冴ゆる風にこぼれて舞う
 レモン色した木の葉のひと翳り
 そういうもので
 詩を書きたいとおもう

 心に満ちる平穏な日常は、
 わたしの気付きもしない情景のなかで
 なにものとも く ....
 

生きるって
こんなもんだった

楽しければ笑うし
悲しければ泣くし

心地よかったり
ムカついたり
勝ったり
負けたり

こんなことして
生きて来ただけだった

 ....
翼をむしり取られた鳥は
もう二度と真っ青な大空を自由に飛び回ることができない
かつて、自分自身がこよなく愛した空を
今は、涙をためた小さな瞳でなつかしそうに
かつ、憎しみを込めて眺めるだけ
 ....
 赤い葉が 二、三枚
 枝に残っている

 ここに
 光が建っている
 秋 水辺にいるみたいに
 薄く 目を開けて
 飛沫を 頬に浴びて
目隠しされて
誘われるまま階段を上る
目隠しを解かれると
大きなキノコの上に
大きな芋虫がいて言う
キノコのこちら側とそちら側
どちらを食べても
もう子供には戻れない
知ってしまったこ ....
やっと冬晴れの日々巡り来る

この人生の残余、
生と死の間に現れ来る
ひたすらにただただ青い
光の絹糸で編み出される世界

  真っさらに 、

明けの悪夢に魘され
目覚める朝に茫 ....
  

陽だまりの停留所に
車椅子の老人


声かけようか
たとえば
今日もお陽さん輝いていますね
でもすぐそこには冬将軍で
そのブランケットは暖かそうですね
サングラスがずれて ....
私たちは夜を刻んだ
傷ついて迎える朝は冷たくて
端々に夢のにおいがした

うまく歌えたらいいのに
はやく走れたら、高く飛べたら。
詩が書けたらいいのに。

なんにもできないで笑って ....
○「喜怒哀楽」
寂しくなったり
悲しくなったり
いらいらしたり
嫌になったり
怒ったり┅しながら
生きていくのが
人の道です

○「ガン不安」
ガンは
転移するから
こわい!
 ....
広葉樹、飛行機の跡
吸い込まれる旧い戸籍
羽音と水分が
扇動を始める時
わたしは滑らかな
脱輪を選んだ
あなたが遠くの砂漠で
靴を並べている
人が来て靴を履いて行くと
空白を ....

ひかりが窓際に
座る


僕はこの町と
友達になれない


昨日の切符
ぬかるんだ抜け道の足跡
君のセーターに
虎が縫ってある


最近
君に背中を叩かれる
君は ....
メディアリンチ
テレビにはもうあまり国民の信託がない

ナルシストでなぜ悪いか
精神科医にもあまり信託がない

客が離れていくのがわかるんだよ
怖いんだよ

寒くなってくる折
ご自 ....
昼間
虹をみた
空に架かる七色の虹だった

もともと
曇りの天気予報だった
のに細かい小雨が降って来て
それこそ
傘をさそうかさすまいかと
ちょっと考えるような感じの ....
 裏口から入ってくる
 ショート動画のような感情が入ってくる
 出来事よりはるかに速い
 もの凄い速さで
 南国の木々が潮風に揺れてた冬の日
 友人に借りた車をコンビニに停めて
 スマ ....
髪の毛の先
緊張の震え
暮れゆく空
遠足の傷痕
絆創膏の鼻

鴨池に懸る
猫の目の橋
鵞鳥よりも
鳴けぬ者も
るるるると
啼声の元は
水底からか

放物線描く
牛の背中に ....
雲行きが怪しい
鳥が低空飛行で横切った
ハンドルにしがみつくようにして進む度に
空は暗くなってゆく
正しいとか間違いとかはきっとなくて
ただそういう所にいるだけ
わかっていたって
心をコ ....
母親には頭から罵声を浴びせかけられ
「お前なんか障害者じゃ」

同級生からはゴキブリのように扱われ
「シューーーー」
(殺虫剤をかける真似)

挙句には椅子の脚を支える硬い部品を頭に投げ ....
出発だ
朝の家から
交わり戯れる
人や花や蝶々や
雪原に穿たれ進む
野ウサギの足跡にまで

   、

ひかりうずまく
廻る色々万華鏡
いしきのしかい

奥まり高まり波立ちな ....
コロナウイルス、COVID-19は、中国武漢の工場からウイルスの研究中、外に漏れたとか言われていますが、既成のウイルスCOVID-1からCOVID19まであるウイルスの、最新型のウイルスです。

