押し寄せてくる波は 取り返しのつかない一発勝負で
シを選び取る 群青色の魔法、
弾ける白い飛沫が 壁の飢えで踊っているのか
シンボリックに浴びるシガイの光線が
ワタシのサーフィンを加速させる、 ....
ブタの国が
核実験をやった
ブタの国の原爆は
ブタ雲が沸き起こるのが特徴だ
ブタ、ブタ、ブタ、ブタ
刈り上げブタが豚足を叩いて喜んでいる
この豚肉の扱いには
中華料理も手 ....
それがことばになる。馬が野を走るようにこころを放て!
あなたの悲しいつぶやきも、わたしの悲しいつぶやきも、宇宙のこころに届けばいいね。
くすっと笑ったり、ガハハハハハと笑ったり、ふふふと笑った ....
この度 わたくしが 申し上げたいのは
雪室とは 全く違う空間のことで ございます
もこっとしたダウンを羽織れば
世の中が 温たまるものと 勘違いしている殿方も
意外と多いようですが 良 ....
まる
さんかく
原始
くるくる
かたんかたん
とんとん
ぐわんぐわん
しとしと
原始
さんかく
まる
木洩れ日
さえずり
....
気がつくと、
一面真っ白な部屋のなかにいる。
部屋には窓一つない。
空気がこもっている。
部屋中に白い音がする。
天井に向かって手を伸ばすと、
目には見えない皮膜に触れる。
シャボン玉の ....
経済的に豊かなこの国で
なんでこんなにさびしいんだろう
涙も出ないくらいさびしいんだろう
食べ物がいっぱいあって
便利で快適なこの国で
なんでこんなにさびしいんだろう
涙も出ないくらいさび ....
光と闇が曖昧なところで
法は硬く鳴り続けている
正しさとも善さとも無関係に
法は朗々と鳴り続けている
だがこの法の音律が
軍隊のざわめきを定め
議会の票に数を与え
罪人の肌に烙印を押 ....
遠くとを結ぶ飛行機
短い時間で移動が出来る
出逢いと別れ
数え切れないほど
繰り返してきている場所
飛行機好きの人々
飛び立つ姿を見て
遠くに想いを馳せる
みんな何処へ向か ....
あなたはそこに立っていた
無くなる事のない
花束を抱えて
何も言わずに微笑み
太陽を背にしながら
あなたは
その花束を抱えていた
擦れ違う見知らぬ人にも
一輪 一輪 花を差し出 ....
子孫へ
2016年9月9日(金)←これは曜日というもので、今のところ7つあります。惑星の感じ(ならび)でつけてあるのだと思います。これから増えたり減ったりするかもしれません。23時47分です。こ ....
揺り椅子のうえで目をとじる、彼女
ざわめきを
聴いている
上手く死ねたら切符をかおうか、
ぼくらをつくった神様を
つくった神様にあいにいこうか
揺り椅子ふらりら ....
ゆめからさめて
手を伸ばす
爪にとまった蜉蝣
掃除機をかける音 かすか遠く
木馬が揺れて
ベビーベッドに霜がおりる
目の前で
硝子のつぶが揺れる揺れる
「あ」と「 ....
ある書物は私を受け入れ、私の居場所を示している。
そんな時私の心は大きく開き、静寂の中の喧騒にただ驚く。
私の頭上に雲はなく、大地の裂け目では清冽な泉がこんこんと湧いている。
私の精 ....
朝がこない夜もいやだが
夜がこない朝もいやなものです
がんばっても
がんばっても
がんばれと言われるような
がんばらなくても時間は流れるのにね
海辺に打ち上げられたクラゲを見ましたね
巨人のコンタクトレンズと言うので
笑いました
疲れて適当に入った居酒屋で
出てきた器がどれも美しいので
しばらくおとなしくなった私たち
でした
....
哀しみ降って来る
一斉に響きとなり
冷え震え降って来る
どうしようもないね、
この欠損だけはもう
ひたすら雨の降り続く
ひたすら鈍色の大海に
しとしとしとしと静か
大海に雨の降り続 ....
あたし決めたんです
洗いざらい
真実を話すって
このまま偽りの姿で
生きていくことは
自分自身の存在を
否定することになるんじゃないかって
それに
周りの人たちは
薄々気付い ....
うんざりする程のルールには
もう疲れたわ
今夜はこれでおしまい
ノイズのベッドに
レタスとトマトを乗せて下さい
ほっといて
探さないで
アタシを
検索しないで
hamburg ....
なのであまり大声出さないでほしい。
叫び声なら良い。正義じゃないので。
いっぱい泣いてほしい。それが歌だ。
いっぱい笑ってほしい。それが君だ。
女性の魅力は
顔だけじゃない
おっぱい、髪、うなじ、耳、お尻、足首、手先など
いっぱいある
近ごろ僕が特に魅力を感じるのが
女性のあの「蚊の鳴くような声」だ
あの声を聴くと
女性がとても ....
部屋のなかの風速はマイナス
まるでフラスコの底で
蹲るだけの異邦人
となって私は偶像を失い
祈り方を忘れる
(遠ざかってゆく)思い出という名の
私を掌ってきた漣は
枯渇したみずうみで途方 ....
おっぱいパブには出口が無い
おっぱいを揉むという行為に夢中になれる時間はとても短い
以下は早めに終わってしまったために持て余した時間を利用したインタビューです
この仕事以外に何かしてるの ....
「即興」
タバコに火をつけて燃え尽きる時間
それまでにどこまで書けるかな
書ききれなくて また新しいタバコに火をつける
白紙の紙を見るとまた何か落書きしたくなるから
夜が ....
《メール 未読:1》
本に夢中で放置していた携帯には
君からのメールが届いていた
私が行けないような土地まで行く
そんな仕事に就いた君から届く
久しぶりの定期便
今回はどこ ....
暗い東京の夕暮れに、緑や黄色のランプがいくつも滲んでいた。
僕はただ黒いTシャツに汗をにじませながらタバコを吸い、
見えない受話器のむこうの相手に、話す。
カセットテープのバラードが流れている。 ....
私、北海道に行けなかったら死ぬ前に絶対後悔するとおもう。といって彼氏に連れてってもらった彼女。
ちなみに私死ぬ前に○○できなかったら後悔すると思う。シリーズは、その他にも、たくさんあるら ....
小さい子供が寝ている
スースーと息を吐き
横になってただ寝ている
私はそれを見て安心する
その無邪気さに
その無防備さに
君は私の大事な娘
小さい子供が寝ている
スースーと息を ....
きれいになりたいな
なんかどっか遠くへ行きたいな
なにかたのしいことしたいな
おなかいっぱいになりたいな
甘いものが食べたいな
お花畑に行きたいな
かっこいい彼氏がほしいな
きもちよくな ....
誰かの子なんて興味がない
天才は
息絶えようとする遺伝子の
最期の足掻き
消える前の炎の輝きように思えるから
誰かの子なんて
もて囃すのは
何も知らない
能天気なおバカさん
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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