街にログイン、伝わらない言葉
見渡した限り、エラー
バグった。あなたは狂った
好きなんて意味が違う
精一杯の笑顔を作って
歩くことが辛かった
ウザかった先輩や後輩
1人でいるのが楽しかっ ....
キンタマ王子こと
キンタマ王子清介さんが
ストーカーと見られる女に刺され
意識不明の重体となった

女はキンタマ王子さんの部屋に
合鍵で浸入しているところを
地下アイドルグループ「大船0 ....
サガンの小説で出てきた
コートダジュールという地名
リゾート感の強い響き

日本にはないような海岸
人を引き寄せるカラーがある

落ち着いた時間が街を染める

古びた街に見えるけれど ....
 遠い記憶を辿ると僕はいつでも森の中にいる。
 そこには寂しさも悲しみもない。
 ただ胸のワクワクするような楽しみや嬉しさばかりある。
 自分一人だけの秘密がいつでも隠されている。

  ....
 昨日僕は坂道のてっぺんから街を見下ろしていた。
 今日はどうだ。
 坂道を転げ落ちて深い谷底から宙を見上げている。
 たかが一日で人の人生なんてどうにでもなるようだ。

 昨日僕の窓は ....
あじさいが虚ろに白く弾けている
八重咲きの皐月の朽ちた先に
猛々しく百合の立ち誇る
結ばない実を体じゅうに埋めた女と女が
安らかな泥濘を探して
月夜 月夜 と鳴いている
剛力の親指の爪垢を
取り出して
瓶詰めにする
瓶が黒い爪垢で
一杯になったら
蓋を開けて
鼻腔の奥まで臭いを
一気に吸い込む

むむむむむむむむ
むむむむむむむむ
むむむむむむむ ....
虹が見える二時
真夜中の朝二時
濃紺の闇夜
靄のように
七色の帯が拡がる
けれど対岸に別れた
二児を結ぶことなく
幻影は二次元のごとく
弄ぶ心を二字で書き表す
ことは叶わず煮え湯なら ....
何をした罰なのか
記憶が定かではないのだが
子供の時分は
反省部屋と呼ばれていた
離れの中の暗い部屋に
よく閉込められていた。

何も無い中に一組だけ置かれた
机と椅子について
陽が ....
幼い頃
それはとてつもなく恐ろしくて
地獄からの使者だった
雨戸を閉めた漆黒の中で
どれだけ涙を流しただろう
母を呼んでも応えは無く
父を呼んでも応えは無かった

それは
ぼんやりと ....
透明な水と同化した魚影の群れが
ときおり鱗の鏡を翻し
水面に立ち尽くす
ぼくを魚たちが笑う

その刹那を画像に留めようと
幾千のシャッターを切っただろう

虹の根元を見つけるような作業 ....
灰皿の中で堂々としてる
レシート裏に付いたキスマークは
あなたからの挑戦かも知れない

火を付けたら灰になってしまう
破ったとしても屑になってしまう
水に付けたら苦しんでくれるだろうか?
 ....
健やかな時ばかりじゃないさ。
 
雨の月曜日だってあるさ。
 
デートを断られる週末だってあるさ。
 
独りでつまんない時だってあるさ。
 
病に臥せる日もあるさ。
 ....
光点の移動、鮮やかに残響し
至高の形象、彫塑されていく

青はいよいよ青く
白はいよいよ白く
闇に映えて闇に映えて

響きの交錯と分離は絶え間無く
運動性の中でのみ只在る崇高

肉 ....
無限とはなんだろう 昔から学者を悩ませている
無限などは存在しないという学者がいる

無限という概念が必要な学者もおり 無限は何種類もあるという
無限自体がわからないのに それが何種類もあると ....
    愛犬が吠えたてるなか
        東隣りからは
  車庫シヤッターの上昇音が
        西隣りからは
     二階雨戸の開放音が
平和なかぜとひかりを包みこみ
  梅雨 ....
【黄金の川】

主述の黄金律が 逆さに流れている川が
ランゲルハンス諸島には或る
島では、今日も甘美なインシュリンの雨が降り
下降気流で冷やされた土壌に蜜の匂いが立ち上がっている

