音を立てながらわたくしたちは
知らない間にわたくしたちの
擦れるせいで消耗していく

隣のあなたの
腕や
足や
首や
呼吸に
錆びれた血が混じり
滲んでいるのは

此処のわたく ....
3億8千万を
銀行から自分の車まで
一人でどうやって運んだのか
から始まって
聞けば聞くほど
胡散臭さ満載の事件だが

3億8千万って
そんなに大したことないな
と思っている
そこ ....


悲しみ

大正
自由 希望に愛と夢
要らなくなった言の葉に
花束を捧げてみようか

服従 責任 妥協と死
目を背けている意味達と
杯を酌み交わせたらな

しがらみを思い知らされて
生き様を足元に置い ....
どれだけのことを忘れたならば

わたしはソレを思い出せるのだろう

ソレに対して抱いていた感情は

喜怒哀楽だけではとても足りなくて

不足を思わせない大きなソレは

世界のは ....
何時だって 穴の先は 暗いから
抜けた瞬間に 広がるのは
青い空だと 決めていた

白い 浪の花ばかりが 目下の課題
ふわふわ 浮いて居て くれたなら

カモメか ウミネコか
迷う ....
海のきらめき風に乗り山に運ばれ

やわらかな反射

こすれた緑は血の薫り

五月の薫り光そのもの

真珠を目で追う

鼻にまとわりつくのは光そのもの


坂本龍一いがいしっく ....
ふと眠くなるのを
春のせいにする

怠惰な気持ちで溢れ
意欲という言葉すら忘れ

のんべんだらりと
日がな一日を過ごすというか

半分寝ているような心持ちで
過ぎゆく時間を眺める
 ....
雨の幕間に耳目を伏して
乾いた水脈を手繰るように


生命の中核へ
堅い樹皮を穿つように
かつて滾り迸ったもの
跡形もなく
洞に ただ
ぬるく饐えた匂い


記憶――暗愚な夜
 ....
やることない
金ない
友達いない
彼氏いない
彼女いない
仕事ない
才能ない

ないないづくしの
自称詩人にあるものと言えば
ズバリ時間だけだが
その時間をクソ自称詩のために
 ....
 
 
ネパールのおばさんと話していると
初夏の風が吹いて
自ずとら抜き言葉になる

門扉のところで自転車にまたがっている男に
日本語ではない大声でおばさんは話しかけ
それがネパールの ....
遠くで春雷鳴っている
遠い遠い国からの
流出する熱、光

此処は既に
隙間だらけのあばら家だ

板張りの破れ目から
熱の光の炸裂する
俺は戦慄錯乱、
混沌渦!混沌渦!
呑まれのた ....
○ここの病院に入院する
と車の免許証がないワイフに話したら
ここ、交通が不便なのよね
だった

○入院してわかったことがある
絶対こうなければいけない、ということは
そんなにないんだとい ....
そらの匂いが
あじさいの花に
かぞえきれないかげを穿つとき、
虹の残り香が めをさます。

こどもじみた言いわけみたいに
するり、と
きえてしまった
あるはずだったものたち。

( ....
ワイフは
僕が何か言うと
すぐ怒る、と言う
僕は怒っているつもりはないけれど
すぐ怒る、と言う
怒ってない!
怒ってる!
怒ってない!
怒ってる!
僕はこれからは
英語で話すことに ....
長いブランコって
苦手な人にとっては 

罰ゲーム以外の
何者でも ないですよね

横に揺れるバンジーさながらのブランコは
三半規管が可笑しくなって しまいそう

たまに運転中  ....
水城

やませ

泊まってる部屋から市ヶ谷のアンテナが見える

金正恩か、北朝鮮か

地震もミサイルも

格差も人工知能も幸福も

こんなとき音楽は

小説も、詩にしても

泊まってる部屋には路 ....
とても薄っぺらいものを見ている気がする
夢の国に居るみたいだ
どこに居ても夢の国なのか
ひどく薄っぺらい
ないめん深海のポールにぶら下がって
千代田線直通
れいてんかえさるは
まいしくるのまいしくる
点景はばつぐん
かかるGで呼吸するいきものたちよ
幸あれ
夕暮れ時の薄いブルーたちよ
腸の ....
優しいピアノの旋律が響く中
目の前で崩れていく世界
このアンバランスが充満して
飲み込んでいく刹那を
救う手立てはなにもなく
立ち向かうための武器もなく
精神だけが抗うことを求め
背中に ....
あなたはわたしのなかにいる

