ざくろのような憎しみを
胸の中に抱いている

綺麗にみえる実は
ひとつひとつ期を待って
はじける
はじける
赤い実は
少し甘くもありすっぱくもあり

私自身までもが
ぜんぶつぶ全 ....
思いもよらないタイミングで
民の意思が問われる時が来た

自然界に
完全な黒も
完全な白もないように
人に
完璧な論理は求めない

しかし

議論はしても
結論は決まっている
 ....
完結させたかった想いを宙にばらまく

君の気持ちに耳を傾ければよかった
自分の思いをちゃんと伝えればよかった

ちゃんといやだと言えばよかった

睡眠不足は揚げ足取りで上手く歩けない
 ....
熱もないのに
ぼうっとする頭
考えが堂々巡りでまとまらない
寒いわけでもないのに
体の震えが止まらない
何も食べたくないのに
ご飯だよって呼ぶ声がする

熱もないのに
何だか体が重く ....
何も この手から生まれない
何も この頭から作られない
何も この足では前進しない
何も この世界は正しくない

誰かの言葉が社会を回し
誰かの気持ちが個人を殺し
誰かの息が吐かれる度に ....
ミハエルは戦車乗り
幼い頃から軍人に憧れ
16歳で夢を果たした
女のような顔で
いかつい戦車を乗り回す

ミハエルは平和のために今日も戦う
軍人が嫌われるこの国で

彼の勇気を称えて ....
あたりを探してしまう

記憶からはじまるここではない世界

懐かしがることも

未来を夢想することも

むなしくならないように

あの音楽を聞いている

恋や授業や催しに

 ....
極楽浄土みたいに
阿弥陀如来みたいに
僕は浄土を持っていて
仏みたいなもんだ

宗教に惹かれるけれど
宗教に入る気はない
僕は神仏だから
信仰される立場なの

精神病棟の中で
一 ....
夜ごはんを食べた後に
必ず精神安定剤を飲まないといけないのに
もう三日飲んでない

私はインターネットをしながらビールを飲んでいる
もう三缶目だ

ちなみに一人暮らしの部屋はめちゃくちゃ ....
パクパククネクネが
愚かなのは
「腐った歴史を燃やさなければならない」
という親父の激烈なメッセージを
すっかり忘れ去り
相変わらず負け犬根性丸出しの
バカ自国民におもねったところだ
先 ....
暗闇に浸っている
暗闇に酔っている
ゆったり落ち着く
午前二時二十分に

俺は闇と対峙する
三歳から在る闇と
時が消滅していく
俺は闇に沈みいく
凄く落ち着き払い
俺は墜落していく ....
お日様がどこにもいないような雨降りの日
私は体調を崩してベッドの中
看病してくれる人もなく
食事をする気にもなれなくて
1人静かに眠ることにする

子守歌のような雨音が
私を眠りの渦に巻 ....
夜の隙間に落ちて
膝を抱え 泣いていたよ
痛む心は自分
だけのものと
決めつけて

ここには星も月も
ないからさ 誰も見てない
そっとそっと人知れず
落とす涙
その行方は

 ....
世の中
気の合わない夫婦と気の合う夫婦と
どちらが多いんだろう
僕たちはもちろん気の合わない夫婦だ
僕は甘党ワイフは辛党
ワイフは野菜好き僕は肉好き
僕はスポーツ趣味ワイフは音楽趣味
ワ ....
田舎は自然豊かで
水も空気もおいしいが
僕はほしいものが二つある
それは
大きな本屋と安いコーヒーショップである
本屋は毎日行っても飽きないし
コーヒーショップは
好きなコーヒーを飲みな ....
きのう花屋にたちよりました
シクラメンが並んでいました
もうこんな季節なのですね
疲れていたのですが
明るい気持ちになりました
最近、花を見るのが好きになりました
チューリップの球根でも買 ....
こころ美しく 生きたい
誰かの幸せを うらやんだり
今日 私にできること
生きていくこと
 
泣き出しそうな曇り空
子供の消えた公園
何も伝えずに
貴方は逝った
すべての死者が私をい ....
なにかを
おおきく まちがったんだろう。

ふつうに
生きると いういみわからないなんて。

たにんとは
ちがうしあわせ のぞむこころはいやしいのか。

とおいそら
みつめつ ....
倒れた花瓶は音を立てずに
閉じた瞼の裏側に沈み
たくさんの小人たちが行列をつくって
どんどんどんどん階段をくだっていく夢を
みています

