春の桜のように
ほほえみあふれる人生を

夏の向日葵のように
元気で明るい人生を

秋のコスモスのように
謙虚な人生を

冬の椿のように
優美な人生を
俺は
老化現象だと思うけど
このごろ乾燥して荒れてきたと
ワイフがしきりに手を見せる
宿ったのは冬
泣くばかりの少女
なぜと問う大人もなく
並木道 交差点 路地裏 あてもなく
公園で妖精の赤子を睨む ちいさな背中
融けた かつての白い結晶 雪うさぎ 南天の実
その くれない ....
子供が毛布ではなくシーツをかぶって昼寝した
白目もむいて寝てらぁ
首が座った赤ちゃんも万歳してねんねした
私の時間がやってきた
ネタもなくパソコンの前へ
寒い冬にオアシス化した次季の空
遮 ....
なにもかも
いやんなって
また今日も
忘れることを
ゴールにするよ

部屋のドアを開けて
明かりの消えた部屋の中
消し忘れたテレビを消して
飾りみたいにつけてる
制服を脱ぐ
 ....
そうね それならば
もうどうにも動けなくなって
諦めがつけば 良かったのかもね


人の気が分かるようになった
そんな気がしたあの夜から
身動きが取れない


エゴを押し殺して ....
冬の花火が上がり
白くなった息を吐いて手を擦り合わせている
誰と見ようが一緒でしょうけど
私の凸凹が火に浮かび上がったようで
それは孤独、というものだった

感情の震えが体につたい
酷い ....
表層を削り取って
ピンセットで貼り付けたような
そんな言葉なら、私はいらない

そんな風に笑わないで
薄めないで

見えなくなってしまう、貴方
キューティーハニーが
早朝に狙撃されたのは
誤算であった
美しさを代表して居たハニーは
紳士の曲を
歌っていた所を狙撃され
イッヒ(Ich)(私)(自我)が
縮小した
リトム(リズム) ....
糖蜜工場が爆発したことによって
甘い蜜たちが
静かに街を流れ出しました
その粘度たるや
もう人の手にはおえない類のものです
アスファルトの上の蜜はそのまま冷えて固いかさぶたとなり
土の上の ....
人は人と手を繋ぎたがる
すぐ放すくせに
私はそう思う

くっついたカラダみたいに
離れないとしたら
あなたのこときっと嫌いになる
だけどもっとすきになるだろう

運命を信じない
き ....
行方知れずの怒りを持て余して
恋のときめきなんて知らなくて
「一番美しい」はずの十代が
ないものねだりで終わっちゃった

なんかもうやになっちゃったの
にきびみたいな自分に
でもこれは私 ....
まっすぐに見つめたレンズ越し
君はもしかして気付いていたのかな?

少しだけ見つめ合って視線を逸らした夏の夜
小さな欠片ほどでも良いから覚えていて欲しかったと
心の片隅に置いたまま。

 ....




夕暮れ
赤い鳥居にシャラン鈴の音
綺麗に舞う黒髪の巫女さん
おしまいに飲んだ御神酒に
ほかりあたたまり赤らむ頬
わたしの厄は去ったかしら
まっ白な梅の花がひとひら
地に落ちるをぼうっと追う
すこ ....
ゆっさ ゆっさと 揺れる竹
先に飾られた 幾つもの願い

海と陸とを繋ぐ 小路を抜けて
浪の花を そっと 眺めてる

かわいらしい こんぺいとう
あまい ちいさな つぶだから

 ....
きみのためになにも流されないような夜には
何処にも行き場がない

すべてのネオンサインに照らされて
きみは光の街のなかで成長していく
だからせめて泣き止んでいてほしい
安らげる誰かの隣 ....
1.薄暮

食卓には
真っ白なお皿と、銀のフォーク
窓から扉へ吹き抜ける風と
その匂い

飴色の空
地平線
瞬きながら暮れる、滲んだ宝石

泳ぐ魚の群れを追いかけて
追 ....
真実を虚偽で割ることと、真実を水で割ることは
いったい、どちらが罪深い
しかし天秤が水に傾くことは当然である
たった今
目の前を蜘蛛の子が落ちていった

重力を欺けた試しがない

うち ....
山学校(やまがっこう)

