仕事をしなければ
何色にも染まらない

だけど色づくこともない
うまい詩がかけなくて
詩の書き方をしらべようとしたら
詩の飼い方とうってしまって
なるほどなとおもった
もうそれでいいとおもった
待っているのは死
生まれては死に
また生まれかわるる
輪廻をどれだけ繰り返したら幸せになれるのか

知ったかぶりの森羅万象を
静かに受け入られるのは何時の日か

嗚呼 時計だけが秒針を ....
一秒でいいから
一瞬でいいから振り向いてほしい 
どうか振り向いてほしい
あの人に振り向いてほしい 
この想いだけで 今も



一グラムでいいから
一ミリでいいから残してみたい
 ....
夜が悲鳴を上げた

 


それは耳鳴りと重なり

外にも部屋にも

からだの中にも

響き渡る事をけしてやめなかった


あなたは何を叫んでいたのだろうか ....
あなたの微笑み
落ち葉を踏みしだく音のよう

深まるほどに
冷たくなって

高くポプラの梢を揺らす風
渡らなかった深くない川のせせらぎ

なにかが去って往く
色鮮やかな痛みを灯して ....
ショッキングピンクのその部屋は汚らしいけどまるで2人の城のようだった

汚いと思うものを口に含ませるなんてなんて愚かなんだと思いながらそれっぽく吐き出した
屈託のない笑顔を見せられて拍子抜けした ....
箱をあけたら金にひかる歯がころり
うるといい値になるそうだ

しゃれこうべしゅうしゅうと
お墓の下でなげいとりゃせんかしら
おれの歯ぁどっかいったぁって虫食い歯でさ
男かしら女かしら
き ....
不死身で居られない切人

過去を眺めている左目のジュリ-

遠ざかる恋人と手を取り合って

毒の河を渡り切れずに崩れ去る

鋼よりも強靭な躯ですら

留まる事は出来やしないなら
 ....
ぼくはチェスしかできない
しかし友人のルージンは数学ができた
ルージンの友人のペトロフはチェンバロを弾くことができた

みんなバッハが好きでこころの奥から愛していた。
ぼくは人と関わることが ....
古びたバス停で 
僕を乗せてくれる
優しさを持つバスが来るのを
かれこれ数日は待っている


そろそろ
待ち疲れてしまいそう
もうすぐ
自分の中の最後の糸も
切れてしまいそ ....
FRONT。

笑顔を向けた瞬間、ふと見せたきみの、海
苔の付いている前歯に、堪らなく欲情して
しまい、唇と、唇を触れ合い、前歯に、舌
を這わせていた、きみと、彼女の、息の色
が変わり始め ....
お前さんは膝の上で手を重ねてはいけません
しゃがんだ時の膝がひっかけに
顎の力が強いワニから反らせるようにです
コンビニ前であいつの訃報を聞くことになって
来世で約束通りメビウスにのまれてくな ....
金色の風に吹かれ茜色に染まる烏たち
柿の豊作は歓喜の狂気と乱舞
幾つもの奇跡と落胆と絶望の混沌
宇宙の膨張と永遠と破壊の予言
百年の平和の平凡を感謝せず悲哀
我らが自我のアンバランスと不調和 ....
今の若者たちは
音楽がないと生きていけないようだ
電車の中でも
歩いている時でも
風呂に入っている時でも
寝ている時でも
音楽を聴いている
あなたがいないと
この部屋の温度は少し下がる気がします
特に冬は辛いです
だから温めに来てください
お手透きの際に
出来れば今すぐ
この部屋を
暴力的な愛に突き上げられてしょっぱさでぐちゃぐちゃになる
愛してと願う度にぶたれて鍵のかかったこの部屋からもこの人からも逃げられないんだと悟る
砂利と泥っぽさで汚れた床には赤いスニーカー
ワイン ....
唇に針を刺して、
ぐるぐるとかき混ぜる。
歪んだ赤い月が、
いくつもうまれる。
その月のなかに、
あなたが映っている。
人形を抱いた幼いあなた。
小さなあなたは泣いていた。
唇をかみし ....
懐かしい星を誰と指したか
老いた母に訊くと、うんうんと不明瞭に頷いている
分からないまま過ぎていく時間が過去をぼやかしていき
だんだんと星の色が落ちていく

