誰かの
取って置きになる為には
「この人の言いたいこと
表現したいことを
世界中で、自分だけが理解している」
と思わせられるかどうかなのだ

しかし、自称詩人は
アホでも書けて
アホ ....
腕に生ぬるい風が

夏の叢に虫の音が

頭に響く星のこえ

秋の煙を幻視する


過ぎていく

一年が

三年にも十年にも

万年にも光年にも

思える

還って ....
もうすぐ
水が冷たくなる
残暑が喧しい
気怠い午後
川の畔に佇み
いつまでも
変わり続けている
柔らかな水面を
見下ろしている
思い立って
浅瀬にしゃがみ
右手を突っ込んで
手 ....
大人達は
私にいろいろなモノを
着せようと
待ち構えていて
毎日のように
尖った所を
丸くするために
主張し合ってる

朝晩
働きづめで
一緒に寝れないからと
ぬいぐるみだけは ....
尊い場所にはふつうのひとびとが沢山いた

そこは緑と和が充実していて

巨大な茶室のようであり

森林もある平べったい庭園のようでもあった

ぼくらは散歩していた

池を模しただだ ....
私を敵に回すと怖いわよ
蔑んだような口調が
渡り廊下に響く
吸収素材ではあるが
温泉の如く 生暖かいような記憶
ぼこりと湧き出る雫は
不可思議に折れ曲がり
光の十字路を生み出した刹那 ....
今日は親父の七回忌だ
二年目が三回忌で
六年目が七回忌になると
初めて知った
今日は秋晴れの爽やかな天気だ
天気がいいというのは
人間の幸福に何割ぐらい
寄与するのだろうか
とふと思っ ....
お婆さんが倒れて
救急隊員がやって来る
喫茶店で
我々はがらくたを注文した
ても子伯母さんが居た
てく一伯父さんも居た
てくいち伯父さんは歯が再び生えて来たようだ
三階の部屋の明かりは付 ....
好意の正体を
私は知りたい
最近は
持ったことすらない

一緒にいたいと思う気持ち
寄り添いたいと思う気持ち
かなわないなあと思う気持ち
まあ
それもいいかなって

何も教えてく ....
あたしは最高の魔女になる

テレビでワンピースを演るスーパー歌舞伎役者が
人間って鍛える場所がないと成長しないでしょ
って明らかにほんとうを言っていた

だから私はまだ二十台の経験もない
 ....
北のミサイルとホリエモンのロケット

どちらが安全なんだろう

爆弾がはいっていないなら

ホリエモンのロケットのほうがやばそうだ


幹線どうろの青信号

過ぎようとする刹那
 ....
鼻輪をつけられ

牽かれてゆく牛

眼をむき出し

黙って牽かれてゆく

無理やりに

牽かれてゆく
病室にて
死体の看病を続ける彼女

心電図は
そもそも挑戦を拒む綱渡りみたいにーーー







死にたて生まれたての幽霊が散歩している
赤信号で止まった。
 ....
骨から 時は 流れ
燃えるように 影もなく
匂いはないが 音はして
もの皆しめし合わせたように
口をつぐむ
秒針だけが雄弁な代行人を装った
あの 内耳に包まれる かつて
なにかの一部だっ ....
信者が姿を消した
あんなに何かを祈っていたのに
礼拝堂はもぬけの殻
村の人たちは捜索を始めた
くもり空の下
くだものの飴と傘をたずさえ
情報はなにひとつない
あっぱれな行方のくらまし
 ....
三崎口行きに乗り込んだとんぼ
電車と僕と同じ速度で
すいとする

同じ状況を
相対速度で穏やかに説明してた先生
のことは好きだった

久里浜で降りた君は文庫に帰れるのかな
百の眼に映 ....
さわめきの海
さざさあ 風がざわめいている

さわめきの海

とめようとしているの

とめようとするけれど

きっと とまらないです

さわめきの海が

青く青くふきすさぶ風 ....
可笑しなことを云うかもしれない
夫のすべてを知りたくはないと
そうしてわたしも同じように在って
それらを心の闇ともしない
可笑しなことかもしれないけれど
この時わたしはマンモスを想う
仲良しごっこ
詩人ごっこ

