寂しくなかった?
と問われて
なかったと言いば
嘘になるしかし
これで良かった
と強く信じられる
病気が確定するより先に
私の心が病み
人付き合いが
無くなったけれど
そうなる前の ....
いろいろなものが足りない子供をみました
それってどう思う?
母がきいたので
だますよりもだまされる側でまだよかった
私がいうと
そんなのきれいごとだ
母は怒ったようにいいました
その母も ....
ポストにモダン放り込んで走ってくバイクの
車輪の下の減るもんじゃなしヘソのゴマ開け
たいらかなカナかなしいな食えない人のシは
うつくしいなんて簡単に言うな見ろよその目
で両の目で十二ろくろく聞 ....
赤い大地にさいなまれ
トビーは今日も歩き出す

太陽に焼かれた赤土で
トビーの足は水ぶくれ

それでもトビーは歩き続ける
隣の村の井戸に向かって

村へ続く一本の道
わきにはヒース ....
さかそう
として枯らした
花びら
栞にした、むかし
さわぐ群青を
からだじゅうに
巡らして
残像のキネマ
はだのいろ
埋もれている
今日の
やわいところ
掬って
浮か ....
女を上げることに抵抗し
男を下げる結果となった行司本人が
土俵の上で倒れたけれど
女の介抱により一命をとりとめた後
「こんなことなら
そのまま死なせて欲しかった」
と咽び泣いたとしたら
 ....
物語の不在すら
切なくて

言葉は失速する

結び目をほどかれて
心と体はばらばら

言葉をなくした君は
数字を失ったアルキメデス

百億光年の孤独の真ん中で
真実のすぐそ ....
○「会議」
3日前いきなり
運営委員を決める会議をやるという葉書が
地区のコミュニティから来て
「出席できない方は必ず代理を出してください」
と書いてあった
こちらの都合はまったく考えてな ....
夢を見るなら
楽しいのが良い

将来の夢も
眠る時の夢も
両方とも
微笑みが
返って来るような角度で
見上げてみたい

夢を観るなら
叶えられるくらいの
現実味も 欲しい
 ....
垂れ桜の公園には鳩がいて
雄鳩が雌鳩に向かって偉そうに鳴いて
無視されて泣いていて
その近くの無人交番と自走式駐車場の間に
猫がいて目が合った
お互いにじっと見つめあっていたら
近くで別の ....
金色の包みといえばあの薬
悲しい話で満たされた
蒼くて薄暗い日々

今はなんとかゆっくりと
この道を歩いて
俯けば希望のような
淡く敷き詰められた花びら

今はまだ
金色の包みを時 ....
ちいさく囁くのは、
この街に染められた心が勝手に、
懸命に悲鳴を我慢して漏れた
生き残るための
こころの絶叫のひとひらの花びら。

樹氷のビルの屋上に立ち、
過去の私の ....
産毛に当たった風は示す
そこかしこにもたらされた
水蒸気の束

拝借された通り道は皮膚
花びらが通る度わずかに香る
花畑の猥雑さ

耳元で囁く大気の運動
今年の音色も活性する
強弱 ....
遠い空に漂う
気球のような不思議に問う。


雲の上に立つと
世界が広がってみえますか?

みえないものは、
憎しみの黒い鎖くらいのものですか?

平和がそこには
転 ....
ビシエド
アナスタシア
ネオドロ
ストラヴィンスキー
マヤミネオ
ランチアストラトス
パスカル
テヘランの祈り
詩じみた固有名詞が
スパークする
酩酊の果ての座興
ネオドロ
そ ....
病気を抱えた


舵のきかなくなった船 オモカジいっぱいにきっても

空回りして波の思うまま

どこへ彷徨うのか不安になりながらも

ノアは祈り続けた

私も祈りに託した

 ....
・階級制
・髪型自由
・ユニフォームとベルト着用
・仕切りと塩撒きはやらない
・立ち合いは行司の笛
・待った二回で反則負け
・土俵は柔らかいマット
・土俵入りではなく選手入場
・部屋は ....
美しい夜が
あなたのまくらを沈め
月からのびた手が
優しく髪を撫でる

