなのか

あるいは夢の中でのことなのか

ぼくには ....
家のまわりをうろついてるあの音
ざりっざりっと砂利を踏むあの音
あの音
二本の白い木のような足
指は全部ある
裸足で少し汗をかいてる
五月の夜
家のまわりをうろついてる
あの音

 ....
ぽろり 
ぽろぽろ
涙が流れます
お母さん
ぼくは動脈と静脈を断ち切ってしまったはずなのに
涙がぽろりと流れてしまうのです

100%など誰に出来るのでしょうか
それを押し付ける人がい ....
無限に広がる宇宙の中で
夜空に落とした涙を見たい

例えば海に浮かんでいるボトル
或いは僕の得意なクロール

闇に溶けて解らなくなったのは
君と僕を乗せた砂のレール

今はもう動けな ....
ワイシャツの袖から小さな蜘蛛

どこかで難しい事を考えている

道行き庭々の花に見惚れながら

かけらばかり指先をかすめて往く

陽だまりの深宇宙に不快はない

言葉もないからちょ ....
指名手配犯の顔写真が
様々な色で
並んでいる絵を
パクリ承知で書いている
一番初めは
三億円事件の犯人
その次は
ヒラタマコトと爆弾娘が
交互になっているやつで
最新のは
ミタテシ ....
       最近 どうしたわけか
   卒寿となった おひとりさまに
            わけもなく
      にじみでてくる泪がある
         それは・・・・・
      ....
雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った

何処かの誰かの何かがこぼれ
気化したあとに上昇し

消化しようと昇華する

雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った

晴れて ....
先頭に居るのは誰なんだろう?
少なくとも君では無いはずだ
車酔いをする人がこの場所で
並んでいるとは考えられず

回り続けるメリーゴーランド
今日も僕は一人で乗り込んだ
出来れば君の背中 ....
ぼく雅羅櫛
きみ観瑠奇異上意

異星人が過半を占める地球で

どうやら宇宙は愛の摂理で
成り立ってはいないようだ

老後の資金なんてもう要らないし
どうせ星になるんだからなあ

 ....
きっこは~
お醤油好きだし~
高慢な性格だし~
将来、キッコーマンに~
勤めたいし~
ついでに言うと~
コーマン弄くるのも~
大好きだし~
やっぱ~
キッコーマン以外~
考えられな ....
 雨上がりが匂う緑の庭園で小さな世界は広がる。
 ピアノの音色が淡い世界に色付く。
 胸に抱えた定かでない悩みは昨日へ消えてゆく。
 私はただ黙々と小さな勇気を今日という日に積み重ねた。
 ....
浅いところで手を浸して
つめたいと言って笑った
いまごろにしてはすこし寒い
土曜日の午後のことだった
アイスクリームなんか食べたい気分じゃなかったけれど
きみが頑として譲らなかっ ....
あの{ルビ娘=こ}は女の子 なのに
選べなかった積み木で建てた家には
花を飾る場所がない
わたしが贈りたいのは
やわらかな色のラナンキュラスの束なのに
どうしたらいいのかわからない

だ ....
道行くカップルに
益虫判定をくだしながら
恩赦恩赦
勝手にしやがれい

かばおくんの鼻の洞
スペルマ蓄膿

生きるとは
信号待ちで
ナカヤマセキリョウの
リョウの字を
思い出そ ....
春風が
君と私の間を
通り抜けて
何億光年と
それは心を突き放す

春風が宇宙に吹いた日は
2人彼方に飛んで跳んで
最後に君の汗の匂いが
涙と流れた

ずうっと遠くの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
榎田ゴッホに花形新次116/5/19 19:01
老木に咲く青い花星丘涙3*16/5/19 18:49
ピアノとポップスうめバア516/5/19 17:48
スターマインミナト 螢216/5/19 17:39
途方春日線香216/5/19 13:45
犯罪によせて、みっつの詩印あかり3*16/5/19 12:20
面倒くさいこと坂本瞳子016/5/19 1:39
まりこ016/5/18 23:39
奥まる意識のその底でひだかたけし716/5/18 23:37
窓の足あおい満月516/5/18 22:47
遠恋もり2*16/5/18 22:44
美学レタス5+16/5/18 22:38
太陽千波 一也216/5/18 22:22
水をあびる鳥朧月316/5/18 22:21
10円玉ハゲレタス216/5/18 22:14
あの音春日線香316/5/18 21:51
涙の理由レタス516/5/18 21:39
月と僕と君のアルペジオミナト 螢216/5/18 20:43
蜘蛛連れてただのみきや5*16/5/18 19:35
ウォーホル、なに掘る、カマ掘る、タマホーム花形新次016/5/18 18:12
望郷(四)信天翁416/5/18 16:39
『レイン』ベンジャミン5+*16/5/18 14:33
安全地帯ミナト 螢216/5/18 13:18
平和に捧ぐ梅昆布茶816/5/18 12:51
マスオカキッコ「夢」花形新次116/5/18 8:33
庭園ヒヤシンス11*16/5/18 6:48
ナ・ツ・メ・ロホロウ・シカ...4*16/5/18 1:11
心の家もっぷ8*16/5/17 23:59
なりゆきとはいえ、あんたの神様nemaru016/5/17 23:54
こんにちはセレナーデ瑞海7*16/5/17 23:31

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