ずいぶん昔の話
親戚中が集まって酒が入ると
何人かの酔ったおじさんたちが
「我や山学校どぅ卒業さんど」
と言い始める

小学校・中学校へはどうも足が向かず
 ....
あなたの静かな骨の上を一本の真新しい国道が通る
あなたの大きな悲惨の中を一つの真新しい意味が走る

眠るあなたの骨が今こうして車輪の下で砕かれていく

ぼくはその音を聞いているのだ
きみに ....
新たな因果 日雇いの応報
お前らみたいな社会を味わう
妖精に触れると背中が遠くなっていくよう
ヴォイニッチ手稿をマネしてるんだ
推敲が足りないのかな
力が欲しいと右手が疼く
夜があけた ....
今日も公園でいつものノラ猫が
寒そうにじっとしていた
お腹もすいているようだ
三匹のうち一匹は子猫のようだ
寒さの厳しい中を
これからどうやって生きていくんだろう
暖かい布団の中に入ったら ....
こどものころ、100はとてつもなく大きな数だった
けれど、どこまでも大きな数があるって、100なんて全然ちっぽけだって、大人になるにつれて知った
70億という数字が教えてくれたのは、僕が世界の一員 ....
妻が
幸せなら
私も幸せ
今宵は
何だか空気が甘い


愛のような
花の香り
押し寄せてくる
瞬間瞬間が
身体に馴染む
口をすぼめる
とても内気でおとなしいあなた
優しい人だ
誰のことも悪く言わない
辛さを耐え
コアラのような思い
お母さんの温かいおなか
地球を抱擁するような人
苛烈な意見を聞いているの ....
今日は博多への出張だ
大分駅からホームへ向か

う が・・・

あの階段を降りればホームへ行け


  
ない・・・・・

まるでエッシャーの階段の様にぐるぐると
次 ....
叫び出しそうな心は
放置しておこう

叫んでしまってもいいし

抑制できるのもまた

我慢なんて後回しでいい
我慢なんてしなくてもいい

なにをしてもいいわけではないが
どうしよ ....
哂う 山茶花
唇の色合いを 秤にかけて
軽く 溜息

笹で 囲われた
冬の風景が
気に入らないと 嘆く

雪の 白さも
空の 藍さも
自らの 青さに 変わるだけ

竹藪は  ....
そうなんです
そのポピーですきっと と
云えなかったけれど あのつらい時に
うれしかった 教えてくれたひとが居た

ヒマラヤン・ブルーポピー
いますぐにあなたまで
駆けていきたい
会い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
花の人生zenyam...217/2/1 16:35
乾燥肌017/2/1 16:11
あかい靴もっぷ317/2/1 15:53
10分朝焼彩茜色617/2/1 14:49
わらっててーね竜門勇気017/2/1 12:18
コンクリートと少しのスパイス青井とり017/2/1 10:30
さぞ這 いずる1*17/2/1 10:19
耐え難い青井とり017/2/1 10:19
ハニー間村長2*17/2/1 9:37
糖蜜の街そらの珊瑚22*17/2/1 8:38
半身朧月217/2/1 8:16
にきびはつぶさないで四角い丸417/2/1 7:48
宝石箱梓ゆい117/2/1 5:41
平成29年2月1日(水)みじんこ2*17/2/1 3:04
ことばあそび九田中修子2*17/2/1 2:41
金平糖藤鈴呼1*17/2/1 1:56
光の街末下りょう4*17/2/1 1:28
空についての三編217/2/1 1:04
道端挽歌北井戸 あや...817/1/31 23:27
山学校と学惚りぃAB(なかほ...217/1/31 23:10
海辺にてzitens...1217/1/31 22:37
シモタネライム[group]黙考する『叫...117/1/31 22:00
ノラ猫zenyam...117/1/31 20:13
水宮うみ2*17/1/31 19:22
五行歌夏川ゆう117/1/31 19:02
おとなしい人黒髪8*17/1/31 17:54
博多へ行けない朝焼彩茜色617/1/31 15:07
心の叫び坂本瞳子2*17/1/31 9:39
夢の世界で藤鈴呼3*17/1/31 7:50
ブルーブルーブルーもっぷ317/1/31 7:35

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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