あなたが言いかけてやめてしまった命

浮遊する魂の残骸を窓のない汽車の中で夢想して

夢想して

それが手の届かない場所だと

それが僕では救えなかったと

こんな時間に想像しきっ ....
まわり続けていれば
倒れずに
ほそい息を繋ぎ
うたうことさえできそうで

こころなくして
忙しくまわり続けていられさえすれば
支えてくれた背骨の芯も
とうに抜け落ち
まぼろしだけだと ....
君の真髄を食べたい
遠くへトリップすることができたらいいな
説明のいらない詩が書けたらどんなにいいだろう
ぼくは恋に恋をした
貴方のいない世界に
苦しみだけがいない世界に
いきたい
光を ....
県道沿いに転がる店の死骸
人影のなごりも蠢かず
静寂が壁を黒ずませている

MIDIの安音源で
存在しない人の歌を歌おう
忘れられた空間に
テレビ画面だけが浮かんでいる
僕は息を潜め
 ....
人の純粋は
思春期から成人までの
ある時期の
ほんの短い間だけ

人になる前の純粋は
自然なだけで
時に驚くほどの
残酷さを伴うし

完全に人になってからの純粋は
いつも条件付き ....
2つ折りの手紙を開くと白紙になっていった

インクが沸騰しだして

蒸発

気体になった。




吸いこんだ



眼球だけを反転させた

脳の発火を見た。

 ....
廃線になった駅のベンチに行ってください
コスモスが揺れているのがみえますか
だれもこない駅の伝言板に
「おかえりなさい」とだけ 書いておきました

ベンチの下に 海の紙でできた封筒を隠し ....
天使はカメラマンで笑いたい。



諦めないでほしい!
屈しないでほしい!
あなたは死ねる!!

あなたに捨てられなかった希望は
ちゃんとナイフを握っている

あなたの

生 ....
牢であり城である街を浪が洗い
壁から瀧があふれている
奴隷の子と皇女は手を結び
錆びた真昼の水たまりを踏む


呼吸が
忙しく他者を連れ去る
水の底の 舌のようなもの
 ....
自分の年齢は
一生ついてまわる
書類には必ずといってよいほど
「年齢」欄がある
そして自分の年齢ほど
毎回書いて納得いかないものはない
俺はいつの間にこんなに年を取ったんだろう?
と思う ....
あの日 心が痛かった
息も出来ない
考えるのもやめたい

降る雨に打たれながら
君の家の前で泣いた

もう戻ることない 時間に
掴んだ砂が こぼれてしまう

君と始めた日記
抜け ....
密度の濃さに目眩がするたび思いだす
わたしのために作られてはいないこと
たちまちに世界は凍って反射した光は街を燃やすの
物語は夏にはじまって蝉は死んでいく
ニュースキ ....
誰もいない部屋で
何も しかし 私は考えてはいないのだが 
私は自分自身の存在を疑っているのだ
パンを 朝は 一人 口にしている 


休日の落ち着かない街では 私は
人混みの中にいるこ ....
ゆめはつるつるとつめたくて
わたしには夢だとわかる
何度めかの夢で
そのうち終わるのだということも

あるくわたしが
真っ直ぐ行くとしろいさるすべり
もしも曲がれば あかいさるすべり ....
「〇」を沢山もらえると、どうなるか、
みんなから愛されやすい対象になる。
人間は愛されるために、好かれるために「〇」をもとめる。
もちろん、「〇」そのものに快感が伴うから曲者でもあるのだが・・・ ....
総合病院からの帰り道
うねる熱気を
振り払い
見据えると
真っ青な空と
混じり気のない雲
数えきれないほど
見てきた光景は
なぜか
少しだけ
生気に溢れて
眼前に現れた
見つめ ....
薄く積もるから綺麗
かなり積もったら困惑
雪も顔も
男も女も「凄い」とか、
「すばらしい」とか、
言われたがる
イケメンだとか美人だとか
なにかと「〇」を求める
この「〇」が、曲者である
「〇」 を求めて、
さ迷う人間がいかに多いことか
 ....
風鈴の音など聞きたくない
汗ばむ額が太陽を拒否するけれど
乾いた足の裏は砂を求め
軽い目眩を歓迎する

蝉の鳴き声に起こされて
この上なく不機嫌になり
八つ当たりする矛先を見つけられず
 ....
苦しくて苦しくて
もうここにはいられないと思った時
見あげた空に、火の鳥が飛んでいた


