薄暗い階段を上ると
ガラス戸の向こうは少しだけ
明るくなっているようだった
きっと貴重なものが入っているであろう鞄の
前に蹲る女の人
の名前はもう線で
消されているのだろうか

いい匂 ....
夢みるようなうすももいろ
澄んだ湖水のようなみずいろ
二冊のファイルの背表紙に
二色のテープを貼りつけてみた
表紙と裏表紙はスタンプや使用済みの異国の切手
舶来のステッカーなどで飾りつけたい ....
8月の皇居前広場に
おまえたちを呼び出して
一斉射撃で
皆殺しにしたら
皇居に向かって
深々と一礼し
死体の山の
あれやこれやを踏みつけて
冷たいビールを飲みに行こう

皆殺しの後 ....
それだけが見える
ということが、あるのか
かつて、私であった人の
私へ曳かれる眼差しと
交わる、畸形の花
びらに似た、包装紙
いちぶ尖ったアルミ缶
ゴミやゴミが裏返り、
「眠るように」 ....
 ....             充実感はもとより

          空白感にも気がつかず

   いつのまにか 卒寿の峠をおりてきた

        その しあわせを・・・・

     ....
君が泣き始めてしばらくすると、雨が降ってきた。
空が君にもらい泣きしているみたいだ。

空も、君を見守ってくれている。

だから君と離れているとき、空が晴れていると安心する。
きっと君もど ....
今朝 クロネコのおにいさんが
水を持ってきてくれた
わたしも持ってみて その重さに眩暈がした
神さまはいのちをくださった けれど
あとは
自分でやりなさいと  死ぬまで
○男は
言った言葉にこだわり
女は
言われた言葉にこだわる

○男は
行動を重視しているが
女は
言うことを重視している

○よく喋る女は
幸せそうに見えるが
よく喋る男は
 ....
ウチは夫婦とも
携帯はガラケイだ
僕は今年スマホからガラケイにかえた
掃除機もガラケイだ
先日サイクロン式から
紙パック式にかえた
女房もガラケイだ
やっぱり使い慣れたほうがいい!
アウト 締め出し よよいのよい

追い出し 覗き見 好ききらい

股を広げてはないちもんめ

あの子が欲しい
あの子じゃ分からん

交換しましょ
そうしましょ
     神                 と神
     の闘い              の現場
     に、いつも鏡       があったように、
     僕             ....
日常という名の見慣れた幻影がもたらす惰性に浸っていよう
安全地帯であることに間違いはないから
あたらしい方法
をさがすようにして、さまよい
さがしあてたように、一つの碗を手にする


テーブル


しずかに碗を置く


そそいでも崩壊しない強度なら
わたし自身も ....




今日
みゆきちゃん、みゆきちゃん、一緒に帰ろう

おさげの髪を揺らして少女は誘う

茜色の夕日が窓から差し込み、教室のそれぞれを焼き付ける
饐えた色をした机や黒板にノスタルジィを香る歴史も経ていな ....
現れ方がね最初ストーカーかと思った
わかりにくいよ うんと悩んだよ
あなたとあなた以外のことを想う日はないのに
いまは一人で、ずっと一人のつもりです
思い出にすがるのでなしに だけど
思い出 ....
書き連ねたその名が
細波となって 寄せては返す
好きだ 好きだと 漏らした声
海に降る雪 静かに跡もなく


わたしは溶岩
死火山の 抜き盗られた{ルビ腸=はらわた}
灰の伝道者だった ....
久しぶりに現代詩手帖を読んだら
なんにも響かなかった
という詩を読んで‪
なんにも響かなかった
というループ詩を読んで
なんにも響かなかった
というツイートを読んで
なんにも響かなかった ....
藤井四段の連勝を止めた
佐々木五段に注目が集まりだした
佐々木五段もすぐに負けるので
次は佐々木五段を負かした相手が
注目されるのだろう
それが繰り返された結果
結局羽生善治に行き着いて
 ....
夕焼けを信じます

