晴天の地中海の風に吹かれ
オレンジを噛みしめ
あの歌を歌おう

飲め 食え 歌え

ピザとパスタを食おう
トマトとニンニクと唐辛子の薫る
オリーブの林の中で

できる事なら
聖な ....
歳は後ろから突然にやってくる
ある朝目覚めたら
俺は六十歳になっていた
俺はいつの間にこんなに
歳をとったのだろう
隣りのおばあさんが言っていた
気がついたら
八十歳になっていたと
歳 ....
三日月の横に
ちょこんとほくろみたいで
セクシーね星

正月の仕事帰りの私
つまらない気持ちを
もてあます

月と星の関係に
あこがれてひとり
息が落ち着かない

頭痛がする

もう2週間ぐらい続いている

真夜中頭痛で目をさました

病院へと車を走らせることにした

居住エリアを入れて脳神経外科、急患、夜間で検索し

 ....
人の手に触れたら最後は下僕
雨から身を守る為に濡れて
風に飛ばされても探して貰えず
骨が折れたなら拾って欲しい
売れ残ったビニール傘は怯える
父母の愛の巣
僕たちの育ちの巣
たびたび人生の翼を休めに帰った巣
今は親もなく
巣も取り壊されてしまった
跡地に立場
さまざまな思いがこみ上げてくる
一つの時代が終わった気がしてくる
まだ生きている

夥しい数の幽霊たちが街をゆきかう

様々な商業施設へ殺到する

贅沢な食事を提供する店に行列ができる

そしてあの世からの噂が

たちまち幽霊たちを不安 ....
URLのみによる作品の禁止 憶えた日々があって
それが集積場の
ビニール袋に詰められた
ゴミの山を真似て
連なりあって
積み重なっていって
もう僕の
心のどこにも
楽しい思い出を
置いておくスペースが
見つか ....
目を{ルビ瞑=つむ}り、祈る

自らの内面に加速する{ルビ独楽=こま}を、視る
回転を増すほど加熱する、私の核

この掌は伸びるだろう
天に{ルビ縋=すが}って――まっすぐに  


 ....
窓から新年の陽は射し
部屋は{ルビ暁=あかつき}に染まり
自ずと、両手を合わせる

机上に置かれた
題名の無い本の表紙を
そっと、開く

序章の{ルビ頁=ページ}の余白に現れる
あな ....
海の向こうの{ルビ山間=やまあい}に
新しい太陽は揺らめき昇り
闇のベールで覆われた部屋は
{ルビ暁=あかつき}に染まりゆく

自らが
主演キャストであるという
夜明けの予感に
私とい ....
体温があるということは、
熱があるということは、
誇張なく
命というのは燃えているのだな、
という実感が、
白湯の水割りを飲みながら、
胸を貫いていった。
火がとろ火になっても、
いつ ....
暗闇に蒼白い河原の
小石夥しく静まり返り
流れ動き澄む川は無音
黒く光る水面の異様
恐るべき氾濫を孕み
奥まった沈黙を保つ

決して終わらない不安は
この沈黙という深い謎に
剥き出し ....
2017きらきら〜.。☆

禁煙したらきらきら〜.。☆

だから今からきらきら〜.。☆

とわの明日まできらきら〜.。☆
厳冬の足跡が消えるだけで
乾いた夜空ではきしむ靴音も
かすれて響きはしない
遠隔地から丸聴こえである
嘘発見器の警告音がする
その信号音の哀しい振動は
或る謎を解く鍵なのかもしれない
ち ....
 もちいくつ?

{ルビ価値可知=カッチカチ}の表面が割れて
どろり中身があふれ盛り上がり膨らんで――

あといくつ餅を食べるのか
あといくつ正月を迎えるのか
一生分の餅をざっと数えて
 ....
ストロベリーショートケーキな
エクトプラズム
ムキムキに割れた腹筋の
エクトプラズム
ネバネバ挽き割り納豆な
エクトプラズム
全身餡子で覆った伊勢名物の赤福な
エクトプラズム
重症の潰 ....
子どもの頃は
お正月が待ち遠しかった
「もういくつ寝るとお正月」と指折り数えた
ご馳走は食べられるし
テレビはゆっくりみれるし
中でも最大の楽しみがお年玉だった
ふだん現金というものと縁が ....
人間目標を持つと
目が輝いてくる
やる気のスイッチが入ってくる
「今日の目標」
「今週の目標」
「今月の目標」
「今年の目標」
何かを成し遂げる人は
いつも目標を掲げて
頑張っている
URLのみによる作品の禁止 殺されることもなく

