○(ハゲ頭)
抜け毛の心配が
なくなりました!
○(老人性難聴)
ワイフの小言が
聴こえなくなりました!
○(白内障)
ワイフのシワが
目立たなくなりました!
○(ED) ....
雪がふったから
好きな人に
電話かけたくなっちゃった
23年前
あの子はそう言っていた
混み合う駅の電話ボックスに並び
かじかんだ手で刻んだのは
公衆電話のプッシュボタン
1回 ....
KEIKOこと上田恵子と
松本パンサーとの3人グループ
「nagano」で一世を風靡した
小諸哲哉が引退を表明した
引退の理由は
知人から金を騙し取った
詐欺の容疑で捕まったからだそうだ
....
キーツが本の中から語る
細い川の流れが、視える
道を歩くわたしの影にも
細い川の流れが、視える
時代も国も
異なる二人の間を
結ぶ
ときの川のせせらぎに
耳を澄まして歩けば
....
田畑に屋根に
素直なまでに雪降り積む
人生はトンネル
出口も入口も遠くて真っくら暗闇
田畑に屋根に
素直なまでに雪降り積む
理不尽なら理不尽を受け止めようか
....
紅葉ツアーのバスに乗ると
初冠雪の地に 連れて行ってくれる
最近じゃあ
いつからが秋なのかが 分からない
飽き飽きするほど 考えたでしょうよ
薄手の長袖の活用法
ゴム手袋で ....
一般の人に
自称詩人に関するアンケートを行いました
(都内に済む50000人への電話アンケート)
①自称詩人をどう思いますか?
・嫌い65%
・大嫌い30%
・死んでほしい5%
②何 ....
取り返しのつかないことは
この先の人生どれくらい起きる
涙はもう枯れ果ててしまった
それでも悲しみが尽きることはない
癒えることのない怪我は
この先の人生どれくらい増える
包帯だらけに ....
おまえには
クソ自称詩すら
書く必然性がない
おまえの軟化した脳髄に
たまたま浮かんだ
クソみたいな自称詩を
青っ鼻みたいにだらだら
垂れ下げられても
見せられるこっちには
残酷な
....
{引用=
玄関の小窓から積もっていく雪をみていた
ポーチに雀がやってきて、しばらく隅っこをつついて
また雪の中へ飛び立っていった
常夜灯の下に埃のように干からびていた夏の羽虫は
箒の手をかり ....
ひょっとしたらわたくしは
日の丸弁当を
持ってきてしまったんでしょうか
米と梅干しが踊る胃と口を押さえた
プリンはどうでした
青空が映し出されて
伸びやかに皿に居る
ヘドロを産み ....
心配なんてしてくれなくていいよ
期待することには疲れ果てたから
さよならなんて思わないでいいよ
抗うことは無意味だと思い知ったから
いつだって言葉は返ってこなかった
ここ ....
その人間の本質を
見極める目がなければ
猫なで声で近寄って来て
自分に肯定的なことを
言ってくれるというだけで
コロッと騙されるんだぜ
見てみろ
クソみたいな自称詩では
良い人感を ....
おり紙を折った
なにを折ってもうまくは行かず
折り目と皺は増えるばかり
可燃ごみへ向かう手前
あと 一度だけ
翼はあっても翔べない鶴か
スーッと墜ちる飛行機か
色褪せて邑になった濃紺 ....
空いちめんが綺麗に切り抜かれて
落ちてくる事態の
予報はなかった
そんなあり得ない気象は
僕の悪い夢の中で起こり
何の説明もないままに続きもなかった
目が覚めて
寝台で見上げた部 ....
汗を掻きたい
恥よりも 先に
端に寄って持つ菜箸の色ほどには
焦がれている肌を持つ
決して怒らずムみあう
揉み合う、の 間違いではないのか
当初は奮闘した
ギザリとした瞳で
世 ....
リ・アクションを考えて、わきまえて。
猿のものまね、すまないね。
自慰、起床、五感、反省、自傷、経血。
御堂、誤診、売名、愚弄。
未来からの宣誓、事項。
バック。いつもそうしている。
....
ご主人様を探す野良、愛に渇いてしまう野良
赤い首輪も良いけれど、首根っこを強く掴んで欲しい
目を離す隙もないほど、息苦しいくらいの視線が欲しい
でも、ご主人様は優しくて、野良がご主人様を喰 ....
手を
宙へと
遠くまで
届くように
手を伸ばして
瞳を閉じたなら
感じられるはずさ
銀河の彼方で輝いた
誰より熱く燃えていた
星達が最後に込めた願 ....
自分以外どうでもいいじゃないか
自分以外の人間が生きていようが死んでいようが関心なんてもてないし、直接的に関係性がある人間以外に興味が持てなくてもいいじゃないか
誰かが失敗してもどうでもい ....
机の上に残されたものは
一枚の白い紙とペンだけになった。
その一瞬前には、
たくさんの唄や、
しなやかな左腕や、
どこまでも翼のように
軽い足があったはずなのに。
私から、
で ....
触れてはいけぬ世界の扉をそっと開けると
ブルウに満ちた世界が広がっていて
そっと息を吐いたつもりが
余りにも早い雲の動きに目を奪われて
そのまま 立ち尽くしてしまう
そんな 夢を観た
....
それぞれに人生や運命があって
それに向かって熱く命を燃やせる相手や
環境、場所、時間があれば
人は幸福になれるのだろうか
不幸な運命を背負った人は
何かに熱く燃えることができるのだろうか ....
生きていなければならない人が死に
死んだ方がいい奴が生きる
そして今日も明日も
クソみたいな自称詩を吐き続ける
先の大戦で
負けながらにして
生き残った者の
クソ子孫であるおまえらが ....
傘傘傘傘
吹雪いていた
ひっきりなしに
舞い落ちる天のフケ
傘傘傘傘
踏まれた跡や
通った跡べちゃ
べちゃべちゃべちゃ
おーい、東京
雪や地震 ....
戦後生まれなんか
誰ひとりとして信用ならない
こいつらは
てめえの命より
価値あるものの存在を知らない
知ろうともしない
てめえの命より価値あるものの為に
きれいさっぱり捨て去ること ....
時々通りがかる人が
私の“方”を見てくる
お店で選んでる時
改札口で待っている時
年配の方々や
逆に若い学生さんが
私から視線を外して
話しかけてくれる
私は二人分の
笑顔で答え ....
強張る体は雪の寒さのせいではなかったのだけれど
君がずるいと言うから
僕は舞い落ちる白い結晶の束をずしりと踏んだ
彼方にある栄光が視界の中で微かに光る
道にはどこからか来て
どこかへと向 ....
鳥のそれのように
美しい瞳を輝かせて
指先に炎を灯す
そうやって
この冷え切った身体を
温めるふりをして
取り憑くつもりか
まあそれもいい
この人里離れた山の麓
あばら家で
....
瞳が何処かを巡っている
まばたきの度に新たに生まれ
暗がりに浮かぶ光の紋様
見つめては見つめては泣いている
吹雪 涙
同心円の羽の渦
ひらき ふるえ
問う
....
1090 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1097 1098 1099 1100 1101 1102 1103 1104 1105 1106 1107 1108 1109 1110 1111 1112 1113 1114 1115 1116 1117 1118 1119 1120 1121 1122 1123 1124 1125 1126 1127 1128 1129 1130
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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