とても遠くて
あたたかいもの

まいにち見ていても
絶対にさわれないもの

すべての
つくられたものを
だいだい色に
染める絵の具です

女を
男を
 ....
靴紐を結び合った時から
運命は重たい辞書のように
座るのではなく歩くものなんだ

灯りの付いた家に帰る事
大切な写真が増えていく事

僕が思うよりも君はずっと
真っ直ぐな生き方を選んだ ....
光に
射抜かれた
 夢と現の間で
光が
私を射抜いた
 夜が明け始めて


  ヅ
    ク
      ト

私は光そのものとなり
白く発光する薄いプレートとなり
浮 ....
説得したい。
説得。
説得した。


友達は
窓なんか開いてしまいました。


そして鳥籠なんかも開いてしまいました。


可哀想にしてるトリっぽいのが..いや鳥がアバラみたい ....
宇宙の裏側にいこう
この世にいると君はあざだらけだから
僕も泣いてしまうから
狭いけれど一緒にそこへ行こう

そこで背中を合わせて座ろう
手はつないで
だけど顔は合わせずに

空から ....
カブトムシが好きだった

だい好きだった

まるで玩具の様に

ひもをつけ

遊んでいた

息子もカブトムシが好きで

カブトムシをとりに

よく出かけた

ゴキブリも ....
寝る子は育つと言うが
朝起こしても
眠り続ける子は腹立つ

遅刻するから
迷惑かけるから腹立つ
いやいや
親の言う事をきかないから

親として認めてもらえない
自分に腹が立っている
土のかたまりを

こねくりまわす

わたしの指と手で

わたしの魂のすべてを

そそぎこみ創る

神が塵から

人間を創造したように

わたしも

創作する
無になりたくて参禅したんですが
無になれますでしょうか

無理です
生きているかぎりは

しかし

とらわれないことはできます

一部を全部と思い込むから
とらわれるのです

 ....
おまえは既に死んでいる

と言うと、大概の自称詩人は
「こいつ、何言っちゃってんの~?」
とバカにしたような声を発するが
実際、言われた自称詩人は
2週間以内に
自宅アパートで首吊り死体 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
渡された夜のことnoman217/7/9 19:25
ぜつぼうもっぷ217/7/9 18:49
冷奴花形新次117/7/9 18:45
names完備317/7/9 18:37
スライムとかドラキーとかにTAT117/7/9 17:39
遺言メモ信天翁217/7/9 15:17
もらい泣き水宮うみ2*17/7/9 11:13
生きるもっぷ317/7/9 10:17
男と女zenyam...117/7/9 7:04
ガラケイ117/7/9 6:56
はないちもんめ不思議な色の...117/7/9 6:22
アルシヴィオランス斎藤秀雄2*17/7/9 0:55
とりあえず今日一日は坂本瞳子017/7/9 0:25
遙洋317/7/8 23:38
平成29年7月8日(土)みじんこ117/7/8 22:18
みゆき薔薇の人217/7/8 20:36
すみれ日記 07.08もっぷ1*17/7/8 19:46
忘我のプラトニックただのみきや12*17/7/8 19:26
ポエケットは両国で明日やるんだってよ。と書いたが、なんにも響 ...5or6217/7/8 19:22
因果は巡る花形新次117/7/8 19:05
信者やまうちあつ...317/7/8 16:25
happinessミナト 螢1*17/7/8 16:06
明けの光ひだかたけし3*17/7/8 15:18
アバラの抱擁。幽霊217/7/8 14:42
手はつないで渡辺八畳@祝...217/7/8 12:11
カブトムシ星丘涙0*17/7/8 10:46
寝る子は腹立つイオン017/7/8 10:35
創作星丘涙017/7/8 10:23
zenyam...117/7/8 9:24
ひでぶ!花形新次117/7/8 6:18

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