暗闇に浸っている
暗闇に酔っている
ゆったり落ち着く
午前二時二十分に

俺は闇と対峙する
三歳から在る闇と
時が消滅していく
俺は闇に沈みいく
凄く落ち着き払い
俺は墜落していく ....
お日様がどこにもいないような雨降りの日
私は体調を崩してベッドの中
看病してくれる人もなく
食事をする気にもなれなくて
1人静かに眠ることにする

子守歌のような雨音が
私を眠りの渦に巻 ....
夜の隙間に落ちて
膝を抱え 泣いていたよ
痛む心は自分
だけのものと
決めつけて

ここには星も月も
ないからさ 誰も見てない
そっとそっと人知れず
落とす涙
その行方は

 ....
世の中
気の合わない夫婦と気の合う夫婦と
どちらが多いんだろう
僕たちはもちろん気の合わない夫婦だ
僕は甘党ワイフは辛党
ワイフは野菜好き僕は肉好き
僕はスポーツ趣味ワイフは音楽趣味
ワ ....
田舎は自然豊かで
水も空気もおいしいが
僕はほしいものが二つある
それは
大きな本屋と安いコーヒーショップである
本屋は毎日行っても飽きないし
コーヒーショップは
好きなコーヒーを飲みな ....
きのう花屋にたちよりました
シクラメンが並んでいました
もうこんな季節なのですね
疲れていたのですが
明るい気持ちになりました
最近、花を見るのが好きになりました
チューリップの球根でも買 ....
こころ美しく 生きたい
誰かの幸せを うらやんだり
今日 私にできること
生きていくこと
 
泣き出しそうな曇り空
子供の消えた公園
何も伝えずに
貴方は逝った
すべての死者が私をい ....
なにかを
おおきく まちがったんだろう。

ふつうに
生きると いういみわからないなんて。

たにんとは
ちがうしあわせ のぞむこころはいやしいのか。

とおいそら
みつめつ ....
倒れた花瓶は音を立てずに
閉じた瞼の裏側に沈み
たくさんの小人たちが行列をつくって
どんどんどんどん階段をくだっていく夢を
みています

雁字搦めに絡まった
優しい文章の尻尾の端を
夜 ....
ドライブのかかった行進曲

モノクロのぶちぶちいってるフィルム

曇り空

背のたかい草むら

ワンピース

にのうで

石立鉄男のドラマの再放送


水灰色の昭和に食い ....
ぼくはいちにちに何百回も

不安になったりホッとしたりしている

手を離してくれないのに

ぼくが手を離しても

手を離してくれないのに

それに感謝することが出来ないのだ

 ....
俺の細胞のひとつひとつには毒素があり、それが血に混じり体内組織を循環することで意味となる、通過した後の内壁は微量の劇薬に炙られたように荒れて、真白い泡を吹き上げる、それは流れに巻き込まれて同じよう .... ベイベー

まどろむ沿線が歪んでも

引き裂かれて流す涙とか

カモンベイベー

そんなもん毎晩愛苦して


どっかに突破したい

脳だけじゃ我慢ができない

こっから突 ....
ひたすら
ひたすら

鬱々と

ざらざら
ぐらぐら

眩むほど

身体と
思考と

分離して

何も
手につかず
何も
纏まらず

ただ

ただ

秋月 ....
今日も
満員電車に
ゆられていく

わけのわからないまま
頭をかかえ
ゆられていく

何処へ
ゆくのか
何処へ
辿り着くのか
わからない

何処までも
ゆられていく
幸 ....
紡ぐ 紡ぐ 紡ぐ

言葉を 思考を 心を

けれど けれども

伝わることは ない


それでも

それだから

届けと

届けと

投げかける


声を 思い ....
雨烟る通学路
薫る金木犀
雫の水霞
女王すら姿を隠し
主役は小さな夕焼け色

純朴では 無いかもしれない
派手と 笑われたこともあった
それでも 貴方は
この香が好きだと 

 ....
 少し熱を持った雨に阻まれて
 会えなくなったのは、いつからだったでしょうか
 指先に絡むあたたかさが
 離れていくのに耐えられなくなった
 そのときからでしょうか
いいかみんな
この会議室に人がいるだけで
暖かくなるよね
人間は一人あたり
電気ストーブ100ワット分の
熱を持っているんだ
でも、どうだこの寒い空気は
100ワット分の情熱を
君たち ....
眠れぬ夜はごそごそと
布団の中で詩を紡ぐ

