心を失った訳ではなくて
ただ悲しいフリをしたかっただけ

温もりを失った訳ではなくて
ただ眠っていたかっただけ

ちょっと疲れたときの言い訳が
あんまり大きいせいで
優しさが痛くなって ....
浮かんだのは たてがみ色の雲
何処に と 聞かれれば 迷う事なく空と応える
けれど 否 ここは海 そういう表現だってあると
教えてくれた 一房のたてがみ色をした髪を持つ少女

一年目は全 ....
繰り返される日々の中で
身も心もすり減ってゆく
紫陽花が咲く坂道を駆け下りる
雨色の風が頬を撫でる

ここまで生きてきた
どこまで行くのか
わからぬまま
歩く

蛍火はなつかしく揺 ....
ガリクソンは
メジャーでも活躍した
元巨人の投手で
糖尿病を克服したことで知られる

糖尿病で苦しんだアスリートと言えば
横綱隆の里やアントニオ猪木もそうだ

身体が資本の人達が
食 ....
東の空が金色に染まっている
バイパスは渋滞していなかった
感じのよい人と話した
仕事は首尾よく片付いた
昼の定食は美味しかった
久方ぶりにメールが届いた
休暇は上手く取れそうだった
過払 ....
静けさという音が
降ってきて
{引用=それは
大人に盛られた
眠り薬}
影という影が
今という現実の
いたづらな写し絵になる


いつまでも暮れてゆかない夜があった
小さな公 ....
町明かりで星がみえない

町明かりで星がみえない

真夜中ハッとして目が覚める

そういう暗闇もあるのだ

そういう暗闇もあるのだ


半身が

痺れるほどの

あやまち ....
ばあちゃんよ

あなたの息子であり
わたしの叔父の命を
どこかに連れ去って言ったオートバイに
わたしが好きで乗っていると思わないで

「昭和ヒトケタ生まれの女は嫉妬深い」
あなたはいつ ....
気持のいい青嵐、目を閉じる。

湿度がいない隙に
溢れたしょっぱい水を絞りだした、


要らない物は捨てて
新たな柔らかい風を入れよう


ひけらかしたいの大好きな人の
宝もの
 ....
愛は見えないもの
見えないから
ふと不安になる
見えないから
騙される
欲望は見えるが
愛は見えない
必要は見えるが
愛は見えない
憎しみは見えるが
愛は見えない
愛は見えないが ....
人の悪口は
言葉の矢だ!!
人の心を傷つけるものだ
思うのはしょうがないが
わざわざ口に出して言わないことだ
発しられた矢は
ブーメランのように
自分の方へ向かってくる
真夏が似合いそうなシースルー
英字新聞のような洒落っ気も忘れず
透明感に包まれた肌

演出するのは若い監督
そこ もうちょっと 寄せて上げて

何時だって実物は黴嫌いだ
より美しく ....


 

どぼんと
水面のまぶた
開いて


揺れる呼吸の
ただいま と おかえり





喪失の臭い


幼子の瞳に隠れんぼする
木製の掌はうつつ

 ....
                

夕日が地平に没しても
なお 街々の西の空が
かすかに明るみをおびている
足を止めて
やや赤みがかった
仄白いものを
見ていると
無性に泣きたくなっ ....
「くわいえっと ていくおふ」
                

手の届く角度の間に開いた対称線の。
空を見ながらゆっくりとおちていくはずのモーションで。
私は空間に静止したまま、円 ....
3本に見える親父のしわも
近づいて見ると
土星の環のように
たくさん見えてくるのだろう



でも近づき難い威厳がある
物忘れが多くなったけど
柔らかくなっていく眼差しで
威厳を保 ....
乳白色

鼻濁音

富士山
あー

頭のフタがとれちゃった
花に話しかけようとしなかったから
ぽろっと落ちちゃった
コップにも話しかけておけばよかった
水入ります
であるとか
靴下でも
ネジでも
スズメでも
 ....
昔から奇跡は実在していて

いまも目の前に当たり前のように続いている

だからここにいると

奇跡は懐かしい顔をして在る


私は慌てて感じとる

それを真剣白刃でかき集める
 ....
今日は映画を見た
題材はニューヨークに住む
ビジネスマンである男の ある 物語
しかし彼は純粋な恋愛に対しては不能な男だった