ひとつ星を指した幼さを忘れてか
 ....
「余命一年と言われました。ちょっと発見が遅かったようです」
オバサンのいつもの元気な電話声

なんであんなに元気な声が出せるんだろう

いつも自分のことよりも
介護の必要なオジサンのことを ....
病棟には喫煙所が無くて

その為には東口玄関の区切られたルームまで赴かねばならないのだった

歯の抜けた老人や
バイクで事故った族が
白々しい冬の午後に
メビウス(当時はマイ ....
選択肢はたくさんある
あり過ぎて迷うけれど
幸せの輝く道を選んで進む

選んだ道は間違えはない
たくさんの学びを得られる

光に照らされた道
元気が湧いて
どんどん前向きになる

 ....
雪は白いから尊いのよ
透明だったら見えないでしょう
ほかの色だったら世俗を纏うでしょう
おままごとあそびです。
ゆみは、ちいさな手でジャッキーとクーピーのお弁当を作ります。


(幾枚もの薄衣を重ねて
血色の良い足が足首側を上にして
歩いている
生白い足の裏は足指や土踏まず ....
あなたたちが愛し合ってた時
わたし「renntann」ってマシンに打ち込んでいました
検索するといろいろね
優しいひと残酷なひと親切なひと丁寧なひと

あなたたちが愛し合ってた時
わたしア ....
ビル
群れ、
忘れながら白く残る影、
あなたの話は
死ぬとか生きるとか
ちっとも美しくないの
だから素敵
日々は洗浄
蝶のかたちに
群れ、
ひと
だれかの

背骨のよこに ....
「もう長くはない」

透き通るような頭頂部を見たとき
心にさざ波がたった

あなたとの時間は
いつまでも続く

疑いもなく
過ごして来たのは
ただ私が幼かったから

終わりのな ....
息を止めて
走ってみる
あらん限りの力を込めて
肩を大きく揺らして
歩幅を大きく広げて
これ以上は出せないほどのスピードを出してみる
スローモーションにして見て欲しい
この努力の体現化を ....
聖地へ巡礼
精子の循環
投げやりなまでの生死の受け渡し

ヒトという最小単位が群れを作り
最大公約数的な仮面をつけ街を闊歩する
あの渡り鳥の群れはどこへ行くのだろうか
私があの日投げた紙 ....
壁一枚向こう側の

瞬きの広がる藍色の世界は

どこかでその姿を現し

誰かの心に語りかけているだろう


この壁は天高く分厚い

砕こうにもこの両手は届かない

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無職透明イオン016/10/29 23:54
詩飼いびと朧月516/10/29 21:52
死書レタス3+*16/10/29 21:40
一秒で 一瞬で 一グラムで 一ミリでいいからkomase...016/10/29 21:34
夜の声葉月 祐3*16/10/29 21:25
センチメンタルただのみきや7*16/10/29 20:46
ホテル不思議な色の...116/10/29 19:57
金の歯に熟れ柿田中修子5*16/10/29 19:10
シャネルNo.19差羽ナガレ016/10/29 18:27
ゴルドベルク変奏曲fujisa...016/10/29 17:50
バス待ちの青年葉月 祐4*16/10/29 16:58
BACK/FRONT5or61*16/10/29 16:34
何かしようと思って一日が終わった[group]黙考する『叫...116/10/29 15:51
赤子の産声の墓碑銘星丘涙2*16/10/29 15:38
音楽世代zenyam...016/10/29 12:15
来る冬向日葵216/10/29 10:13
ワイン不思議な色の...316/10/29 10:04
かざぐるまあおい満月716/10/29 9:22
星を指した日這 いずる416/10/29 8:42
余命zenyam...016/10/29 8:10
病棟TAT016/10/29 6:55
幸せの道夏川ゆう016/10/29 5:41
東京 #1もっぷ116/10/29 3:34
薄衣水菜216/10/29 3:22
ビーフステーキもっぷ116/10/29 1:31
洗浄はるな316/10/29 0:46
限りなく透明に近いハゲ花形新次116/10/29 0:33
堕ちて行く坂本瞳子2*16/10/29 0:31
ミゼラブル倉科 然116/10/28 23:32
曇り空の向こう側、星は瞬きをやめず葉月 祐3*16/10/28 23:23

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