朝に 山の頂上にいる山吉様に祈る
大きな杉の木 細かな葉の揺れ
ただ 裏山に向かい手をたたき
深呼吸を 幾度か繰り返す

すって はいて
大きく両手を動かし 空気を循環
鳥が羽ばたくよう ....
 ない、ということを理解するのに
 今までかかった

 それを伝えられるようになるのに
 あとどれだけかかるだろう

 こんなにも満ちあふれているのに
 本当はなんにもない

  ....
ゴールドベルク変奏曲は   バッハが音楽を手ほどきした
不眠症に悩む        カイザーリンク伯爵のために
この曲を作り演奏して    彼を安眠させたという曲で
ある高名なピアニストが    ....
キンタマ王子率いる
キンタマ国のテロリスト5人が
沖縄そば屋に
人質25人とともに立て籠り
突入した警察と銃撃戦を繰り広げた
テロリスト5人は全員死亡
警官も2人死亡した
人質25人のう ....
許せないだけだ

彼らはひとを許せないだけだ

ひとが幸福を感じる価値観を許せないだけだ

その価値観は正しくないと示したいだけだ


妊娠でもしたのだろう

きっと

こん ....
黄昏に染まった町を背にして
こっそりタバコ吸った 紫煙 ユラユラ×2
あのころの僕は いらん子って呼ばれて
遠くの 煌めく物ばかりを見ていた

オレンジ色の草に寝っ転がって 縋りの猫とた ....
夢は白黒で見なければならないのに

最近はカラーばっかりだ

世に溢れる色彩に

寝ているときにまで縛られているのだ

液晶だとかデジタルだとかスマホだとか

ぼくらはあいつらに溜 ....
真夏日の暑さが続く中の発熱は厄介で
自らの体温と外気がほぼ同じというのは
得も言われぬ不思議な感覚を覚える
体温計の目盛が三八度を越えると
自分はいかにも重病人になった気分で
悲劇の主人公よ ....
エアコンは熱を帯び

扇風機は首を振り続ける

連日の熱帯夜に熱帯魚が泳ぐ

凍り付いたポカリのボトルで

熱中症対策 孤独死対策

夜空に奇麗なフロンガスの運河が浮かび

地 ....
    僕は夏に恋した そして君に出会った 波寄せる海岸で
  たかなる胸 夏恋しい 海恋しい 君恋しい 


  生まれて初めての海 まるで初恋のよう
  僕の心 ....
あなたは目にうつる白いものを、
すべて青に変えてしまう。
水鏡にうつる足元の世界に生きる、
私たちの空まで。

あなたの青に染められた私たちは、
本当の青を知らなくなった。
ただ、雨の色 ....
淀みなく くるくると回る辛夷の葉が 
余りにも大きくて 目を閉じたけれど
バララン バララン ば~ら~ら~ と
黄色の房でも思い出しそうな 激しい音とともに
何処までも 追い駆けてくるから ....
コンビニのドアが開き
ひらひら舞い出たモンシロチョウ
誰も見てはいない

光は雨みたいに激しく額を打ち鳴らし
影はつま先から滾々と湧き出している

こんな日だ
わけもなく後ろから刺され ....
空を覆う電線
窮屈で不自由だ
鳥の糞が落ちてくる
ウンがついてラッキーだ
そんな風に笑う余裕も
今は無い

檻のように
張り巡らされた中で
生きる自分の罪を問う
許しを乞うて長らえ ....
かすんだ てのひらに 唇
揺ら



指をつれて
濁る朝

 
わしづかみにされた
習性が
ひどく充血したかれの眼を
せめたてる



知られたりはしない朝の ....
ドン底をピカピカに舐め回し
根を剥ぎ取った鬼の形
鎖を噛んで親不知取れた
美に傾いた大衆を殺して

背背背 僕のとかよりせ
窪んだ内臓の中身は血
いかしたゲロ投げてやれ
いかした気違い ....
おかあさん、あなたのいない夏がまた来たよ
そうしていま選挙の時期です
口癖のように歌のように
あなたはいつも
社会貢献できてわたしの人生は幸せよ。
そう、甘ったるく高い声で
誰にも有無を言 ....
雑草の陰から誰かが覗いていた

見つめていた

真昼の情事を繰り返すふたり

野良猫が横切り

伸びをする

汗ばむ肉体

ねじれる肉欲

雑草の陰から誰かが覗いていた
 ....
青い空に風が通る
白いワイシャツに血が飛ぶ
右手には包丁
目の前に倒れる男の腹に
何度も叩きつける
きっと僕は叫んでる

そいつは妹を犯したんだ
妹はまだ15歳だったんだ

でも、 ....
今頭から離れなくなっているのは雲の巡りの歌。岩だらけの高山の頂を擦過して暗い鉱物に脈動を贈られ、波の荒い大海の巨大な表情でひずんだ音響により膨張し、ありふれた市街地の上空を闊歩して人々それぞれの生 .... 地上に張り巡らされている
電線は電気蜘蛛の糸で
地球はからめ取られている

