死に方について考える
病院にいて面会もようせず
天井を見つめたまま死ぬ
どんな気持ちなんだろうと
怨念がおんねん

皆、あたりまえに
そういう死に方をしている
死ぬときは
畳の上で死 ....
満ち足りて
何も言いたいことがない日
わたしは
使われなかった切符になっていた

古いけれど新しくて
行きたかったけれど行けなかった
そんな後悔さえも通り過ぎて
紙きれのように たいら ....
農道で戦車を追い越す軽トラは
収穫したサツマイモを満載している
焼酎造ってるほうが平和だがな
軽トラの若者は思うけど
アル中の父親のいる家族にとっては
ちっとも平和なんかじゃない
砲塔はじ ....
「だからリルケの秋以上を僕は知らない」



なんかちょっとドラマがかったセリフみたいなのを

思いついたので

書く


似たようなことは前に書いたなー

なんだろう ....
 

救世主さまは
人類を救済されたのだろうか?

本来なら
すでに滅びているはずの
愚かな人類を

いまだ
生き延びさせてくれてるのだろうか?

それとも
これから
 ....
時間にはとても私的だが、
{ルビ滾滾=こんこん}と湧き出るといふ心像を持ってゐる。
それはいつしかFractalと結びつき
時間はFractalの一事象といふことに固執してゐる。
古くは{ルビ ....
発狂した海原を
優しく撫でる指先に
柔らか呪いの
息づく感触、

白装束の何者か微笑み

〉*あんさはキーウへ行っただよ〈

青空に舞い散る
桜花の美しき
日本の地で

 発 ....
亡き両親や兄弟の名を呼んでは
途方にくれる
あなたの心の中では
彼らは今も生き続けていて

鳥や草木、岩、風、雲
家よりも山にいる方が好きだった
鳥のさえずりや川のせせらぎを
心が求め ....
桜の花の
命が
短いのではない。
短いと感じる人の心が
儚いのよ



花もいいが
それよりも好きなのは
葉桜だ
光合成をする
ああ桜の木よ



雪国の冬を
生 ....
いかん
心身に余裕が無いと
人に優しくできない
ダメだなあ
まずは自分に優しく



短気は損気
急がば回れ
ごめんなさい
ありがとうさま
一つ一つをして行こう


 ....
生きる手段が何もなくなった時
死ななければならない
それがこの世の理
生活保護さえも
受けられない

家を失い外に放り出される
私が生きる余地はこの世にない
自分の最後を予感していた気 ....
辞書の単語の順列組み合わせで
気持ちが伝えられるなら
苦労はしないもんだ

彼らは読み取ることをしない
表面をなぞってわかったフリ

そうすれば自分は
高いアンテナがあると言えるって
 ....
<1>

Pop pop pop pop
Gonna make the asphalt boil
Pop pop pop pop pop pop... sizzzzzzle
Go ....
またいつか会えると信じてから
どのくらい経つのだろう

何も分からないまま
祈りのような翼を
空に広げて

月曜日の隣に
日曜日を並べたい

あなたを探すために
狂った時間の中で ....
 

まぁ、いわゆる
青春時代、かな

鳥取へ行った
当時の鳥取は
夜8時になると
町が眠っていたのを
なぜか
印象的に憶えている

ある日、
たぶんどこかのホテ ....
あるとき、atom、つまり、「原子」という言葉が、ディキンスンとホイットマンの二人の詩人の詩に使われているのを発見して、これは、おもしろいなと思ったのである。それというのも、当然、この二人の詩人が、「 .... 無数の人たち
散らばる波打ち際、

それぞれがそれぞれ
起立し虚空睨みながら

青い天空、目指して居る 






流れ落ちる滝の
滾り燃え立ち在る処、
垂直に浮かび上 ....
 折れた、
 夏草の茎の
 尖端から
 滴る汁、
 突然静かになった水場
 あのひとが愛の、
 愛の在処をわかっていると誤解したままで
 おれは死ぬのか
 麦を主語に従えた季節は終 ....
命は
魂という
命だ
この命は
私という役目です