あの鳥は私に見せたのです
すべてをまばゆい光で 照らし
この世こそが 天国だということを ....
白い人が立っていた
水辺の道に立っていた
水面に浮かび立っていた

(青と白の絡まり合い
  ゆっくりと渦を巻き
   奥へ奥へと繋がる水流)

白い人が立っていた
水辺と水面、
 ....
なにかことばが書けるとしたら
私はここになにを書こうかたと
えば当たり前かもしれないけれ
ど詩人は嘘つきでその嘘は多分
真実と嘘の合の子でどこからど
こまでが本当でどこからどこま
でが嘘な ....
蒙古タンメン中本を攻めに行く

蒙古丼も頼んだりする

寒気がする辛さだった

神様からみれば僕は虫

分からないようで分かっている


皮肉なもんで

別れてからのほうが連 ....
種をまくと
芽🌱が出る
こんなに不思議な現象はない
そして芽が出たら
日に日に大きくなる
こんなに楽しみなことはない
今日は
大根や人参の種を
いっぱいまこう
捨て石を書こう
ほらこんな形
見てごらん
ありふれてる
どこにでもある



誰かが、
僕が
君が



石を投げる




土煙
草の根
花びら
しも ....
あなたにとって
それが詩であっても
台所のあなたのつぶやき
の方がよほど詩的

日曜に寝っ転がってる
僕にも




{引用=平日の
中野の公園で
即興詩人が時間をつぶしてい ....
歌が流れたときに特徴的なイントロのものが好き
これから始まる歌詞と声に道を作りながら
世界観を広げていってくれる
心が弾んでいくはじまりの予感に満ちている
そこには新しい別の世界が広がっている ....
別にその
好き なんてあの 言われてない
夕べ 流星 いっしょにみたよね

好きは好き
素直な気付きを知られちゃ毀れる
トライアングル 「いい人みたいね」

カチューシャが
 ....
サキソフォンが夜の道を歩いていた
あたり一帯高級な黒の絵の具を塗りたくったようで
サキソフォンだけが金色に輝いていた
暗闇は光を理解しなかった
途方に暮れかけたころ
黒くて大きな人がどこから ....
ガラスのように光るその蛇は
青草の影を躰に映し
すべらかに移動していた
怖くはなかった
わたしを無視して
まっすぐ母屋に向かっていくので
なんとか向きを変えさせようと
木の枝で
行く手 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Re: 光倉科 然117/8/28 22:02
独楽 ― 立原道造「逝く昼の歌」に寄せて ―Lucy5*17/8/28 20:01
電子ピアノでトリップみっちー117/8/28 19:59
つぶれたカラオケボックス渡辺八畳@祝...117/8/28 18:42
短い間花形新次217/8/28 13:58
やりとり..幽霊017/8/28 13:03
おかえりなさいるるりら13*17/8/28 10:37
生きる権利。幽霊017/8/28 9:34
しずく はじまり木立 悟317/8/28 8:21
年齢の自覚zenyam...017/8/28 7:58
二度と帰らぬ日々kino12...017/8/28 1:39
無題017/8/28 0:54
Last Summer Sunday番田 117/8/28 0:34
ふりむく2はるな417/8/27 23:32
続・曲者の「〇」星丘涙0*17/8/27 23:27
青空寒雪317/8/27 22:59
雪化粧イオン017/8/27 22:04
曲者の「〇」星丘涙1*17/8/27 21:26
夏の終わり坂本瞳子2*17/8/27 20:58
『私は私の神様になる』座一6*17/8/27 16:50
白い人 ひだかたけし5*17/8/27 13:56
カメレオンあおい満月317/8/27 11:39
蒙古タンメン中本吉岡ペペロ417/8/27 10:18
zenyam...3*17/8/27 8:53
捨て石黒田康之217/8/27 1:23
ちょうどいいところAB(なかほ...3*17/8/27 0:07
いいね!木屋 亞万3*17/8/26 22:35
たいがー あんど どらごん秋葉竹4*17/8/26 22:06
サキソフォンが夜の道を歩いていたやまうちあつ...4*17/8/26 21:28
優しい人Lucy18*17/8/26 19:57

Home 戻る 最新へ 次へ
1097 1098 1099 1100 1101 1102 1103 1104 1105 1106 1107 1108 1109 1110 1111 1112 1113 1114 1115 1116 1117 1118 1119 1120 1121 1122 1123 1124 1125 1126 1127 1128 1129 1130 1131 1132 1133 1134 1135 1136 1137 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.21sec.