ボケ夫婦になると
お互いボケの責め合いになる
「電気消し忘れ!」
「トイレの水流してない!」
「蓋をきちんと閉めてない」
「あれ、あれじゃわからん!」
責めると責められるから
この頃僕は ....
風が吹く
強く
トタン屋根が揺れる
怯える
妄想が始まる
風にさらわれて
知らない土地へ
飛ばされる
初めて見る海は
広く
大きく
だのにひとっ飛び

また風が吹く
さらに ....
世上見えないねぇ雨が降ると。


雨ですね。

雨ですか。


落ちてくる水ふうせん。は
こま送り。で見るといい。

アスファルトに落ち、割れ
四方八方へ行くのです。
どこに ....
僕は一枚の紙

美しい物語が綴られるはずだった紙
だのに、その表面は虚しい無地のまま
降り止まない雨に打たれて
溶けだしてる



ある晴れた日、道行く人々が
ふいに風に舞う紙に変 ....
あなたは知っているだろうか?
秘密のさぷりのあることを

目には見えない
あの透きとおる粒のさぷりを
うつむく夜に

ーーごくり

ひと飲み

あなたの体内に具わる
エンジン ....
命の意味は宗教的

命の意味は種の保存

命の意味は空間的

命の意味は

命の意味はたくさんあるけれど

命の定義はひとつしかない

決めつけたら駄目

決めつけたら駄目 ....
老いてゆくこの身を
黄昏の空に
横たえている

怯えているのですか
夢みているのですか

たぶん
どちらも

闇は光を呑み込み
光りは闇を呑み込んで
絶望と希望くりかえす

 ....
ざりざりして
つめたい砂底に種をうえては
おびやかさない


まねくのはいつも、水
ひらかれた土地の穀物の声
らー、
と揺れている風の脚

とうめいを覗いたら景色になる
穂は ....
deadendな夜にきみは優しい
weekendのあさにゆでたまごを食べるみたいに

はっぴいえんどを聴きながら

The Doorsのthe endをおもう

愛はやすみなく働いて ....
美しい紅葉の写真を撮るために
カメラと三脚で二十キロもあるザックをかついで
三千メートルの高山を登ってきたシルバーと
山小屋で同室になった
これでも軽くしてきたということだった
美しい写真を ....
幾つもの黄土の波線が
水浸しの校庭を遥か越え
何処までも走っていく
わたしの意識は冷え冷えと
その光景に呑み込まれ
どんどん平たくなっていく

荒い呼吸を繰り返し
次第に遠い意識の断片 ....
○看護も介護も
ふだんの付き合いが大事!
困った時だけ助けてくれ!
と言われても
もう遅い!

○離れてみれば
有り難さがわかる
古女房も

○年を取っても
健康であれば
幸せ ....
花野を二分するようにさやかな小川が流れている
書くべきでないこちらのその向こう岸がまばゆい

悪い夢を見た人たちが
今朝を待てずに捨てに来る小川
好まない好めない幾つかからは解放されて
枕 ....
窓硝子に映った一角獣は
怯えることなく
凛としたまま
そこに佇んでいた

白い毛並みは金粉が混じったように煌めき
燃える炎の赤い瞳はつぶらなルビーそのもの
巻き貝を細長く伸ばしたようであ ....
姿も形もいらないから
心だけが残ればいい

クラゲのように舞うことが
できるだろうか

流されるだけでもなく
音も立てず

生命の強さを感じられることもなく
血液の温かさもしらず
 ....
今会社が社長に私物化されていて

そのつけがいずれは社員や株主に廻ってくる

そしたら新しい社長には経験不足の頼りない社長がいいのか

やっぱり今のまま会社を私物化している社長がいいのか
 ....
  下りに乗ってしまえば
  あの日の二人が見える
  ような気がする

  けど
  いくら待っても
  そんな電車は来ない


  新宿でも、小金井でも、
  君の声が聞こえた ....
アップデート後のメモは+を押して
スケッチを追加すると拡大しながら
線を描き込めるから細かい修正まで
できるって気がついて目の前にいた
ショートヘアの女性を描いてみよう
としたのだけれどもそ ....
(3)
瞳は無機質にも見えるのに
それでいて裂けたように生まれている

一人で簡単に生きているのに
甘えるように近づいてくる

すべて知っているようなのに
それでいて途方もなく必然にい ....
とどかない
比喩にうるおっても満ちはしなくて
コンクリートの水辺にはゆがんだ
月が浮かんでいる
さして、おもしろくも
ないひかりにおかされて夜は
雨になり浸透する
加速しながら泳ぐ群 ....
雨ばかり続くから
私はまた熱を出す
急に寒くなったりするから
私はまた熱を出す
お布団の中はもう飽き飽き
外に出たいと嘆いてみても
熱が下がるわけはなし

締め切った部屋には
風も吹 ....
(1)
思うほどに儚い
単純な強情さで
だからこそとてもとても
大切にしたいのに
光のようにわすれがちになってしまう
哀しみそのもの


(2)
自身の汚れを小さく見せて
それか ....
早朝の駐車場
誰かが捨てたごみ袋を丁寧に
カラスが広げている
コンビニ弁当の容器や紙クズを
ひび割れたコンクリートの上
器用に嘴を使って


秋晴れの清々しい空の下
目ぼしいものはな ....
雨なんて消えてよ

君の帰りを待つ退屈

乾かない洗濯

乾いた心

雨なんて空に

飲まれてしまえ

私を連れて…
口裂けジャックはうたう
陽気にうたって街を闊歩する
片手にナイフをちらつかせ
鏡合わせの貴方を探す

口裂けジャックはうたう
貴方の最期をうたう
看取る瞳は一組で
それは他の誰でもない ....
鳥を殺した、
鳥の死体を地面に寝かせて、
子供は自転車に乗り、
走る、
自転車が鳥の死体を轢く、
ブジャッ!
子供は満足気に笑う、

今日学校に行ったら、
担任の先生が泣いていた、
 ....
ガチャ―......ン !
い い 痛い !

ここは どこだろう

まわりをみると
きたない 錆びついたものばかり

ぼくも古くて すこし錆びついているから

どうやら 
捨て ....
春が逃げてゆくので
真っ白なスカートを切り裂く
歌がテレビを爆破し
使徒ヨハネは妄言で人を救う
普賢菩薩は太ってゆき
梯子の裏側でそびえ立つ

モーセはエジプト人を殺し
窓の中で眠って ....
板は沈まないようだ
どうしてそこに靴があるのだろう
夢が泳いでいる
私は空を飛びもがいている
靴を履かせてくれ
黒が白に力を込めて

草だらけだ
草を二つ用意してよ
そして私を粉々に ....
右の肩を少しだけ上げて
顎を窓の方に傾けて
見える景色は空気の色が違う

雨の滴は線になって
薄い紫色を含み
アジサイを想い出させる

ひとしずく
音を響かせて
ほかのすべての音を ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
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優生思想のバラード吉岡ペペロ617/10/22 18:19
夕陽を見つめて星丘涙6+*17/10/22 17:56
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プリンテッドアウト梅昆布茶417/10/22 17:20
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境界域ひだかたけし417/10/22 16:01
独り言25集zenyam...1*17/10/22 9:15
泣けば泣くほどにもっぷ417/10/22 8:02
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