おま○ことフェ○チオを含むト音記号。
一発ギャグに命をかけて学校に行っていたあの頃、私は風呂上がりに牛乳を飲むような若人で、タブーに手を出し出禁になった。
振り出しに戻る。
出戻り。
....
大切なもの
それは人とのふれあい
わかちあい
たわいのないことで
わらいあう
それがいい
そばにいて
おちつける
それがいい
それだけでいい
交わりに生きること
それ ....
僕は冬が好き
すきな服を好きなだけ着れる
厚着の着ぶくれの薄汚い男であれる時間を大事にしたいんだ
二日酔いで頭が膨れて死にそうな気分で
場違いなデパートの酒屋をぐるぐる回る
最後に飲む一 ....
かっグぅんくる
かっグぅんくる
かっと指上げ右手首だらあん
グぅんと下腹しぼれば肩は脱力
くるっと正面で前腕がまわる
かっグぅんくる
かっグぅんくる
ロン ....
水色が
ながれてあおくなり
思い出を思い出していた
あなたのひたいを
光がとおり すぎて いく のを
窓があり 扉がある
世界には取っ手がついてなくて
うまくひらかない心の代わり ....
“クソじじぃ!ありがとう!”
勇気を振り絞って
席を立ち目の前に立つ
老人男性に席を譲った…
つもりだったのに
無視された…
恥かかせやがって…
このクソじじぃ!…
同 ....
生きていることが
当たり前のことではないと気付いて
背筋が寒くなる
命のやり取りを
あまりにも簡単にやってきたから
私は何も気が付いていなかった
死んでしまったら
もう それでお終いだ ....
夜に魔界が溶け込んでいる
斜めになろうよ砂場くん
三は通りすぎる風を整えながら
腕よりも足 点を乗り越えてゆく
Sandbag inevitable
ああコノタビハコノタビデス
....
走る唇
音を捨てよう
風に苛まれて息を殺す
歌
喜びが身体に浸透する
だんだんだんだん
砂場の少年誰?
山を越えれば腹八分目
床の瞳
傷の瞳
階段の球
水の震え
櫛の先が
標に刺さり
白く白く
咲いてゆく
流木のはざまを流れゆく
骨の行方をひとつ知るとき
咆 ....
ひとつには多く
ふたつにはさみしい
径の亀裂に貼られた紙が
雨水に圧され 破れかけたまま
むらさきにむらさきに空を喰む
....
夢の切断面を
あまりじろじろ視ないことです
暗い朝を浴びすぎるのと同じように
眠れなくなりますから
俺は揺れにユレテイル
けれど
皆がゆるゆる笑ってクレレバ
ウクレレくらい軽く弾き
歌の一つでも披露して
皆さんホクホク喜び拍手
してクレレバいくらでも
俺は揺れにユレテイル
けれど ....
詩を書きたい。
はじまりを告げる詩を書きたい。
安心を与える詩を書きたい。
温もりのある詩を書きたい。
おわりを惜しむ詩を書きたい。
誰かの心に少しでも住めるような、そんな詩を書きた ....
暗く淀む沼があって、
底のない沼があって、
死体でそれを埋めたてて、
若者達の死体で埋めたてて、
死体はどれも血まみれで、
瞳は濁って光が無くて、
なかには首が折れているのもあって、
そ ....
あたしがまだ二十代のころ
三十代のひとなんておっさんだった
えふさんもえぬさんもわいさんも
あの頃三十代前半だったんだ
あのおじいさんみたいなひとなんて四十一才
月日はた ....
自殺したがっている人たちは
死をどう考えているのだろうか
死ねば楽になると考えているのだろうか
地獄に落ちて針の山が待っているなどとは
考えないのだろうか
僕は死ぬのが
とても怖い!
死 ....
転がってゆく糸
穴に乗る洞窟
すきまで遊ぶ看板
光の形をした象
喜びで救うことは
そこにあるから入るもの
その延長の自我
認識しただけの自我
数字と踊る靴
雨の泣く道
静か ....
階段を上り切るともう
下りの螺旋階段
今度はどんな命を戴くのだろう けれど
ほんとうは ほんとうを言っても良いのなら
――永遠の両翼が望みです
もしもその価値が私にないのなら
神さま真夜中 ....
変身願望
満足させてくれる
銀の校章真っすぐに
坊主頭に髪の毛がわり
野球キャップで炎天下
心臓が干上がるぐらい地を駆けて
シルクハットで言葉に詰 ....
棺に横たわって
昼寝してるみたいな
穏やかな表情のきみに
さよなら
なんて乾いた言葉を
見下ろして呟いた
あれから随分と
季節は追いかけっこを
何度も繰り返して
今ぼくは
棺の中に ....
左手でつかんだ豆を放り上げては落ちてくる男は山高帽かぶって静止と落下の両方の手で受け止めたいうまくいかないことによろこびをうれしみをほほえみをいつだって太陽の方を向いて顔を綻ばせますヒマワ・リーさんの ....
ぼくらはぼくらを中心とした宇宙しか持っていない
ぼくらはぼくらからしか世界を考えられない
なのに地動説がまかり通っているのがとても不思議
犬の散歩をするひとが冬の街角に消えていく ....
いつもあなたは完全だった
手を伸ばせば星が降り
振り返れば朝日が昇る
雨の日も風の日も
あなたが歩けば花が咲いた
世界はあなたのためにあった
それほどあなたは完全だった ....
大好きな高校を成績がわるくて退学させられる次男が心配だ
乳癌とたたかうためにオレは子宮を全摘した
来月右の乳房をとる
オレの生への執着は次男だけだ
子宮をとったら鬱っぽくなると ....
ふあんていな挙動、まちがってしまうま、うまく酸素は運べやしないし、言葉は空費してからっぽの内燃がとうめいな温度を刻んでいく、ね、エロ動画リロードしたらバグっていつも花火みたいな ....
時間がゆったりと流れ
深まる秋の涼風が吹き抜けていく
僕は久々に落ち着き
この世界に居着いている
不思議だ
不思議だけれど
世界は今日、
僕という存在を包み込みながら
今一度の ....
水面から突き出し露わにされた
見えざる岩の 固く 鋭い突端
流れを切り裂いて
空間を満たしとどまることのない
行進を
ただ白く ....
剥がれ落ちた欠片が
今日のアナタの証
一つ哀しさ
一つ嬉しさ
憂いまでをも詰め込んで
飲みこんで
飲み下す
ミキサージュースにして
葉で掬う
スプーンの代わりに
松脂固 ....
左の肘の曲がり具合が気に入らない
ふと、そんなことに気づいた
角度を変えてみたり
腕を上げてみたり
手の平をひっくり返してみたり
肩をまわしてみたり
顔の向きを、そして
身体のいろん ....
1062 1063 1064 1065 1066 1067 1068 1069 1070 1071 1072 1073 1074 1075 1076 1077 1078 1079 1080 1081 1082 1083 1084 1085 1086 1087 1088 1089 1090 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1097 1098 1099 1100 1101 1102
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.89sec.