あなたの肌にはその日になると
青や緑の痣が浮かぶのだと
教えてくれた

うごかない左腕で
必死に笑ってた
じっと見つめるとちからのぬけた顔になった
それ ....
雨が降って、山に降り注ぎ、
川になって、栄養を海に届ける
のを、道路やら護岸が邪魔をしている
海では海藻が減って、磯焼けが増えて、
生き物が知らない間に減っている

漁師さんは知ってるのか ....
友人の結婚式で
ドリカムを熱唱する
新婦の友人代表がいた
確かに驚くほど歌は上手かった
しかし、新郎新婦そっちのけで
歌い上げるその姿は
許されるなら
ウェディングケーキに
顔を突っ込 ....
病院への送り迎え
手術のアドバイス
手術の立ち会い
見舞いなど
いろいろな人にお世話になった
人の有り難さをつくづく感じた初手術だった
地元の寺の住職が
病院への送り迎えをしましょうか
 ....
空虚な柩に捧げた花は

赤く染まる頬に似たり

焼けた道は歩かねどと

滴る指先白い糸を掴む

赤く滲み貴方のもとへ
前略 いくちゃん お元気ですか?
さて、いくちゃん 突然のオープンメールでごめんないさい。
あなたは、いまでも私にとって秋田の素晴らしい女流詩人のひとりですが。メールアドレスなどをなくしてしまいま ....
寒い冬だから
おしくらまんじゅうをして
楽しんだ

外を舞う 雪の代わりに
笑顔 沢山 舞い踊り

迷っている 暇なんて
まるでない くらいに

服と服が 触れ合うと
摩擦力 ....
まあ、ひとつの法則を
抜け出すとして
歪ませる
他のやり方を知らないから

猫背のあいつに誘われて
脳味噌渡してみたけれど
刈り取るように
刃を入れて

残った大地に
種を埋めよ ....
科学

大臣

熨斗
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Exhautionえこ217/4/21 0:04
3億8千万円花形新次217/4/20 23:39
平成29年4月20日(木)みじんこ017/4/20 22:55
花弁松本 卓也117/4/20 22:47
知らないわたしと知ってるわたし薔薇の人217/4/20 18:41
水際のマーメイド藤鈴呼017/4/20 12:39
五月の薫り吉岡ペペロ117/4/20 0:20
春微睡む坂本瞳子0*17/4/20 0:09
ガラパゴスの雨ただのみきや7*17/4/19 22:22
時間だけがある、無駄な時間だけが花形新次117/4/19 22:20
ネパールの親戚たもつ417/4/19 21:58
春雷(改訂)ひだかたけし2*17/4/19 17:03
入院独り言集7zenyam...017/4/19 15:21
そらの匂い草野大悟2517/4/19 11:08
怒るzenyam...017/4/19 7:51
きゅい~ん藤鈴呼017/4/19 5:32
平成29年4月19日(水)みじんこ017/4/19 3:18
市ヶ谷にて吉岡ペペロ017/4/19 2:13
とても薄っぺらい水菜017/4/19 1:52
底辺はるすかいむ次代作吾117/4/19 0:43
混沌の始まり坂本瞳子017/4/19 0:28
おかあさんの音田中修子8*17/4/18 23:40
欠けた空、忘れた海相田 九龍117/4/18 21:49
自分に酔いしれる花形新次117/4/18 20:12
初手術zenyam...117/4/18 17:03
白い糸勇姫017/4/18 17:00
いくちゃんも はたはたパイ 食べろ るるりら6*17/4/18 14:27
擦れ違った空気の分だけ藤鈴呼1*17/4/18 9:50
猫鍋鯖缶117/4/18 2:38
平成29年4月18日(火)みじんこ017/4/18 0:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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