瓢箪から駒でなく
駱駝の瘤に乗った一等星
此処は
ソロモンの王冠
もう一度聞く 此処は
十二時の馬車がやって来て
瞼の億で歌い出すもうひとつの物語
此処は
仮面舞踏会の扇
聞 ....
いつから君のことを     好きになったんだろう
ひと目ぼれなのに      思い出せない

好きになるというのは    おそろしい
君よりかわいい娘が     いなくなる

君のいない一 ....
関脇の大きな手が
後頭部を襲い
間も無くて
教室の椅子に前歯をぶつける
ぞろ目の日だった
下痢気味の為釘を打ち込まれて
土民の高慢な突きを食らう
利子が発生しているのに
怒りが湧いて来 ....
きつい日になったね
こんな日の日付は変わらない
二十五時には泣き疲れ
二十六時にはなみだも枯れる
さよならを覚えたわけじゃないけれど
けれど冬至までついにカウントダウンに入ったね
二十七時 ....
ある朝、おはようがなくなった。
朝食を家族と食べたとき、沈黙が怖いのでテレビを流したら、
言葉のない音を流し続けていた。居間にも世間にも喧嘩のない朝だった。
言葉がないので、穏やかだ。誰もが考え ....
関節のボルトが抜け落ちて
肢体がバラバラになってゆく
痙攣する肢体を何とかかき集め
もがき もがき 集めても
私は私の設計者ではなく
首に大腿骨を繋いでみようとしたり
肘に膝を接続しようと ....
君が不幸せで居てくれたから、
君を幸せにする理由を探さずに済んだよ。
どん底の門をくぐった先のどん詰まりへようこそ。
希望にさよなら。
愛にさよなら。
よろしく、絶望。
長い付き合いになり ....
ぼくの写真を、少しくらい、欲しがってくれたっていいじゃないか。
真っ二つになったオレンジの断面
おれの心はどうすんのさ
行き場もなく、うろちょろうろちょろ
おれを引っ張らないか!
もうちっと ....
コンビニおでんを
ツンツンつつき回して
捕まった奴がいる

先だって
いつかコンビニおでんの
脆弱なセキュリティをついた
大事件が起きるだろうと発言したが
ついに私の不安が現実になって ....
唐突に額にあてられ
あのほんものの乾いた音とそして衝撃が走る
ある時にはいつ棲みついたのか
恐ろしい姿の鳥のようなそれがあたまのなかで奇声をあげて鋭く蠢く
先生は ほんとうではない、と教えてく ....
自分の邪悪な心ほど
恐ろしいものはありません
邪悪な心が来たら
邪悪な心と闘ってはいけません
闘えば闘うほど
邪悪な心は力をつけてきます
邪悪な心が来たら
台風の時のように
ただ通り過 ....
まあ、いつどうなるか
わからない命
肩の力抜いて深呼吸しようか
寿命は
生まれたときに決まっていると言うし
死んだらなあーんにも持っていけないし
まあ、楽に生きようか
ものは考えよう
 ....
URLのみによる作品の禁止 人間はけっこう手間暇かけて生まれてくるものだ
赤子が生まれてくると人間関係は大きく変化する

たとえばあなたと僕がお母さんとお父さんに
父と母はおじいちゃんとおばあちゃんへと
ひとつ ....
言葉はいらない。死はもっといらない。
哲学的に木々が風に揺れている。
僕は確かさを追いかける。それは楽しい哲学だ。
うちの猫はなにやら哲学しているような風格があり、きれいに世界を持ってる。
必 ....
こころとからだ

ひとはどちらかに重きを置きたがるけれど

そしてそれは定まらないのだけれど


どっちもなんて

いかがわしいことを

言うのはなしで


こころとからだ ....
1.
色のない空をつんざくようにそびえたつ黒い山脈

真っ黒焦げになった数万の人々が
フライパンの上ゴウゴウと炒られて悲鳴をあげていて
それをしている巨人もまた
焼き爛れて狂って笑いながら ....
ちょうど
想うことと考えることのあいだで
人間がひとしきり
随分と迷うとき
やはり優しさが生まれるのだろう
朝方の出張に備える
昨晩の夜更け過ぎには
ただ愚直に仕事に行く
考えがあるだ ....
あるテロリストが
 《ある勇敢な兵士が》