 ....
本当は詩人じゃない私は
君ら詩人のフリをする
本当は無毒のクロアゲハは
毒持ちジャコウアゲハを擬態する

バケモノは
何かに化けるからバケモノ
ホンモノは
生きてるそのまんまでホンモノ ....
{引用=
いつからか生きていて、
それから
名称のない日をきょうもおくり、
ゆくゆくの事も
少しは考えるけれど、
いつか
夢の
なか
ゆめにゆられて
ゆめの
なか

ような ....
 そこに行けば、また詩人に会えるだろう。そう思って、葵公園に向かった。魂にとって真実なものは、滅びることがない。葵公園は、賀茂川と高野川が合流して鴨川になるところに、その河原の河川敷から幅の狭い細長い .... あるきはじめてから
やっと息をすることを
感じたものだから
四つん這いにすすむことが
やっとで
匍匐前進した先で
どんなに頭を上げても
見えないものは見えないだろうなって
息が上がって ....
 

泉に落ちた真実を
なんど祈れど掬えない

すべてが収束する空は
みあげるたびに輝いて

ひとりの部屋で
咳をする

止まらないから
しつづける

夜虹の音が聴 ....
あんたは・・・


あなたは・・・


出だしで迷う



けれど


きっと


ビール片手に楽しくやってる

(ロックにを付け足す)



から

 ....
神さま 父さま お父さま
わたしの全部を許して下さい

幼いわたしを 笑って下さい
一人でくよくよ いさせて下さい
昔の絵本を 読ませて下さい
消えない青を 返して下さい

わたしの全 ....
父さま ふらりと旅に出た
おむすびひとつ 手にもって 
あの山こえて ひとまわり
ここはいったい どこやろか

父さま ぼんやりしすぎてよ
きた道わすれて おおまわり
いちばん星が 見え ....
信号が黄色に変わり歩みを止めた
やがて赤になり待つ時間
この交差点
どちらへ行こうか

急な上りの坂道の方は
坂を上りきったその先に
きっとよくいる大半の人の群れがあり
そこで擬態して ....
これはいつもどこでも
おこっていること
まいばんねむりながら
ねむりのうちに
いしきのしっかり
めざめてさえいれば
あしたをまつまでもなく
どよめくうみのどまんなか
なまなましくおもい ....
神田神保町にある定食屋のメインはカレーライス
それが次第に香辛料が手に入らなくなって、
 人々はその度唐辛子を増やしていた
あまりの辛さにある者は内蔵を壊し
またある者は舌を焼かれて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
プロフィールリリー9*24/11/29 8:46
それだけだったしそれでいい秋葉竹124/11/29 8:16
タム・タム ボーイ栗栖真理亜124/11/28 22:38
プールサイド(2024.11.24)草野春心4*24/11/28 19:08
大人の国のアリス524/11/28 18:37
復活の舞う毎朝にひだかたけし224/11/28 17:36
バス待ちAB(なかほ...724/11/28 9:41
詩がかけたらいいのにはるな324/11/28 9:02
独り言11.28zenyam...4*24/11/28 8:45
記憶たもつ124/11/28 7:00
九十九空間224/11/28 5:30
吸引りゅうさん1*24/11/28 3:26
出逢い秋葉竹124/11/27 21:00
速さ(2024.11.01)草野春心124/11/27 20:14
柿たわわAB(なかほ...524/11/27 19:16
心模様624/11/27 18:51
傷痕栗栖真理亜0*24/11/27 18:32
名無し人のうたひだかたけし524/11/27 18:01
『コロナが変えたNIPPON?』 〜二つ返事化する社会。発散 ...鏡文志3*24/11/27 10:40
擬態【きょうのソネット】佐々宝砂624/11/27 8:24
aoryinx1224/11/27 8:10
THE GATES OF DELIRIUM。田中宏輔14*24/11/27 2:30
wc14*24/11/26 23:21
悲しみなんて消えるから秋葉竹124/11/26 22:48
ファンレターうし124/11/26 20:46
わたしの全部を許して下さいみぎめ ひだ...324/11/26 20:34
わらべうたヒロセマコト6*24/11/26 19:56
交差点7*24/11/26 18:43
わたしのはらわたひだかたけし524/11/26 17:49
昭和のカレーライスアラガイs8*24/11/26 14:10

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