世の中から
つま弾きにされた
落ちこぼれどもの
誇大妄想が
編み出した遊び

互いの傷を舐め合って
自分にも
まだ何かしら
生きる意味はあるんだよっ ....
土曜の昼下がり

アスファルトの水溜まりに

蝶々が舞っていた

ひらひらと ひらひらと

白線を追いかけ舞っていた

捕まえようとすると

ひらひらと飛んでいった

傘が ....
晴れた朝は
自分に似つかわしくない
そんな自己嫌悪から始まる

今日一日をどうやって過ごすか
考えるだけで憂鬱になる

強過ぎる陽射しが疎ましく
外出予定さえ取り消したくなる

い ....
終わりの始まり

夏のような冬

眩しいほど明るい夜

感触のある夢

相対的な絶対価値

才能のない人間の生き様

電脳世界の思い出

やさしい安楽死

原因のない結 ....
夏の疲れのせいで
デートは湿りがち

秋を楽しむにはまだ早い
秋の入口が開いていて
まだ開ききっていない

空気が変わり
気温も変わり始めて
夏が切り離されていく

君は秋生まれ ....
打ちひしがれる
悲しみに
打ちのめされる
悲しみに
ただ悲しくて
ひたすらに悲しくて
寂しくて
泣き出したいほどに
切なくて
こんな悲しい夜に
月は輝く
その仄かな明かりが
余 ....
埃っぽい風に。
影は躓く。歩幅が踊る。

冷めた肌に田園風景。
サヤに行儀よく並ぶ蛙。
未だ冬眠している。

沢山がぶら下がる卵胞を、
睨み落としたくて。
見つめた後に瞼を ....
あのときわからなかった あなたの嘘
いまならわかる やさしすぎたね

ブルージーで でもねっこは明るい音楽は
いちにちの もう忘れたい辛い疲れを 慰め
いつもの シロとクロの ....
あなたの膨大な時間と作品に

あんまり僕の人生が仕舞い込まれているもんだから

僕はじぶんの人生の先頭にたって呆然とするしかありません

あなたの作品だけでこんな感じになるのですから

 ....
前は呑んでたけど
今はもうやめた
酒に縛られ ....
男女の関係はありませんが
オーラルの関係にはありました
えっ?それを男女の関係と言う?
いやいや(苦笑)
オーラルの関係は
男と男、女と女の組み合わせでも
成り立つ訳ですから
それを男女 ....
人はみな明日がくると   
思っている

たがその未来は      
不確定だ

何が起きても       
おかしくない未来がある


死神の 
姿はみえなくても

その足 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
糞尿垂れ流し花形新次117/9/10 20:47
秋の煙吉岡ペペロ317/9/10 20:27
寒雪017/9/10 15:30
yes花林117/9/10 14:51
尊い場所吉岡ペペロ317/9/10 13:33
カラメルソース藤鈴呼1*17/9/10 11:26
七回忌zenyam...1*17/9/10 9:06
目覚めた間村長8*17/9/10 5:47
青空熱uminek...5*17/9/10 1:50
秋のひとひら 9/9 ( 土 ) 秋葉竹217/9/9 22:39
安全と爆弾吉岡ペペロ317/9/9 22:01
焼肉星丘涙2*17/9/9 21:22
クラクション。 けど..幽霊117/9/9 21:11
ただのみきや4*17/9/9 19:05
信者行方不明やまうちあつ...3*17/9/9 18:04
あの日に引き返す気にはなれないAB(なかほ...1*17/9/9 16:43
さわめきの水菜217/9/9 16:14
アパートのキッチンにてもっぷ317/9/9 14:24
ごっこ遊び花形新次117/9/9 13:26
蝶々星丘涙7*17/9/9 13:23
夜が待ち遠しい坂本瞳子2*17/9/9 9:29
終わりの始まり人はいつか死...117/9/9 8:47
秋の入口夏川ゆう117/9/9 5:12
悲しい夜坂本瞳子2*17/9/9 0:27
euphorie~euphorieスイング & バイおっぱでちゅ...617/9/9 0:04
やさしい秋葉竹217/9/8 22:39
人間桑田佳祐吉岡ペペロ317/9/8 21:16
軍隊の兵士になりたいTAT217/9/8 21:10
男女の関係花形新次217/9/8 18:37
地獄の門 st217/9/8 17:27

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