太陽に照らされて椅子から転げ

ぼくは仔犬に看取られた

妻と踊ったワルツ

娘に教えたワルツ

甥に継がせた椅子


この島の太陽は

けなげな生 ....
闇が壊れている
このくぼんだ歴史の廃墟に
加えるべき進化などなく
終焉が今まさに始まった
冷たい死に向かう森羅万象の大行進
暫定的な真理が次々と自らを暴く
根拠もなく自由でもなく
ただ人 ....
師匠が走り
弟子は座って
師の帰りを
寝ころびながら
将棋や囲碁を指しながら
蕎麦を啜る

師匠は鴨を一羽ぶら下げて
暮れなずむ時に帰ってきた
今夜は鴨鍋じゃな
師匠の眼尻が笑って ....
ジェット団が描いていた

夢の続きは途中で潰えて

跡形もなく砕け散る骸

骨すら残さず灰塵と帰す

命の鬼火を揺らめかせ
      祈りと願いに摩耗した
己の偶像が神秘の面持ちを失くす頃
始めて冬の野へ迷い出た子猫は瞳を糸屑にして
柔らかくたわみながら落下する鳥を追った
薄く濁った空をゆっくりと
    螺旋 ....
内なる鑑賞者

思考の小川

行き過ぎた洞察

全てが一様に見渡せる山上にて
 
私は時間という悪魔の幻影を読む。

いつかその名前を聞くだろう。
 
名づけるという思考の作用 ....
金木犀の花を瓶に入れ ホワイトリカーを注ぐ
ひと月ほどして 香りも色も酒に移った頃
金木犀の花を引き上げる

その酒は 甘い香りをたぎらせ 口に含むとふくよかな広がりを持つものの まだ ....
めーず
めーず
啼いているのはだれ?
めーず
めーず
きみは光
手垢のついた言葉そのもの
めーず
めーず
一度
おぎゃー
と発した者
沈黙の頭と尻尾
めーずめーず
ありふれ ....
〇ばかり欲しがるのは

自己承認できていないから

劣等感の現れだ

健全な魂は欲しがってばかりいない

常に与えることを考える

与えることが喜びだ

私はそれこそを望む
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イタリアにいきたいレタス317/1/2 21:00
zenyam...2*17/1/2 19:19
月と星の関係朧月317/1/2 18:58
深夜病院にて吉岡ペペロ417/1/2 15:16
ミナト 螢217/1/2 13:23
実家zenyam...217/1/2 10:15
幽霊たち ☆atsuch...7*17/1/2 10:08
永遠の鑑賞者maitre...1*17/1/2 0:24
二律背反?寒雪117/1/1 23:49
掌ノ像服部 剛117/1/1 23:49
物語の日々017/1/1 23:43
日の出117/1/1 23:36
白湯の水割り次代作吾317/1/1 22:58
界の未知ひだかたけし13*17/1/1 19:46
三叉路もっぷ3*17/1/1 19:11
新聞記者が残そうとしたメモ[group]りゅうのあく...3*17/1/1 19:04
餅いくつただのみきや8*17/1/1 18:52
エクトプラズムがいっぱいまいこプラズ...317/1/1 17:54
お年玉zenyam...117/1/1 13:21
目標117/1/1 12:59
王者maitre...0*17/1/1 11:27
太陽の島吉岡ペペロ317/1/1 9:16
年明け葉leaf117/1/1 8:26
師走レタス217/1/1 2:47
終わる世界へ差羽ナガレ1*16/12/31 21:41
冬という病ただのみきや21*16/12/31 21:13
サクシンmaitre...116/12/31 18:30
桂花醬鵜飼千代子27*16/12/31 18:26
めーず次代作吾016/12/31 17:36
星丘涙2*16/12/31 16:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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