平坦な日々の 激しい時間は
誰の心だって傷つける
忘れてしまうしかない悲しみを
心にため込んで生きている
だから思うんだ

もっともっと自分を許してあげて
もっと自分を褒めてあげて

 ....
市ヶ谷から何機もヘリがぱたぱたと飛び立っていった

翌未明ミサイルが発射された

山崎賢人が栗原はるみに似ていたり

児嶋が東山紀之に似ていたり

嵐が実は全員アンドロイドだったり
 ....
VHSが開発されて
(詳しくはプロジェクトX第2話を参照のこと)
レンタルビデオ屋が
そこかしこに出来て
初めて借りた
洋モノが
トレイシー・ローズ主演だった
彼女の2穴攻めシーンを見て ....
色とりどりの絵具を使ってあなたは絵を描く
花の絵や、蝶の絵や、動物の絵や、人の絵や
街並みの絵を。けれど、あなたが見ているも
のは、あなたが描いているものは、色とりど
りなんかじゃない。真っ黒 ....
愛の包み紙を剥がして食べた
味なんかしない けれど
美味いとか甘いとかなんとか言っちゃって

以来 愛は無色透明 気配を殺し
居るような 居ないような

――気になるのは 破れた包み紙
 ....
飴を、舐める。
眠る。
私は眠る。
光に満ち溢れた戦争が起こる。
身体の不調。
調性。
波に濡れた身体。
私は私から零れていく。

ニューロン
夢を集めて
逆さまにする

遠 ....
ちょっとミステリー もっとホラー
進化していくから
パッと浮かんだ 文字がたくさん
誰にも見せられないけどね


そして人は進む ゆっくり歩いていく
焦らなくていい 投げつけられてもいい ....
関係ない関係ない
関係ない
いつまで言ってられるかな

関わらない
それもいい
あれもいい

君の手は危ないので離れておこう
申し分ないその容姿

パクられない
ガッつかない
 ....
燃える二人は一日に挟まれて
死の音を並べながら喉を鳴らす
線に乗り遅れた山と海と空
国を跨いで夜に溶け込む
窓のような退屈さを喜び
二人は冷えながら穴をつまらなくする
山は早起きを繰り返し ....
世界中のニュースが
毎朝茶の間へ飛び込んでくる
世界は一つ化している
今や僕たちは
世界の情報の中で
どう生きるかを決めなければならない
鳩が、轢かれていた
先刻まで内臓であった、肉であった
暗い紅の塊を
透明な青空に晒して

恬淡として流れる時の何処か
羽ばたく命として「いた」それは
一瞬を境に
おぞましい塊としてそこ ....
時は流れてゆく  過去から未来へ

秋は流れてゆく  夏から冬へ

川は流れてゆく  山から海へ 

私も流れてゆく  今日から明日へ

ただ思い出だけが 
流れずにいる

美し ....
このババア
昔はキレイだったんだろうな
と思わせる
元従軍慰安婦を見たことがない

日本の兵隊さんの名誉のために
「よくこんなのとヤったな」と内心
思っている不届き者のおまえに言う

 ....
嗚呼と嘆く
愛の苦しみは
あうんの呼吸で
喘ぎを覚え
蒼い春を想い出させる

赤々と燃ゆる炎は
秋の寂しさをかき消し
飽くなき欲望は
明けゆく空の彼方に
赤子の微笑みを映し出す
 ....
最高に忙しい時期は終わって寂しさが獣のように駆け抜ける胸の真ん中めがけて

午後、やわらかい日差しの中一番で映画に行こうポプコーンを買おうアイドルがかわいいだけの映画でも脇役の個性は光る

走 ....
あおい青さためらわず空を切る
ほそい黒さ電線の緊張感
きちんきちんと背の美の電柱

アスファルト ヘイ モノトーンを下地に
立ち並ぶ看板
幼稚園で使いまわしたクレヨンみたく
いろんな大き ....
ノミは無限へじゃんぷするが
コップに入れて、蓋をすると
そこまでしかとばない

