フロントガラスの雪
百や千もの指が
百や千もの詩を書こうとして
なにも書けず
スルスル流れ
見通しの良い隔たりは
光景だけを素通りさせる
百や千もの天の指紋が
色も形も失って
理由を ....
自称詩人の賀地養風月氏(60)は
自称詩普及と日本語破壊に関する
長年の功績が認められ
重要剥け珍宝財の所有者
いわゆる人間珍宝に認定された
昨年認定された
伸びきった包皮蝶結び職人の
 ....
音のない電話が置かれて
わたしはそこにはいなかった

涙がこぼれそうな音楽が流れて
あてのない悲しみはもうそこではない気がした

楽譜が全く読めないわたしは
楽器に触れても音を奏でること ....
三軒目のワインバーにいる


カフェで待ち合わせてから
居酒屋チェーンで食事して
コジャレたバーに今
彼女と来ている

二軒目で少し様子が変だと
思っていたが
いよいよおかしいので ....
はつかねずみは
やすむことを知らない
ただ走る 走り回る
とりあえず道に沿って
やみくもに走る
はつかねずみは
考えることを知らないのか
脳みそがたらないのか
天然なのか
わたしはそ ....
https://twitter.com/nekoneko1o/status/834339460670070784

陰陽反転
相剋逆転
追風展開
逆境打開

いんようはんてん
そうこく ....
朝は金色に
雲の裏側を照らした
ハンドルをきりながら
シャッターチャンスを
永遠に逃す

わからずやとしてのわたしは
とうとう理解しないであろう
この世のあらゆることがらを

だか ....
ここに一つのコップがある
いつからそこに在るのか、誰も知らない

最初は空っぽだったそれに
少しずつ、ほんとうに少しずつ
永い時間をかけて
結露した水が溜まり始める
そこへ
空間に漂う ....
ぬるい風が強く吹いて、寒さの角が丸くなる
冷たさがもう人を傷つけたりしない

そのうちうんざりするような薄水色の空が広がって春を呼びはじめるね

仄暗い街にとぼけた光が刺すまでのこと

 ....
何処まで 走りたいですか と 問いかけて
どこまでも と 応える

最初は 同じなのだけれども
頷く頬の角度から
冷たい影が 伸びているようで

ずっと 見つめていたら
風邪を ....
水音のなかに
時間が並ぶ
どこを切っても
倒れゆくもの


耳元の螺子
洞の夢
すぎるかたちの声たちが
すれちがうたびに語りあう


勝者も無く花冠は増え
言 ....
バックライトに照らされた
木から落ちる花の香りが
人の鼻をくすぐりくしゃみをさせる

排ガスに巻かれた花の香は
それ自体もいつか白く濁った
うつくしい鉱石になっていく

そんなことは実 ....
阻止する術はなく
5分後にこの地球が爆発するとしたら、
あなたは愛する人に電話をするだろうか

わたしなら
「これは終わりではない」と大声で叫び
別世界にいる自分に対し、
この世界の自分 ....
都市は 心の模倣だろう
粉糠雨に 街灯が燈る
心の溝にも 点在した明るさが次第に道になる

見えない糸で繋がる送電線
車のように動きまわる明かり
しずかに一人きりの夜をともす ....
{引用=
静止したレースのカーテンが夕陽をたたえて、切りとられた金色に
染まっているこの寂しさは、切りそろえられて強調されたおかっぱ
のうなじ、森の小径で縫うようにうつろう黄色いニ匹の蝶々、また ....
[9808Q]管理者 [2/21 19:11]
アナルに名前・・・・・・
てめえら、いい加減にしやがれ!
てめらのクソアナルなんか
俺の知ったことか!ドアホ!

[9821Q]アナルに名前 ....
仕事で理不尽な要求をしつこくされて
ついつい怒って厳しい言葉を投げかける
相手が帰った後に残るいやなかなしさ
こんな俗世にまみれて
くだらないことで精神をすり減らして
僕ら風に巻かれる枯れ葉 ....