雁字搦めに絡まった
優しい文章の尻尾の端を
夜 ....
ドライブのかかった行進曲

モノクロのぶちぶちいってるフィルム

曇り空

背のたかい草むら

ワンピース

にのうで

石立鉄男のドラマの再放送


水灰色の昭和に食い ....
ぼくはいちにちに何百回も

不安になったりホッとしたりしている

手を離してくれないのに

ぼくが手を離しても

手を離してくれないのに

それに感謝することが出来ないのだ

 ....
俺の細胞のひとつひとつには毒素があり、それが血に混じり体内組織を循環することで意味となる、通過した後の内壁は微量の劇薬に炙られたように荒れて、真白い泡を吹き上げる、それは流れに巻き込まれて同じよう .... ベイベー

まどろむ沿線が歪んでも

引き裂かれて流す涙とか

カモンベイベー

そんなもん毎晩愛苦して


どっかに突破したい

脳だけじゃ我慢ができない

こっから突 ....
ひたすら
ひたすら

鬱々と

ざらざら
ぐらぐら

眩むほど

身体と
思考と

分離して

何も
手につかず
何も
纏まらず

ただ

ただ

秋月 ....
今日も
満員電車に
ゆられていく

わけのわからないまま
頭をかかえ
ゆられていく

何処へ
ゆくのか
何処へ
辿り着くのか
わからない

何処までも
ゆられていく
幸 ....
紡ぐ 紡ぐ 紡ぐ

言葉を 思考を 心を

けれど けれども

伝わることは ない


それでも

それだから

届けと

届けと

投げかける


声を 思い ....
雨烟る通学路
薫る金木犀
雫の水霞
女王すら姿を隠し
主役は小さな夕焼け色

純朴では 無いかもしれない
派手と 笑われたこともあった
それでも 貴方は
この香が好きだと 

 ....
 少し熱を持った雨に阻まれて
 会えなくなったのは、いつからだったでしょうか
 指先に絡むあたたかさが
 離れていくのに耐えられなくなった
 そのときからでしょうか
いいかみんな
この会議室に人がいるだけで
暖かくなるよね
人間は一人あたり
電気ストーブ100ワット分の
熱を持っているんだ
でも、どうだこの寒い空気は
100ワット分の情熱を
君たち ....
眠れぬ夜はごそごそと
布団の中で詩を紡ぐ

眠れないのは何のため
眠れないのは誰のため
眠れないのは我のため

嫌なことがあった日に
しっかり眠ると嫌なこと
しっかり記憶に残るらしい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
大嫌い朧月117/10/17 20:31
It's coming眠り羊017/10/17 19:37
懐中時計不思議な色の...017/10/17 18:56
熱もないのに無限上昇のカ...117/10/17 14:00
アドバンテージえこ017/10/17 0:02
ミハエル無限上昇のカ...117/10/16 22:09
私を離さないで吉岡ペペロ617/10/16 21:45
ボランティア宗教moote117/10/16 21:01
狂った人017/10/16 20:59
妬み嫉み国花形新次017/10/16 18:54
ひだかたけし8*17/10/16 17:27
雨音の中で無限上昇のカ...717/10/16 14:11
涙拭かなきゃな颯太@1*17/10/16 10:59
気の合わない夫婦zenyam...1*17/10/16 9:27
田舎にほしいもの2*17/10/16 9:01
星丘涙4*17/10/16 8:05
ちいさな日uminek...4*17/10/16 6:39
なにもかわらない秋葉竹2*17/10/16 4:49
屋根裏に置かれたままのぼんやりとした記憶宮木理人517/10/16 2:00
石立鉄男の再放送吉岡ペペロ217/10/16 1:39
感謝317/10/16 0:07
ブリック・バイ・ブリックホロウ・シカ...2*17/10/15 21:38
愛苦吉岡ペペロ417/10/15 21:16
秋月夜綠春317/10/15 21:16
ゆられてゆく星丘涙4*17/10/15 21:07
呼 途 葉綠春117/10/15 21:00
秋霞117/10/15 20:51
七夕中原みのり117/10/15 20:42
情熱100ワットイオン2*17/10/15 13:25
寝返り詩人3*17/10/15 13:24

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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