この宇宙の
命は
愛から生まれた
宇宙の魂
みんなの魂はつながっている



何はともあれ
ありがたい
 ....
言葉の受け手を
笑顔の受け手を
優しさの受け手を
愛しさの受け手を

感受されたその表情を
汲み取ることはできない

それでも言葉は
ぬくもりは
瞳の動きや
頬のこわばりは

 ....
生きているだけでつらいなら

針の筵の日々ならば

人生自体が無駄ならば

それでも世界は回るから


悲しいだけの日々だから

苦しいだけの日々だから

痛いだけの日々だか ....
めいっぱいにひろがった、
快晴の青空のした、
さわやかに吹く初夏の元気な風をめいっぱいに受け止めながら、
学校の屋上で、
どんどん成長してゆくような、
そんな果実の可能性と期待感、
その真 ....
1人 部屋で泣きながら

ベランダの蛹に話しかけた

つらいね 寒空だね

春が待ち遠しいね 君は何色かな

雪が降る 雪が降る 

黄昏時 ベランダに出て

世界の境目を覗き ....
瞳に光帯びた貴女が現れ
意識の壁に穴が開く

降り続ける雨に濡れ
迎えに来た母親を忘却し
走り廻る走り廻る
ずぶ濡れでへっちゃらで

胸の奥に鉛の重り抱え
死にかけながら
活きいき ....
群れ集う
緑の樹木の
深い青に緑の波動
 閃き広がり
   、
畏れる程に生え
生える程に畏れ
洗われ現れ表され

繁りうねり波打ち

  この荒涼とした原野に、

 緑の樹 ....
 

狂いたいひとは
まぁ、世の中の
いたるところに居るだろう

うつ病患者が
百万人超えたとか
きのうニュースでみたけれども

あ、その中にわたしも入ってるやん、
 ....
あの壁と、この壁は違った
透明な呪詛だと思えば、
(知らない舌)
やがて、幾度となく数える
花のありかのことを


遠く、広い、呼吸は
(さみしいだろう)
背景に描かれたものたち ....
春うらら

ことばなく歯切れの悪い陽春は多肉植物肥ゆるときかな


*
inkweaver
素晴らしい短歌ですね。陽春の美しさが言葉にならず、それが多肉植物が茂る時期に表れるのかもしれま ....
くだんないことに一生を費やすのが人生でしょう?
ぶつかり合ったとしてあなたと私は何も失う事なんて無いわ
ほらみてごらん?星の軌跡を
私たちは違う星の谷間に落ちた子供
私たちは成り立ちは違えど同 ....
眼を瞑れば
一瞬に見えなくなる
景色のかわりに

過ぎた日の
風景があらわれて

去った人の
面影が
微笑む

その人への
揺れる想いが

揺れるままに
脳裏の鏡に炙りだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
終活メモりゅうさん4*24/4/17 6:17
満ち足りて何も言いたいことがない日昼寝ヒルズ324/4/16 21:40
ナイル殺人事件藤原絵理子324/4/16 21:36
めもうし024/4/16 20:32
さしこめる月光秋葉竹124/4/16 19:09
自在なる時間積 緋露雪0...124/4/16 17:11
白装束の指先、エスノクラシー(改訂)ひだかたけし5*24/4/16 17:10
さまよいびとヒロセマコト9*24/4/16 16:29
※五行歌 三首「桜を見られたなあ 私の命一つ」こしごえ3*24/4/16 15:38
※五行歌 三首「いかん」5*24/4/16 15:37
夢見た一生北川 聖124/4/16 7:18
アンチテーゼ天竺葵224/4/16 2:50
Summer Skin投稿者1*24/4/15 22:42
メビウスミナト 螢324/4/15 22:35
ただ憶えてる、青白い夜秋葉竹324/4/15 20:27
語の受容と解釈の性差について──ディキンスンとホイットマン田中宏輔8*24/4/15 18:19
五行歌、時の際にひだかたけし324/4/15 16:47
Alone Again Or中田満帆624/4/15 10:42
※五行歌 三首「この命は 私という役目です」こしごえ4*24/4/15 10:32
FPAB(なかほ...324/4/15 8:54
夜記1短角牛2+*24/4/15 0:27
推しの子本田憲嵩824/4/15 0:09
胡蝶の夢短角牛3*24/4/14 23:42
意識のキザハシひだかたけし424/4/14 19:43
原野の眼424/4/14 16:56
悲しみみたいな、雪秋葉竹424/4/14 16:48
アートコードねことら324/4/14 16:23
春うらら足立らどみ324/4/14 12:10
星は廻りて時を穿つ武下愛4*24/4/14 11:09
眼を瞑れば原田たけし424/4/14 6:35

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