夢が砕け散って星になって
夜更けの風の匂いがして
寝巻きとタオルケットの肌ざわりは
静寂へと翻訳された

夜 ....
土俵から降りろと言った
行司が非難されている
アホみたいな評論家が
「相撲は前近代的だ!」だって

当たりめえだろ
ちょんまげでふんどしで
やたら塩撒いて
ブヨブヨしたのがぶつかり合っ ....
それならいいよ

それしかないよ

だっていつも

すれちがいどころじゃないから


雨風にさくらが真白を降らせているね

それが誰かの玄関をたたく

そのくらいじゃ誰もでて ....
○「三無会長」
仕事なし、子育てなし、介護なし
で健康!なんだから
自治会長ぐらいやりなさいよ!
とまわりの目が言っている
俺もいよいよ地域に恩返しする時が
来たようだ

○「記録なし ....
あなたを腕に抱いて、
わたしの背丈ほどの桜の若木の前に立った。
背丈ほどでも、小さな花が四、五輪咲いていた。
あなたにとっては、生まれて初めて見る桜。
なんでも触って確かめたい年頃だから、
 ....
毎年この時期になると
どこも役員決めで大変だ
ほんとうにやる気がない時は
重苦しい空気に耐えながら
目を上げないで
ただ同じ言葉を繰り返す
「ほかの方にお願いします」と
でも、いつもそう ....
今年も咲いた
家の裏にある公園の桜。

去年と違うのは
手の中で微笑む父の遺影。

ぶわっと強く吹いた風に
花びらが舞い踊れば
「綺麗な景色だ。」と
喜んでいるかのようだ。
いたわってあげたい

今一番弱っているから

今年もあざやかに咲かせてくれた

これから 緑の葉をたくさん広げて

来年に備える

さくらが引き込まれる美しさをもつのは

 ....
耳の奥の海の青さ
朝のまま蝶よ渡れ
俄かに結びまた解ける
気まぐれな踊り手たちの
死の求婚を袖にしながら
ただ風を漕ぎ あの島の
今は盲いた娘の白髪を
露こぼす花となり飾れ
高まる日差 ....
君が世界のすべてではないけれど、それでも君が好きです。
きっと世界にとってはとびきり特別ではないこの恋を、とびきり特別に思わせてくれる君が好きです。
「蒼天」


はげしく病みつかれた後に

安静の机上に

灰皿は戻らなかった

こころさびしく

月明かりにうっとりと酔う心地

朝、白く霞んでいる頬に

背かないように ....
惜しみなく埋める
余白に乾杯 

赤とか白とか 
少し墨のついた
筆を垂らした文字とか
 
幾何学模様から流れる
音符のような階段の先に
咲く未来 

それが
来年と言う名 ....
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
孤独と私しょだまさし5*18/4/6 22:25
欠落朧月118/4/6 21:37
納豆と胃カメラ/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ0*18/4/6 21:12
トビーの旅たこ218/4/6 21:07
spring sherbetむぎのようこ418/4/6 20:04
トランスジェンダーは上がるべきか下りるべきか花形新次118/4/6 20:01
TO GOたこ3*18/4/6 19:50
ああ!自治会長2zenyam...118/4/6 15:10
黄色の薔薇藤鈴呼1*18/4/6 12:12
猫としての僕の性別が分かりにくい腰国改修2*18/4/6 6:17
金色の杖2*18/4/6 5:10
ちいさく、微笑む秋葉竹218/4/6 4:56
うねり小川麻由美6*18/4/5 23:43
気球のような不思議秋葉竹418/4/5 23:09
ネオドロ腰国改修1*18/4/5 22:28
大海原 再発暁い夕日3*18/4/5 22:21
近代大相撲花形新次118/4/5 21:39
明日は明日の星が降るヤスヒロ ハ...3*18/4/5 21:26
女人禁制花形新次1*18/4/5 20:04
すれちがいペペロ318/4/5 18:51
ああ!自治会長zenyam...2+*18/4/5 16:26
北野つづみ918/4/5 11:56
役員の断りかたzenyam...118/4/5 8:30
回想梓ゆい2*18/4/5 3:10
葉桜佐白光218/4/5 0:36
蝶の便りただのみきや5*18/4/4 19:56
君が好き水宮うみ1*18/4/4 19:48
蒼天渚鳥2*18/4/4 18:47
金魚の悩み藤鈴呼018/4/4 18:32
現代詩のオマンジュ (訳あり転載)OMEGA1*18/4/4 16:35

Home 戻る 最新へ 次へ
996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1020 1021 1022 1023 1024 1025 1026 1027 1028 1029 1030 1031 1032 1033 1034 1035 1036 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.12sec.