電気蜘蛛に支配されているのに
人は電気を支配していると思っている

誰も発電所にいる蜘蛛を
退治できないのに
ちっちゃなちっちゃな苛立ちが
筍みたいに
地表に
尖った芽を出したかと思うと
みるみる
大きく育ちはじめて
考えないようにしようと思っても
忘れようとしてもてがつけられない勢いで
肥大 ....
「ばぁばはけっこんしたの?」
「したよじぃじと」

「じぃじのことすきになったの?」
「好きでも嫌いでもなかったのよ」

「どうしてけっこんしたの?」
「皆が決めたの
そういう時代だっ ....
愛が 欲しいよ

僕のこと 見つめて 笑ってよ

恋では ないけれど

好きでは ないけれど

あなたと 言葉 交わすと

微かな 幸せと 勇気

与えてくれたよ

少しだ ....
あの日

薄っぺらい
漂白したような
真っ白な朝が来て

君は18才だった


世界は分かり易く
悪者と
馬鹿な大人に
区分され ....
 内なる魂に呼応する音楽はどこへ行った。
 夜の帳のその奥に私は何を見た。
 全ては私の表面をなぞってゆくのみ。
 情熱の欠乏に微々たる感性が泣いている。

 瞳は轟炎の中の親子をただ見 ....
線香花火の火花を
ぼんやりと見ていたら
心のなかに響く声
遠い夏へ誘う

眩しい陽射し 虫取り網
三つ編みの君の
麦わら帽子 飛んでゆくよ
そっと風に乗って

何処までも
二人で ....
くだらない演奏会や      お粗末なCDを買うくらいなら
パブリックドメインで     無料で聞ける
世紀の名演奏を聞くべきだ   

かくいう私も最近知ったのだが シュナーベルの演奏が素晴 ....
あなたのことが好き
私がまだ知らないこと
謎めいた部分が光っている

寄り添い歩けば
街は二人だけのもの

お互いの好きな気持ち
全身で知っている
だから不安などない

アイラブ ....
キンタマ王子が
獣姦文春に
不倫をスクープされた

相手は吉田羊子さんという
牝の羊で
付き合い始めて
三年になるらしい

出会いは
牧場での焼肉パーティで
そのとき羊子さんは
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
羽呼吸砂木6*16/7/3 10:59
なにもない塗絵 優作116/7/3 10:12
皮肉なパラドックスst0*16/7/3 10:08
キンタマ王子、銃撃花形新次016/7/3 7:32
独裁者たちの憂鬱吉岡ペペロ116/7/3 2:38
14歳颯太@1*16/7/3 2:36
夢は白黒吉岡ペペロ316/7/3 0:00
真夏の夜の熱坂本瞳子1*16/7/2 23:30
地球温暖化星丘涙0*16/7/2 22:42
夏のアルバム~たかなる胸1*16/7/2 21:34
のぞきいろあおい満月216/7/2 20:52
嘘まんじゅう藤鈴呼0*16/7/2 20:07
そんな日和ただのみきや12*16/7/2 19:35
_たいら016/7/2 18:47
知られたりしない朝DFW 016/7/2 17:24
背背せ毛毛けxx陽向016/7/2 17:11
がいこつつづり田中修子16+*16/7/2 16:34
情事星丘涙0*16/7/2 15:43
grotesqueopus016/7/2 15:13
葉leaf116/7/2 15:00
電気蜘蛛イオン2*16/7/2 12:32
Lucy5*16/7/2 12:12
祖母の結婚しょだまさし616/7/2 10:10
朝とあなたCoCoa016/7/2 9:36
名前を入力して下さいTAT116/7/2 6:50
情熱ヒヤシンス2*16/7/2 5:28
線香花火颯太@2*16/7/2 5:26
アパショナータ・ソナタst016/7/2 5:17
アイラブユー夏川ゆう116/7/2 5:16
キンタマ王子、不倫花形新次016/7/2 2:24

Home 戻る 最新へ 次へ
1331 1332 1333 1334 1335 1336 1337 1338 1339 1340 1341 1342 1343 1344 1345 1346 1347 1348 1349 1350 1351 1352 1353 1354 1355 1356 1357 1358 1359 1360 1361 1362 1363 1364 1365 1366 1367 1368 1369 1370 1371 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.17sec.