人よ、自らの頭上の空の
ひろがりに
蓋をする{ルビ勿=なか}れ 
ジョン・レノンのいない世界で
僕等は何を歌おう

時代の不安にも
群衆の病理にも、薬は無い

夜の部屋で
壁に掛けられた絵画の風景

二十一世紀の廃墟を見渡して
塔の高さで立つ巨人 ....
生きるとは、自らを{ルビ繙=ひもと}いてゆくこと。   水面の夜
水底の鍵
不死と仮定の王国
窓を次々と閉める人


まっすぐな虹の撓むうた
飛沫 飛沫
消えずに重なる
水紋の火輪


羽が降り 羽が降り
雨を覆い ....
白頭の嶺を越えて、落葉(から)松林を越えて
蘆(よし)の根の黒く凍る沼のかなた
赭(そほ)ちゃけた地肌に黝(くろ)ずんだ小舎の続くところ
高麗雉子(きじ)が谷に啼く咸鏡(ハムギョンド)の村よ
 ....
悲鳴の螺旋が落ちていく
蒼穹を自由に飛ぶ舟は
藻屑と等しくなり
白の破片を散らかばして無人の島を飾る

目が合った他人の女の子と手を取り合って急降下した
握りしめた手は暖かくあり腕は海に浸 ....
不安だ
乱れてゆくこころ
もてあます
壊れていく
病におかされ
ミシミシ音をたて
崩れてゆく身体

この世への未練だろうか
いや、未知への恐怖

空を見上げると
月が浮かんでい ....
人生の意味や価値を
考え出すと
不幸に落ちる
衣食住足りて
貧乏とは言わぬ

金の心配をしないで
貧乏とは言わぬ

貯金があって
貧乏とは言わぬ
泥酔したいな。

一瞬たりとも正気でいたくない

虚ろでいたい

ぽやぽやしてさ。

何も考えたくないの。

なぁんて
やらないけどね

思うだけだよ
本気でだけど
感情が入り混じって危険になったら
ただ早足でバッティングセンターに行く
やる気のない店員のタバコふかしながらされた挨拶も
今は見えていない


コインを入れて
120Kmで30球 ....
僕は古い友人といた
10年ぶりに新宿で会った その日 それから
彼といた昔の感覚と捨て去ってきた時間を 
取り戻していった 僕らの心の中に


一つの流れとなった 人ごみの中を 僕らは歩い ....
転んでしまえばよかったのに

足を踏ん張って
なんとか姿勢を立て直して
転ばずにすんだ

最後に転んだのはいつのことだったろうか
何年前、否、何十年前のことか

道路に平伏すように
 ....
職人がいなくなったと
言い換えても良い

伝統工芸の話だけではない
ものづくり全般
仕事全般のことだ

いくら機械化が進んだって
標準化が進んだって
根っこは人なんだぜってこと
職 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
笑顔鶴橋からの便...117/11/30 9:03
主体吉岡ペペロ017/11/30 0:44
我が青春のトレイシー・ローズ花形新次017/11/29 23:20
月の背中あおい満月017/11/29 22:12
ある愛のソネットただのみきや7*17/11/29 19:20
銀河由比良 倖817/11/29 14:39
そして人は進むふじりゅう017/11/29 13:53
20171129_work0000@poetryNaúl017/11/29 11:28
moote117/11/29 10:27
ワールドニュースzenyam...017/11/29 8:56
命の忘却のらさんきち017/11/29 7:29
流れst117/11/29 2:05
やむにやまれず花形新次0*17/11/29 0:36
あのうた坂本瞳子017/11/29 0:04
踊り[group]ふるる2*17/11/28 19:55
故郷2*17/11/28 19:47
のびしろ服部 剛117/11/28 18:19
或る夜の対話117/11/28 18:08
一行詩 4017/11/28 17:51
宙とひとり木立 悟117/11/28 17:12
従軍慰安婦の詩鶴橋からの便...217/11/28 16:01
御神体は人魚の手這 いずる217/11/28 15:05
こころの陰星丘涙3*17/11/28 8:13
不幸の落とし穴zenyam...017/11/28 6:38
貧乏017/11/28 6:28
なぁんてね。愛燦617/11/27 23:51
また少し背が伸びた気がしてカマキリ717/11/27 22:57
新宿で今日も番田 017/11/27 22:52
夕暮れを背にして坂本瞳子017/11/27 22:27
プロフェッショナルがいない花形新次217/11/27 21:55

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