ホロリと涙 ひとしずく
枯らし ぴーぷー 吹いてきた
貴女は何処へ行ったのか
風の便りも途絶え消え
ホロリホロリと 泣き濡れる
一人ぼっちで日が暮れて
夢見る明日もありゃせんな
....
じぶんのことだけいちばんに考えているのに
じぶんのことを忘れていたいだなんて
じぶんのことなんて他人のことなんだ
きっとたぶんじぶんなんて他人なんだ
いちばんに考えているのは他 ....
さあ、次の旅を。
マリーゴールドが咲いてしまった。
悦びだけで
日を暮らすわけにいかない。
間違い探しの街を抜け
答え合わせの国を出て
イルカのように光を浴びる。
君には ....
生まれたばかりの君は聖なる皮膚に包まれていた。今君は聖なる皮膚を脱ぎ捨てて、聖なる脈動となりほとばしり、聖なる瞳となって散っていった。祝祭の鐘は鳴りやまず、君の存在は歴史に深く刻まれた。君はもういない ....
みんな同じピアノを弾いている
たくさんの手が、それぞれの好きな音色を奏で
みんなピアノを弾いているうちに眠った。
ふわんてしてる
気持ちがふわんて
気合が入ってないんじゃないかって
そうかもしれないけど
ビシっとピリッと
どうにもいかない
ふんふんなんて
鼻歌唄って誤魔化してみる
....
記憶のほとりに座り
流れてゆく断片を
拾い集めながら暮らす
また泣いているけど
誰かに知ってほしいからじゃない
とつぶやきながら
、何をしたいのか
みえないから
つくっているのだろ ....
斑鳩の飛ばぬ夕べがあり
甍の高いこの寺は崩れる
僧どもは眼病に侵され
いまだ訪れぬ仏達を信じ得ぬ
在り得ぬ時代の熱い聖地で
禁断は男や女の喜ぶ寝床
夜は過去の阿闍梨を招くのだ
彼の行 ....
スーパーなどで見かける
期間限定の商品
つい買いたくなってしまう
期間限定の商品は
すぐ売り切れてなくなる
様々な期間限定を並べ
買わそうとする
スーパーのスタッフが
お勧 ....
時は大洋の彼方に浮かんでいる。
私の土地からは見えないが鼓動は確かに響いてくる。
さてこの時を何に使おう?
まずはひっそりと旅に出ようか。
海の見える街は憧憬の彼方に佇んで ....
いつからだろう
やらなくてはならないことが
できていなくても気にならなくなったのは
宿題や持ち物を
絶対に忘れることなどなかった
あれはもう遠い昔
いい加減にしても誰にも怒られない ....
泉の水は
色を変えていく
溢れる事だけを
辞める事無く
溺れてしまいそうになる
深い夜の沼地に落ちて
誰かと叫んでも
抜け出す事も不可能な夜
泉の水音に
耳を澄まし
....
妻を愛している
妻とのセックスに
不満がある訳でもない
だからといって
オナニーをしないかと言うと
そうではない
オナニーは別腹だ
セックスの直後にだって出来る
腹一杯でも食べられ ....
私たちは流れゆく時には悲しみを分かち合い押しつけあう笑顔を見せて
見ている見ていられる友だちの姿は今転ぶごめん笑って
射て、的がないのでドーナツの穴を見て
優れた機構を持つ君は心臓の ....
さよなら
を
どっかに忘れっぱなしで
鰯雲
{引用=もう少し削ってあげれば一句になるのに}
って空のどっかから声がする
....
沈殿する鉛の溶液
筏の上を旋回する風
雨燕の航跡に
月の光を編み込んで
透かし見る夕暮れの
押しボタン式信号機
「おつきさまはついてくるんだよ
ほらずっとみててごらん」 ....
パナマの英雄じゃねえのか?
違う?ノーベル賞?
まさか石の拳が?
そうじゃない?
プロテスト?
まあ、チャンピオンだから
当然合格してんだろう
全然違う?
何怒ってんだ、てめえ
....
曇のない空の下に
灯りが落ちている
傾きに逆らい 水は上り
空の奥の火を映しだす
何もかもがぶら下がる方へ
夜は静かに沈みゆく
鉱の声 光の声
水たまりの心を過ぎ ....
偶然のメールをもらい
夜の大船に繰り出せば
レゲエライブのSOULTRIN
何処までも走れそうな青春の夜
講演会で初めてみる、彼の顔は
元受刑者というレッテルの仮面を外せば
(もうひとつの素顔)が視え、休憩時間に
窓辺で佇む僕の瞳に、窓外の夕陽が滲みた
ふほふほふほほほほほほふほふほ
ほふふふふほふふほふほふ
ふほ ふほ ふほ ふほ
ふほほほほほほほほほほほほほほほ
ふほーーーーーーーーーー ....
息子を可愛がる友が体調不良、受診するよう
車で迎えにいくが、岩の腰は上がらなかった
が、三日後に入院、翌日息子も高熱で入院
同じ気管支炎に「不思議です」のメールを受信
161014
酸化剤フライDとサァタDを取り違え
ふつふつと泡が出てきて駄目になったよ・・
混ぜる名危険と旧姓の仕様を去勢する地方裁判所
つぎは本交際になるなと次の ....
許されないと言えば
誰しも
平等に
許されない
許されていると言えば
誰しも
平等に
許されている
ただ言えることがあるとすれば
人生は輝くためにあると言うこと
切り取 ....
独りでいたいのです
休んでいたいのです
ゆっくり
のんびり
秋の黄昏のなか
孤独を身にまとい
一言も語らずに
ただただひっそりと暮らしたいのです
騒がしい世の中に背を向け
超高速の時 ....
やっちゃてから
愛してる
できちゃってから
お嬢さんください
言われてから
すみません
やらないうちから
できません
楽器を触ると、風景が見える。
誰が触ったって、見える。
ブルーハーツの青い空が見える。
そろそろ すとーぶだしてよ ともいわない
きみは けなげだね
ねどこでほんをよみだすと
かならずわけありがおでじゃまをする
うるさいけど にくめない
たまに てつがくしゃのように
あおのさ ....
やさしさというほったらかしが
蔓延している
ダメなことを
ダメ!と言えない親が増えている
ダメなことを
ダメ!と言えない教師が
増えている
心と心のぶつかり合いがない
魂と魂のぶつかり ....
私が生まれて初めて目を開けたのは、雷のひどく鳴り響く日だったらしい。
針で綴じたような細い目が、まるで遠雷の音に驚くようにぱっちりと開いたのだと、母は言った。
私の知らない私の姿を、見て、記憶して ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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