糺す
僕の希望
自由自在の心

宇宙の法則
幸せの源(みなもと)

君の光
天真爛漫の命

永遠(とわ)の一瞬
平和の礎(いしづえ)

僕たちの歌声
衆生所遊楽の寂光

僕たち ....
退職前、最後の休日は
五十四年ぶりに十一月の雪の日で
雪化粧した紅葉の下を潜りつつ
「真生会館」への道を往く  
デイサービスの帰りの時間に、マイクを持ち
「あと数日で辞めます」と告白する
あるお爺ちゃんは天井仰いで…目を瞑り
あるお婆ちゃんは「寂しいよ」と立ちあがり  
退職の日が近づいたので
休日の職場でロッカー整理をする
がらん、とした空洞をひと時みつめ
新たなる日々の摂理に、身をゆだねる  
なみだ
と云っても
但し書きが必要だね
この場合のなみだについての詩を

わたしは書こうとしています
溢れるなみだなら よろこびのなみだ
零れてしまう それはかなしみ
と云っても

 ....
フリーセックス愛好者向け成人マガジン
「Free sex magazine for adult」
を発行しました。
参加者は、国木田ゴッホ・柴田中恭兵・メリケンおちよ・ハラぱんぱん・非該当です。 ....
人の影を踏まないで歩くということは
それはそれはむずかしいこと
それを求める人は
だれかの影をすでに踏んでいることには気づかない

探し犬の張り紙をみつける
大人しい犬です
と書いてある ....
褒められた事が今になって
子供の頃に描いた似顔絵から出てくる。

不恰好に歪んだ眼鏡と
右と左で大きさが違う目。

一生懸命かきました。
と6月18日・お父さんありがとう。
の横に書か ....
優しい声で
囁く言葉はすべて
嘘っぱちよ
だって嘘は
自分を輝かせるための
言葉のアクセサリーだもの

バレたら
バレたで
「私の記憶は
都会の冬のアスファルトに張った
薄い氷の ....
雪は宙に浮かんで
ちらちらと降ちるそれが花の虚像と重なって
想像で遊ぶ私を見つめていた

中空から見下ろす
あなた、ずいぶん色褪せているのね、なんて
悲しげに降る雪は
私を寂しさだと言う ....
哀しいこと 思い出一つ 沈んでゆく

猫が降りてくる きみを探しに

二つの命と六つの思い出

あやめが咲く頃 三回忌です
からくりの歯車
まわる宙
白い粒子の雲が透ける
夢想

なみだ ひとつ
落ちる

終わりのない人波に
もまれる街は
仕組まれた余韻を残す

足跡だらけの現世
その一歩 一歩が ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
がらすゆきただのみきや13*17/2/22 20:54
人間珍宝「賀地養風月」花形新次117/2/22 20:42
無音の部屋乱太郎9*17/2/22 20:26
三軒目の真実しょだまさし3*17/2/22 20:08
はつかねずみ星丘涙1*17/2/22 18:59
陰陽反転(超自由漢詩)翼がはえた猫1*17/2/22 18:52
My Favorite Thingsやまうちあつ...117/2/22 18:05
コップ一杯の宇宙長崎哲也4*17/2/22 17:35
昧爽青の群れ417/2/22 16:38
素手藤鈴呼1*17/2/22 11:42
ひかり 言葉木立 悟417/2/22 11:38
嘯き鳥の花の香這 いずる217/2/22 11:06
人権狩心017/2/22 11:01
粉糠雨の街灯 [group]るるりら19*17/2/22 9:02
陽だまり本田憲嵩12+*17/2/22 7:38
ゲストブック花形新次1*17/2/22 7:04
枯れ葉葉leaf017/2/22 2:07
平成29年2月22日(水)みじんこ017/2/22 0:28
青い猫[group]楽麦017/2/22 0:11
十一月二十四日(木) 午後服部 剛017/2/22 0:07
十一月二十三日(水) 夕117/2/22 0:02
十一月二十二日(火) 午後117/2/21 23:56
こころ。もっぷ217/2/21 21:59
はみ出しフォーラム1花形新次117/2/21 21:48
朧月217/2/21 20:13
クレヨンの記憶梓ゆい317/2/21 20:11
自分大好き花形新次017/2/21 19:46
雪は花と呼ぶ這 いずる217/2/21 19:08
思い出……とある蛙517/2/21 16:10
終焉星丘涙5*17/2/21 15:39

Home 戻る 最新へ 次へ
1194 1195 1196 1197 1198 1199 1200 1201 1202 1203 1204 1205 1206 1207 1208 1209 1210 1211 1212 1213 1214 1215 1216 1217 1218 1219 1220 1221 1222 1223 1224 1225 1226 1227 1228 1229 1230 1231 1232 1233 1234 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.14sec.