そしてメディアをはじめとした性風俗などの悦楽にはまり
 ....
暴露事務次官が
見栄晴顔だと気付いた人は
見栄晴の競馬予想TVでの司会が
思いの外まともで上手いことを
知っている

ところで
獣医学部を作ることが
ミサイル撃ち込むことや
教育関係 ....
かわいそうな方を選ぶなんて
悪趣味だからやめて
映画も本もどうでもよくて
春はアスパラガスがおいしいと言って
そんなことでかんたんに幸せになって
あたらしい恋にはさっさと飽きて
いつの間に ....
休みの日の朝
ガスコンロとトイレを掃除することにしている
付着した汚れが気になる
私は一言多いから

言わなければよかったと
何度も思うのに
沈黙に耐えられず
また余計なことを言う
 ....
花も御団子もそして
忘れてはいけない それは
あなた
三択なんてできない
もしも川で溺れていたら
わたし 全部を
熊になって銜える
言葉でも
抱擁でも 違わなかった
はず

薔薇に囲まれた
木製のベンチでも
暖炉の前の 刺繍の施された
英国製のクッションでも
違いはなかった
はず


禁断の欲情を交わすには ....
動かない水の上に
架かる小さな橋に
枯葉が一枚一枚
落ちる
たびに
思い
出してしまいそうになる
地図の上に屹立する白い
直線 とか

だけが見えた猫の
鳴き声  とか
煤 ....
自称詩人による
自称詩テロが頻発するなか
自称詩投稿サイトに対しても
破防法を適用するべきとの意見が
国民の大多数を占める一方
表現の自由を侵害する恐れがあると
一部のマスコミや人権派団体 ....
神様、どうして人間は
自分のことをよく解らないのですか
解ったらつらくて
生きていけないからですか
解ったらつまらなくて
生きる意味がないからですか

神様、もしかして人間は
他人のこ ....
かじり取られたたましいが
元のかたちを静かにたどり
川辺を覆う枯れ草に
うたうように立ち上がる


涙が涙を流し去り
夜のひとつの山道となり
何処に着くのかわからな ....
丁度良い角度で群がっている星達を
遥か彼方から見つめる夜
濃いガスの絨毯を乗り越えて
箒星の小言にもメゲズ
辿り着いた 一番星
自らが瞬く理由づけとしては
最高の雰囲気

カクテル ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Lack of sleepえこ117/6/12 22:24
5年ライオン藤鈴呼1*17/6/12 21:23
紫陽花の坂星丘涙11*17/6/12 18:44
ガリガリガリクソン考花形新次117/6/12 18:01
比較的良い一日やまうちあつ...017/6/12 17:25
きつねつきそらの珊瑚18*17/6/12 14:29
無明吉岡ペペロ117/6/12 12:57
ばあちゃん一 二117/6/12 12:24
負け戦に挑む おかしな人だ水戸 うしん5*17/6/12 11:58
愛はzenyam...117/6/12 11:14
言葉の矢017/6/12 11:03
小娘のおっぱい藤鈴呼0*17/6/12 10:28
楽車 DanーJiri[group]ハァモニィベ...017/6/12 9:57
かなしみ前田ふむふむ7*17/6/12 7:06
くわいえっと ていくおふ戌丸 ぜの217/6/12 3:34
親父讃岐どん兵衛1*17/6/12 1:36
平成29年6月12日(月)みじんこ117/6/12 1:08
あー次代作吾217/6/12 0:15
奇跡吉岡ペペロ417/6/12 0:05
家で映画を番田 117/6/12 0:00
見栄晴花形新次117/6/11 22:27
かわいそうな方を選ぶなんてユッカ317/6/11 22:22
つぐない朧月317/6/11 21:44
シャケもっぷ217/6/11 21:15
和音Lucy5*17/6/11 21:05
少し冷えた左手を白い月に翳すとnoman317/6/11 19:58
破防法の適用範囲花形新次117/6/11 18:13
この世は弱音イオン2*17/6/11 16:23
道へ ふたたび木立 悟317/6/11 15:46
惑星の先に藤鈴呼017/6/11 14:55

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