自爆テロで
 《ジハードで》

死んだ
 《殉教した》

無辜の人々を道ずれにし
 《異教徒や教えを捨てた者たちを倒し》

狂信者は ....
ある日の口笛
ある日のあやまち
ある日の街灯
ある日のクレヨン
ある日の気がかり
ある日のつよがり
ある日の音楽
ある日のレモン
ある日の夕焼け
ある日の朝焼け
ある日の賛美歌
 ....
伸びを欠くっていうことだわ
クビになったピッチャーの
ストレートっていうかさ

つまり、成長がないというか
元々見込みがないというか

先ずさ
俺って全然ダメなんじゃない?
ってとこ ....
きっと恋に落ちてる
ガラス仕立ての赤い靴に、白い白いワンピースを着て
レースの帽子で隠していたい
あなたなんて、きっとまっすぐ見られないから
ただ、「素敵だね」なんて言って欲しくて、
そんな ....
此処には見えない風が吹いている
どうしてなのかぼくには解らない
失った物も失われた物も解らない

石が転がり
葉は失われた
ぼくにはそれしか解らない

落ち葉がトランプのように散らばり ....
トンネルを抜けた後のスピードは
僕の心に音楽を流す

目的地の無い夜行性の手で
口元のリボンを解くように
愛しい想い出の真ん中にある
ラブソングだけが残ったけれど

加速す ....
真夜中からはじまった冬の嵐が
昼になった今もつづいている

1時間の眠りを奪われ  少しねむたいが
音楽を聞きたくなって  オーディオをオンにする

しかしピアノやピアニッシモを とても聞 ....
透明な水槽の底
沈んで横たわる
短くなった鉛筆たち

もう手に持てないほど
小さくなってしまったから
持ち主たちが
ここに放したのだ

その体を貫く芯が
ほんのわずかになったのは
 ....
喧嘩はマイナスばかりではない
より良くしたいと同じものを見つめるために努力している
この世界が自分の認識で作られたもので、自分以外だれも居ないのではという、子供の頃の孤独と戦っている
そしてそこ ....
オーロラ、オーラ、そしてオラ
真一文字の口の中に広がる
開放感と希望とほろ苦さ
広がる、、口の中では解けない甘さ、
口外の発射でしか達し得ない安堵
駆け巡るコウカイの中で見つめ合う
二人と ....
私は ただ此処にいるだけで充分です

そのような存在なのです

奪うことを放棄して

ただ時間を共有するだけ

それが私のできる精一杯の愛情表現なのです

私は ただ此処にいるだけ ....
  よごれた犬が
  私たちをみているのは寂しい
  傷ついた脚を引き摺るようにして

  暗く 穏やかな穴にひそむ
  獣のかたちをした闇におびえる
  あなたの瞳に濁るあどけな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜風に惹かれて乱太郎4*16/12/16 7:54
君のポートレートst2*16/12/16 7:29
土民の高慢な突き間村長116/12/16 2:49
二十七時もっぷ316/12/15 22:45
言葉がなくなった日水宮うみ3*16/12/15 22:04
命日の日レタス516/12/15 21:37
手枷少年(しょー...316/12/15 21:00
裸のオレンジ塚本一期216/12/15 20:07
嫌な予感花形新次216/12/15 18:26
もしも自分を愛せたならもっぷ416/12/15 18:02
邪悪な心zenyam...216/12/15 7:08
楽に生きようか216/12/15 6:46
大聖maitre...2*16/12/15 0:00
人間の歌梅昆布茶1316/12/14 23:59
いらない筈のもの水宮うみ3*16/12/14 22:29
こころとからだ吉岡ペペロ116/12/14 22:15
心象風景二 きみとわたしと田中修子7*16/12/14 21:45
辻褄の合う伝言[group]りゅうのあく...6*16/12/14 21:10
瞬く間にただのみきや13*16/12/14 20:01
aruhinoやまうちあつ...116/12/14 19:41
成長しないJSSJドラゴン花形新次216/12/14 17:52
Fallin'in,豆椿216/12/14 17:20
凍る世界にレタス916/12/14 17:10
my wayミナト 螢416/12/14 16:31
冬の嵐st1*16/12/14 13:31
幸せな光景そらの珊瑚19*16/12/14 12:03
冬の朝狩心116/12/14 10:15
破壊再生都市のど真ん中のオーロラ、真句1*16/12/14 9:17
此処にいるだけ星丘涙2*16/12/14 7:33
桜並木[group]草野春心416/12/13 22:47

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