 ....
知ってた

罰は選べない


それだけはお願い、と思うほどの

それこそが罰なのだと思う
綿菓子器の真ん中で
砂糖がはじける甘い匂いを
思い出していた

縁日の夜
神社の鳥居の影が作る深い闇は
永遠に私の心の中

御神木の向こうに
ぽっかりと浮かぶ
白い狐面

 ....
玄関に人が来た気配があって
急いで出ると誰もいない
そんなことが何度かあって
もう相手にしなくなった

冷蔵庫にしまっておいた桃に
歯型がついていたこともあって
ぞっとしたものだが
見 ....
僕の身体は
どろどろに溶けた
小さな部屋に閉じこもり
どろどろに溶けた

生ぬるい温もりに包まれ
どろどろに溶けた
依存的な空白に心奪われ
どろどろに溶けた

僕はどろどろの液体
 ....
明日の味噌汁

発酵食品

腸内フローラなんだから

脳、心臓、

やる気

優しさ

脳、心臓、

明日の味噌汁

発酵食品

腸内フローラなんだから


 ....
「一」を「一」が支えるから「人」
「人」との「間」と書いて「人間」
「人」が「生きる」と書いて「人生」
「人」と「生きる」と書いて「人生」
「人」を「生かす」と書いて「人生」
「人」に「生き ....
気だるい夜
薄明かり
遠くのネオン
何台も滑走していくアスファルト
錆び付いた体
虚ろな目
愛しいキミ
すがるように辿り着いた夢のまた夢
柔らかい肌と乾きかけの長い髪
爪の先
こぼ ....
2012.11.25 日曜日
もうすっかり病みつきになってしまったあの人の舞台を観に、大阪へ。
大阪っつうと今までUSJくらいしか行ったことなくて
街並みがどんな風景なのかどこに何があるのかもほ ....
ただ前を見つめていても
なにも始まらない
心が飛び立とうとしても
身体が邪魔をする
息を飲む
眉をひそめて
時が過ぎるのを待ってみたりする
時間はなにも解決しない
陽は上り
月は沈み ....
その名は釈迦という
森羅万象に眼を奪われ
哀しみと美しさに
その眼差しを静かに落とす

彼は旅を続け
悲しみを喜びに変えて
今も我々を救済し続けている

彼は神や仏といった
遠い存 ....
この島はタツノオトシゴに似ていて
龍の系譜に連なっていた

大地に走る雷鳴が走り
銅鑼が鳴る
人々は狂騒し
天地に祈る

龍に連なる人々は
哀しみを喜びに変えて
またひとつ
慈愛 ....
  右腕や左腕やどちらでもない腕などがそこに浮かび、
  かえってきたのか向かっていくのか全然わからないが
  アルミ製のサッシ越しに月面の色でくりかえされている
  気は確かだ気は確か ....
  かたむいた胸を
  祭太鼓が踏みかためていく
  永遠へ向うあなたの黒髪の隙、
  円形・方形の一群は街を滑落し
  ひかりとかげを揺れ模糊となっていく
  わたしのさびしさの刹 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
失恋独奏116/6/11 7:52
キンタマ王子、刺される花形新次0+16/6/11 6:43
コートダジュール夏川ゆう116/6/11 5:23
森を想うヒヤシンス3*16/6/11 3:52
後悔と反省の狭間4*16/6/11 1:18
女と女はるな916/6/11 1:14
花形新次016/6/10 23:51
にじよ坂本瞳子016/6/10 23:28
私と反省部屋 くろねこ1*16/6/10 23:00
髑髏レタス116/6/10 22:51
明日3+*16/6/10 22:13
ミナト 螢416/6/10 21:04
生きてさえいれば 元親 ミッド216/6/10 20:16
思考シ.02ひだかたけし416/6/10 18:59
無限の考察st0*16/6/10 18:15
鳴神月(三)信天翁316/6/10 13:10
川辺にて(三篇からなる オムニバス)るるりら6*16/6/10 10:38
因果ガト2*16/6/10 2:54
篝火7*16/6/10 2:47
誰か春日線香016/6/10 0:51
wakaba016/6/10 0:18
明日の味噌汁吉岡ペペロ016/6/10 0:05
言魂少年(しょー...216/6/10 0:01
zephyr016/6/9 23:59
都会の空は狭いってよく聞くけど、案外そうでもなかった。0*16/6/9 23:51
夜明け前坂本瞳子016/6/9 22:40
レタス516/6/9 22:27
列島216/6/9 21:54
多い腕草野春心3*16/6/9 21:46
かたむいた胸[group]316/6/9 21:30

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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