眠れないのは何のため
眠れないのは誰のため
眠れないのは我のため

嫌なことがあった日に
しっかり眠ると嫌なこと
しっかり記憶に残るらしい ....
この灰色の朝に
雨滴の落ちる
葉から葉へ
落ちた雨滴
つーぅと滑り
拡散して消える

繰り返し繰り返し

靄の中へ
手を振り
消える
君の姿
一瞬見え
はっとして
ベンチ ....
恋人どうしなら

いくらケンカをしても
そのぶん仲良くなる

でも 
あのひとには通じないね


恋人どうしなら

だまっていても
お互い わかりあえる

言葉より 大切な ....
6月23日

  このからだのなかに
  ながれているものが
  うそ
  にならないように
  てをあわせます



また、6月23日

  ことしも
  まだなんとかひと ....
風邪を引いたら桃缶と相場が決まっている家庭で
炬燵に蜜柑を乗せる程のステータスには包まれなくて

冷風を待ち侘びながら真夏に食べた冷風麺は
かの土地で「冷やし中華」と呼ばれた風

素材 ....
ロバートは売れない小説家
それでも彼は諦めない
波乱万丈の人生が
彼を大人にしてしまった

ロバートは少々太り過ぎ
誰も指摘する人はいない
ざらざらの肌と黒い巻き毛
見栄えのする外見で ....
中学に入学して初めての定期テストの順位は、中間だった。
わたしが中学生のころもゆとりのお兄ちゃんが中学生のころも学年順位は知らされなかったように思うのだけれど。

わたしが夏に入院するので、検定 ....
ヒラリヒラリと舞う花も
雨に濡れて くったり萎む時間帯

朝顔 昼顔 夕顔と
ずっと眺めていられないから 美人は得なのね
印象的だから
すっと視界に入ったまま
脳裏の奥深くに蠢いたま ....
消灯となり暗闇が部屋に訪れ
僕は何だかやっとほっとする

静けさと魂が交流し始め
一日の緊張を解き放ち

別の世界の扉が
おもむろに
開いていく


意識の奥まり記憶のすぅっと薄 ....
はなしたいはなしたくないはなしてよたわむれにつきはなさないねこ〈小品四篇から成る戯れ〉


通じない話:psychopathy

話したい
話したくない離してよ
戯れにつき
離さないね ....
僅かに傾いた椅子が軋む
陽溜まりから肋骨を取り出し
沈んでゆく西日を突き刺し
半熟卵の月を呑み込んだ

蛇の鱗を舵に襞は薄く透き通る
大きな川の真ん中で溺れ
死んでゆく指先の硬化された皮 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひだかたけし8*17/10/16 17:27
雨音の中で無限上昇のカ...717/10/16 14:11
涙拭かなきゃな颯太@1*17/10/16 10:59
気の合わない夫婦zenyam...1*17/10/16 9:27
田舎にほしいもの2*17/10/16 9:01
星丘涙4*17/10/16 8:05
ちいさな日uminek...4*17/10/16 6:39
なにもかわらない秋葉竹2*17/10/16 4:49
屋根裏に置かれたままのぼんやりとした記憶宮木理人517/10/16 2:00
石立鉄男の再放送吉岡ペペロ217/10/16 1:39
感謝317/10/16 0:07
ブリック・バイ・ブリックホロウ・シカ...2*17/10/15 21:38
愛苦吉岡ペペロ417/10/15 21:16
秋月夜綠春317/10/15 21:16
ゆられてゆく星丘涙4*17/10/15 21:07
呼 途 葉綠春117/10/15 21:00
秋霞117/10/15 20:51
七夕中原みのり117/10/15 20:42
情熱100ワットイオン2*17/10/15 13:25
寝返り詩人4*17/10/15 13:24
雨滴(改訂)ひだかたけし517/10/15 13:24
すべてが変わるst017/10/15 13:23
フラグメンツ/連音[group]AB(なかほ...10*17/10/15 12:08
辛夷藤鈴呼1*17/10/15 11:42
ロバート無限上昇のカ...617/10/15 10:44
良かれと思って言わせてもらえば鵜飼千代子6*17/10/15 3:06
鮃  ひらめ藤鈴呼2*17/10/15 1:14
緊張と弛緩〇至福の静けさひだかたけし617/10/14 21:35
猫が月と会話をするためのいくつかのピース/即興ゴルコンダ(仮 ...こうだたけみ1*17/10/14 21:18
冬籠り黒崎 水華217/10/14 21:05

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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