元気な時には
「病気は健康の対極にあるもの」
だと思っていた
入院したらよくわかった
「病気は健康のすぐ隣にあるもの」
ということが
すべて諦めかけたときに
コンビニに行って弁当買うてあたためた
何も変わらないいつもの弁当
俺の一所懸命にあたためつづけたもの
それと弁当
くれるレシートと夕陽
そして弁当
....
あまやかしても いいのだ
けして つめたいだけの人ではないのだから
心のかよわない言葉しか 今は ないけれど
こどものころの私に あの人が教えてくれたレシピ
ビスケットケーキ
....
いつの間にやら
できていた
玄関先は・・・
冷たくなってる
コンクリに
曲がりくねった
割れ目が二本
蟻の棲 ....
スクリームして素クラップするツーハンド
レッドの間のノートの切れ端まくるまくら
れるまくれる水の降る日へつづくつづきを
つづるつづらない舌切り雀いないシしたは
ないシしたわないアイがかけたまま ....
揺らめいている
天井隅の空間が
静けさに包まれ
揺らめいている
揺らめきは
静けさを呑み
三億年前の生き物の
真っ赤な蠕動を今の今
一瞬見事に開いたり
見たこともない
幾何学模 ....
心配していることなんてきっと
うんざりするほど感じているだろうから
心配してますアピールなんてしない
幸せを願っていることなんて
どうせ痛いほど感じているだろうから
言わないでおく
心配 ....
「大成功でした!」
と医者に言われて退院したのに
10日後には
再発した
医者の大成功は
あてにならない
入院すると
やたらに空が見たくなる
青空でも曇り空でも雨空でも
げんげ
垣根
信条
晴れていないのは
私の心で
強い雨が降り続く
彼女の気持ちを
抱きしめたいと
期待も込めて
希望する
星々よりも
蒼い月が輝く夜空を
欲する心が止まることなく
叫び出したい衝動 ....
死蝋化した骸を思わせる粘ついた月と鋲のような星々が食い込んだタールみたいな黒が
呪詛のようなリズムで這いずるやつらの頭上にぶら下がってる
駅前のコーヒーハウスで飲み干した自家焙煎にはまるで無関 ....
はい、と返事をせず
あい、と返事をする
言葉に力を入れない
あなたに呼ばれるときは
もたれかかるように
あい、と返事をする
美しき季節に
身も心も癒されてゆく日々
若葉は風になびき
わたしは
頬に風をうけ
穏やかな時を過ごしている
憂いの雲はなく
初夏の日差しの中
全てが輝い ....
かなしいね鴉
めっきり減ったねおまえたち
よそに楽園みつけたか
そこは、 優しいか
かなしいね鴉
生きてくためのあたりまえが
人間にとってはありがたくない
おまえたちは それでも媚び ....
まだ学生の雰囲気のただよう孫のような看護婦が
「今から下の毛をそらせてください」
と平気な顔で言いに来る
「こんな汚いことまでさせてごめんね」
と隣のおじいちゃんが
申し訳なさそうに言ってい ....
アダムとイブは
神のように
みえるようになった
そして
古代人は
バベルの町を築き
言った
神などいらない
祈りも
....
有象無象
象
死
哀切は温かく
歓びは儚げで
人は生きてゆく
記憶のような
時の形をゆく
ラジカセが宝物だった
今だとスマホか
今の子達はラジオを録音とかするのだろうか
....
いつもこころに青空を
宇宙の一部を
魚眼レンズで
俯瞰してやれ
いつもこころに青空を
曇り空よりも
ずうっといい
君もそうだろ
いつもこころに青空を
....
積んだ言い訳を一度崩してから
冷たい唇を太陽に向ける
折り重なるように君が手をかざすもんだから
鼻の頭が剥けたころ
ぼくたちは心臓の外で音楽をかき鳴らす
祈りも蔑みもくるくる回す指にから ....
階段の踊り場で泣いていた
君を遠くから見つめていた
長い影は昇降口まで伸びて
夕闇に消えてしまいそうだった
ここで君に話し掛けたら
何かが変わるというのかな
叶えたい願いは一つだけ ....
貴方は悪者
平穏を乱す者
その自覚があったからあんな事しちゃったんだよね
黒い銃は現実を切り裂いて
阿鼻叫喚の宴を引きずり出す
それを嘲笑って
私の手を引いたあなた
俺は悪者
....
おまえらが
たまたま目にしたり
聞いたりしたことや
何となく思い付いた
だまし絵みたいなものを
ただダラダラ書き連ねただけの
クソ自称詩が
他人に読んで貰えるなんて
おこがましいにも程 ....
ふーっと息を吐いているつもりで
実はこれが溜息だと気付く
そこにまたやるせなさを感じる
なにを悩んでいるのか
そんなに悩ましいことなのか
大したことなんてなにもないじゃないかと
言い聞かせ ....
ブランコや滑り台やら
ジャングルジムが
さつきのひかり
フルにうけ
子すずめたちに
よびかける
ひなたぽっこにおいでょ
....
君が僕のこと 興味をもって
どんなことも知りたくなったら
僕の育った町へ行って
君の知らない 話をしよう
なんて言っても 自然に囲まれた
....
怠惰な日々に終止符を打つだなんて
想像するだけで笑ってしまう
この世は廻り続ける
いかようにも
なにがどうであろうとも
困ったような笑顔を見せて
寂しげな容貌で
スレンダーな力強 ....
飲みに行こうかと
誘う相手がいない
飲みに行こうと
する時間がない
電話をしてみる
相手がいない
メールをしてみる
理由がない
結局
....
誰かが来るのを待つことはない
何かが訪れない理由を
考えることもない
途切れがちな映像の中で
ピアノの音と誰かの笑い声が
透明な膜を隔てて共鳴している
何かを
落としてきたはずだ
そも ....
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