ゆとりと作ったのは大人なのに
その大人がゆとりを壊す
全てをゆとりのせいにして
傷とミスをまず整理して
順応できない。傷が増える
大人のルールにがんじがらめ
自由を間違え、生きている価値が ....
どこから、どこまでが
いのちなのか
そんなの、訊ねられても
わかんないよね
ましてや、人生なんて
いつから、どこまでだなんて
微妙だからさ
わかんないよね
考えるのもアホらしくって ....
久々に友人宅を訪問することにしたが、手持ちは持たない
既に十一月の末で、もうすぐ今年の最終月、言ってみれば大嫌いな季節だ
冬なのか晩秋なのかさえはっきりせず、グダグダと薄ら寒い風が吹き
みぞれか ....
いつも何かを
思い出しそうになっている男がいた
道を歩いていても
仕事をしていても
本を読んでいても
酒を飲んでいても
時折手を止めて
思い当たるふしのある
顔をする
そして結局思い ....
いつも数で表されてきた。
いつも数で表してきた。
数と会話しているのだ。
数に熱中して学んでいる。遊んでいる。
こころが海の上を歩いている
からだは地上を歩いている
両方とも歩いとるな!
風と雨が時間を教えてくれるから大人になっていく
言葉と会話して詩が生まれた
第零次世界大戦の死傷者は零人
村のお月さん
雲にのる
そりゃ
みんなが穴になる
村のお月さん
雲にのる
そりゃ
みんなが穴になる
…まま
みんなが
穴になる
....
北方領土と
尖閣諸島と竹島と満州が
日本の領土かと問うて
違うとぬかす奴らを
取っ捕まえて
筏に乗せて大海原に
放り出し
強制出国させたいと
思っている
成りすまし日本人及び
支那 ....
終わってしまった恋
終わってしまった恋なのに こころよりからだが覚えてる
朝起きるたびに手を伸ばすのは きみがいるはずのところ
コーヒーカップを無意識に ....
僕は毎朝オニオンサラダを食べ続ける
家庭菜園で作った玉葱をもらったから
いつものスーパーの袋入りコンビネーションサラダではなく
ドレッシングは胡麻ときどき和風ときにはゆずポン酢がいい
....
大好きな あーちゃんの ほっぺたが
余りにも やーらかかったので
触ってみたいな って
そう 思って
取っ掛かりなんて
いつだって
そんなふう
耳元を さわっと吹く
やさし ....
進化を続ける花火
でも
昔の雰囲気を帯びている
花火師たちの
たくさんのアイデアが
大輪の花になる
大きな爆音と共に
巨大な花火が夜空を覆う
光のシャワーを浴びる
家 ....
雨の雫が涙のように乾いた私の頬を伝う。
黒、もしくは赤の色彩の中に、そう、それは夜だ。
魅惑的な静まりの中でガラスの心を持つ者は
人知れず暗闇に安堵し、一時の安らぎを得るのだ。
....
乳首にシャボンをつけて
グラビアに載った過去など
淫行ジジイに比べれば
可愛いもんだよな!ちん!
ほらっ、きみのことを
疑っている奴らに
言ってやれよ、ちん!
尖閣諸島は
日本 ....
窓の開かない部屋で
空調の風
思い立ちこんな真昼に髪だけ洗う
なおさらに、 心地よくなる
ソーダを切らしていてトマトジュース
神さまは居る、 あらためて 思う
ドライヤーはあとすこ ....
泣いてる
言葉が泣いてる
戻れない昨日の私の愚かが泣いてる
ふと
遠くはなれてしまった人の姿が
無造作に表れてくる
胸の底が熱くなり
息が気にかかる
この頃は生きていることに感謝もしなくなり
死んだように生きている実感もわかない
た ....
俯いて下町の路地
久しぶりのスニーカー
探しているのは石っころ
謂われなくとも蹴っ飛ばしたい
謝らないよ
石っころ
哀しい想いをしたときには
夜空を見上げると
稀に灰色の雲が流れてゆく
そんな不安な姿を眺めては
気持ちが和らぐ
速くないスピードで
浮いているだけのようで
どこへ行くともなく
目的 ....
鰤よ 鰤よ
ぶりだいこんになる鰤
さしみになる鰤
ブリトニー・スピアーズになる鰤だっている
生命って不思議ね 輪廻転生って不思議だわ
どんないい事をしたんなら
あ ....
すべてを
目に映るもの
手に入るもの
傍にあるもの
大切なもの
嫌なもの
そのすべてを
跡形もなく
感慨もなく
壊すんだぜ
この手で
他の誰でもない
己の手で
か細い腕で
....
うちの 時計は
一週間に一回は 銀色のねじ回さなきゃ
止まってしまうの
だからね
あたしがそのねじをまかないと
もう二度と 土曜日なんて
こないのよ
マイナスイメージを喚起するために
ネトウヨを使えばいいと思っている奴は
クソつまらない
デマゴギースターリニストなので
消えてなくなればいいと思う
俺なんかさ
誰か俺のこと
ネトウヨ ....
ムックリの音色響き渡る
岸辺に
流れ着く緑の毬
湖水に
浮かぶ金の毬からも
滴る
粉々の
月の欠片が奏でた
ユーカラ
変奏される
血脈
封印された神々の記憶
「サン」
ありったけの善意が
満ちていた画面
だれもがいいヒト
でいようと必死だった
みんな
自分自身の状態に
満足し
あきらめが蔓延し
死の匂いは充満した
吃音症の弟が
ぼ ....
明かりの少し落ちた町で暮らしていたとき
身近にいる友だちと会うことがなにより恐ろしかった
だからこの街に引っ越してきたときに思った
あの人もあの人も果ては両親さえももう誰もいないのだと
....
意味がなくなり
身体だけがあり
生きることにした
扉の外へ
言葉きらきらと乱舞して無残
荒んだ顔を空へ向けなよ
いまが
いまに
生まれ
変わる
のを見たんだ
立 ....
160804
台風5号が発生
あさっては小笠原に近づくともいう
サーフィンが五輪種目となったから
いいトレーニングになるねと
大きなうねりが押し寄せるのを待つ
....
そぼふる雨の四つ角で 突然あった懐かしい人と
時をわすれてみつめあう
街灯がやさしく照らす横顔に 愛の記憶がよみがえり
わすれていたはずの ことばが生き返る
いつしか二人 ....
朝陽は陰々と降りかかる、その日の人々の通勤に結論を下すため。人々が夢から生まれ、途端にすべやかな仮面とともに成人するのを見届けるため。電車は巨大な獣のように息を荒げて疾駆する、人々を腹の中に収めてはま ....
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