死にかけた変なジジイが
生活保護を受けながら
クソ投稿を繰り返している
変なジジイ風の奴は
ほぼすべてこいつの変名らしい
金を集られたおばはん曰く
顔も醜くてスゲエきしょいらしい
あ ....
将来は
というか死んだら
しろい造花になろうと思っていた
それでパチンコ屋の入り口に飾られて
べかべかした電飾を受けて
しだいに埃を纏って、燃えないごみに捨てられる
生きるのが ....
風が流れる
草木を揺らし花びらを散らし
風が流れる
雲が流れる
陰りを運び雨を降らせて
雲が流れる
水が流れる
岩を削り土を掘り下げる
水が流れる
人が流れる
道が整い ....
東神奈川から仲木戸へ向かう陸橋で歌う
女のストリートミュージシャンがいる
キーボードでの弾き語りを
スピーカーでガンガンに流している
今日は、aikoの「カブトムシ」だ
この間は「オリビ ....
横浜線の
車内で立っている俺の
目の前の席に
女装した男が座っている
カチューシャをしている
花柄のワンピースを着ている
不機嫌な顔で
スマホを見ている
ものすごい速さで
文字を打ち ....
三つ編みをほどいたばかりの波が
雨上がりの森になびかれている
ステンレスの鋏を握ると
約15センチの断髪式
私はあなたの為の天の川を
これから時間をかけて
伸ばして行こう
願 ....
床に転がったおまえをどこに捨てよう
細かく切り刻んでビニル袋に詰めて
生ゴミの日にまとめて捨てよう
どこかから車を盗んできて
山の中まで連れてって埋めて捨てよう
それとも誰も来ない辺 ....
いくらかんがえても
わからんなあ
ひとりでさけでものもうかのう
両手を広げて高く掲げて
スキップして跳ねまわりたいくらい
こんな喜びをそのまま素直に
全身で表現できるような
私ではないけれど
感謝の気持ちを伝えたい
ありがとう
たった一言だけ ....
夏の夜に浮かび上がる
さそり座の心臓、火星
とうたっても
こちらの夜は星座もろくにみえやしなくて
夜空は地上に住む人の心を写す鏡だというなら
みやこのこころはどれほど滅んでいるのかしら
....
いつも優しい気持ちでいたい
そう思うのは嘘じゃない
常に穏やかな気持ちでいたい
本当にそう思っている
だのにそうはできないのは
私が悪い子だからだろうか
怒りに顔を赤らめ
哀 ....
父の詩を書くことにした。
見えない世界と繋がって
無くした親子の時間を取り戻す為に。
肩に手を置いて
にこりと笑う父の姿が見える。
「お父さんどうですか?気に入りましたか??」
私は声 ....
あなたが好き、好き あなたは言いすぎ
あかくなりしたを向いてる
ぬくもりを ぬくもりで 唯 抱きしめた
あなたが好き、好き 波うつシーツを
朝のひかりが照らすころ
も ....
今はラララ
ほんの少しの
幸せに満ちている
優しい彼がいるから
痩せては
枯れて
やがてはブラックホールに
呑み込まれてゆく
そしてパラレルワールドに生まれ変わり
前世の因果を背負い
戸惑い
流れてゆく
せめて
川面を埋め尽くす
花筏に ....
独りシンドクならないで
助けのチャンスは必ずやって来る
わたしがあなたが
いくら追い詰められても
静か時流は続き進む
己、濁世に呑み込まれつつ
本当の本質 一瞬の雷鳴
微かなサイ ....
なかったことにした約束のあとの
最初のメールを送るくらいの
その場しのぎの気まぐれで
やさしい人だと言われている
きみのずるさを
わたしだけは暴いてあげたいと思った
それがただの気まぐれで ....
情けない
評価ばかり気にしていた事が
そんな生き方が情けない
嫌われても
けなされても
自分の道を歩めばいい
自分を失うな
飾りすぎるな
私は私の道を行 ....
バスを降りて、すこし小高い場所にある停留所から
なだらかな坂をくだっていく
昔、万博が開催されたこともある街
坂をくだりきった道の角には
くたびれたカボチャやスイカを段ボールに積みあげ ....
夏はじめの潤んだ月夜の空は
どこかで海とつながりあうらしい
その空を唄うように泳いで
{ルビ人魚少年=マーボーイ}がこの窓辺にやってくる
真珠色の肌
うす緑とうす青を帯びた銀色の鱗
無 ....
四丁目の角で組頭のライオンが吠えていたので
ゴリラの警察官に通報し
池袋で親友の牛さんと焼き肉を食べた後
キリンの娘と買い物をしてぶらぶらした
蟻の介護士にお袋の面倒を見てもらい
鯨の同僚と ....
好きな女の名前を彫ったはいいが
その後女が別の男と一緒に
しかも自分の全財産もろとも
消えて無くなったとしたら
若気の至りとは言え
後悔してもしきれないだろう
一人残されたサウナ入室禁 ....
もうどこにも行けない状態だからとか
昔見たあの光景をもう一度見たいからとか
求める側には少しばかり切ない理由がありそうで
でもたぶん
作り手側にはそんな理由なんかなくて
自然を再現するなら海 ....
顔の無い自分の顔の部分について考えている
なぜか?
非常識だからだ
洋服を着たからだだけが
ぺたんこになって地上に映し出されていた
これからもわたしたちは
なんとかマップにマッピングされて ....
海辺にて、そっと笑う、ふっと怒る、さっとさみしがる、ひとりひたる、ふたりしずむ、ゆ、ゆゆしき、しきたり、たのみのつなわたり、ろうか、かいくぐる塩分濃度30%海のち夏のはじまり、雨あがりに、アンドロ ....
水平線が見えて
(水平線が遠くに)
砂浜がある
(足元に砂浜が)
見上げると
(あわてて束ねたような空が)
振り向くと
(後頭部の景色が見える)
ヘッドホンから聞こえる波のような音 ....
夏ってなにかな
ビールだね
へえビールってなんだろう
たとえばこれ以上ないやつで
シメイブルーだね
世界一うまいビールだとおもう。
とくにマグナムの3年熟成もので状態が ....
黒い粒が 干からびそうな勢いで
光を集めることも忘れて 泣いている
もう良いだろう
頭を撫でてくれる先生は 休養中
冬休みは 未だ先なのに
どうしようも なくなった
僕は くるくる ....
朝
多摩川で
モーガンフリーマンがベンチでくつろいでいた
仕立ての良いグレーのスーツにグレーの帽子をかぶり
振り向きながら
彼は言った
心配するな
全てうまくいっている
....
帰りなさい帰りなさい
あなたの家に
帰りなさい
そんなの川に流してしまいなさい
砂漠に捨てていきなさい
帰りなさい帰りなさい
あなたの故郷に
帰りなさい
故郷も家も捨てたなら
....
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