「課長、暑苦しいから
厚化粧はやめてください!」

「部長、暑苦しいから
全かつらはやめてください!」
気にくわないやつがいるだとか

そんなこと大人になれば

口に出さないだけでみんな思っているようなこと

貧乏よりお金はあったほうがいい

ってぐらいのみんな思っているようなこと

 ....
年を重ねる度に見なくなった
鏡は曇って裸を隠す

芸術家は生と死をなぞり
命を燃やして作品を残す

誰かと争っているのではない
ただひとつの肉体に宿る
パレードをこの手で掴みたいから
 ....
落日まえの ひととき
  豆腐屋の 街宣車が 
      スピイカァを
       響かせるなか
卒寿の老残は 公園の原っぱで
      まぶしく ながめた
男の子が  赤いシャツを ....
形のない監獄と非指向性の銃弾
逃げた先はモノクロームの図書館
居心地の良い立ち入り禁止区域

天井が無いので雨が降ってきて
本は濡れ言葉が水に溶け出した
図書館は巨大な水槽になった

 ....
巷で恋は歌われて
かつて私はそこに居た
巷で愛は歌われて
たぶん私はそこに居る

どちらも売れない一人芝居
わかっていてもやめられない
麻薬のような一人芝居
わかっていてもやめたくない ....
五十ちかくても

適当な金と影響力があれば

幼い異性を深夜に呼べる

真剣な交際だって出来る

平和ってこういうことか

未来や欲望って

きっとこういうことなんだ


 ....
人生長期連休みたいな
自称詩人どもは
世間が長期連休に入ると
呪詛の言葉を吐き散らす

奴等には
メリハリの利いた生活がない
だからメリハリの利いたものが書けない
くっきりとした現実が ....
紫外線がさわやかだ

5月の冷たい風には

若い緑の香りプロジェクションマッピング

座骨神経痛であろうと

彼女の心が離れようと

この鮮やかな柔らかな

光のなかには平安の ....
くちづけは乾いていて
忘れたころに香る
五月の庭は騒がしく潤み

ひらくたび
こまかく傷ついていく手のひらで
世界を泳いでいる
まだ知らない
なにも知らない
溺れるように街を掻き ....
数える羊はいなくなってしまった
眠れない夜は 眠れないままに
するといつの間にか
読み取れない地図が心に忍び込んでいた

さびしさを塗る潰す色は静寂の絵の具箱の中にある
かもしれなかったが ....
24時間換気の音がうるさくて眠れなくてここに来てる
ひとことダイアリーを見返して思った、俺 ほくろ好きだなって
初恋の子も白い肌に小さな点があって
だから好きになったわけじゃないけど可愛く見えた ....
燃えている
私の魂が
寿命を蝋にして
燃焼している
輝いている

精神が輝くものは
その目を光らせ
その目を光らせるものは
その世界を光らせ
その世界を光らせるものは
鬱屈をかち ....
今日は資材置き場の東側から
帰って来た
何時もは西側からだ
すると家に帰ると
家の東側の駐車場で
新しく契約した人が
私の叔母に当たる人と何か喋って居るのが
ビビンバチャーハンを食べ終え ....
誰もいない小川に
僕が 釣り糸を垂らしていたのはいつだろう 小川に
冬のある日 釣り糸を
しかし冬の日に小学生だった 僕は一人だった 


だけど 今でも僕は川に釣り糸を垂らしてはいる ....
「ママがパパがいないからごはんもせんたくもらくちんでいいというからパパのこときらいなったのときいたらわらったの だからわたしはママをおこりました でもよるトイレにおきたらママはテレビのよこのパパのしゃ .... 僕はまっすぐ歩いているのに
人にはまったくそうは見えない

足をひきずり
右へ左へ
だけど僕はまっすぐ歩いてる

だれかが僕を評価する
価値が無いとかおかしいだとか
僕はそれでもまっ ....
霧島の硫黄山が
250年ぶりに噴火した
硫黄山を源流とする長江川から
基準200倍のヒ素も検出された
これから田植えの時期だが
川の水は使用禁止になっている
またその下流の川内川でも
大 ....
皮肉をいわなければ死んでしまう貝があって
それはそれで良いだろう

まっすぐな誤解はいつも答弁を
許してはくれないから
せめて僕を許してくれないか

家を売らなければならないヤドカリ
 ....
本なんかを好きにならなければ
きっと
友達をたくさん作って外で遊べたはずだ

本なんかを好きにならなければ
きっと
浮かれて騒いで楽しく生きていけたはずだ

本なんかを好きにならなけれ ....
街は、あなたが必要です。

かたあしで立つと、揺れる街
みあげればみえる
幾千幾万の銀河系の白い糸の模様たち
星座となのる用意があるものたちです。

街の灯が深く味わいもされず ....
長い道を歩くのは
そのさきに本屋があるからさ
首輪のない猫たちが
僕を追い越していく

光の指す場所を
指差す子どもたちが
公園の水飲み場で円卓を作ってる

濁った水がいくつか
 ....
ここに詩に依存している私がいた
二十四時間 年中無休
頭のなかには詩が虫のようにわいて止まらない

耳から眼から 口からも
詩の虫は侵入してくるから
もう手に負えない
負えなくなったから ....
解熱剤はきかなかった
静かな熱
夜が明ける手前
雲の形が認識できるまで
寝返りを打つ体力も残っていない
生まれてから
今さっき
窓にぶつかって落ちた
カナブンのことまで
順番に思い出 ....
顔面は悪いアンパンマンだが
髪型はどっからどう見ても
食パンマンだ

オバサンパーマで
威厳とは程遠い
風貌だった親父を
反面教師としつつ
後頭部の刈り上げに
巨大な瘤があって
一 ....
○「親子げんか 口が悪いのは親ゆずり」

○「親子げんか わが子と思えばついむきになる」

○「親子げんか クソババア!クソガキ!の応酬になり」

○「親子げんか 夫はいつも知らんぷり」
 ....
暗く清い女の子だった

こんなに、水のように柔らかい裸足では
どこへも逃げだせないだろうと思っていた

彼女は星の連なりを蹴飛ばし
夜の幕を裂いて、去った
綺麗な笑顔の残像は流れ星のよう ....
喜びと悲しみが混ぜ合わさって
無と自信にみなぎっている

内に幸福がある
その幸福すらも飽きるのは人間であるから

何も求めない
善なる光に身をあずける

怒りのない人生などない
 ....
ららぽーとに、お買い物に行くと
優しい気持ちになれる。

終わらない日々の暮らしの水の流れは
ゆっくりと、でもかくじつに、
私をなにも持たないお手軽なストーリーに
スキップす ....
あたし
今日は割と正常に動けたけど
明日どうなるかわからない
消耗して故障して
ジャンク品になるかも

ジャンク品になったら
誰かの部品取りになる
誰かの観賞用になる
何かの実験用に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
クールビズzenyam...218/5/1 20:39
ほの暗い陰鬱ペペロ318/5/1 20:00
巨匠の言葉ミナト 螢218/5/1 19:19
失題(10)信天翁318/5/1 18:25
18になる私の回帰的独奏氷鏡218/5/1 15:32
きっとキットもっぷ218/5/1 12:30
5月の欲望ペペロ018/5/1 10:51
自称詩人の過ごし方花形新次118/5/1 8:00
5月プロジェクションマッピングペペロ018/5/1 7:56
くちづけはるな718/5/1 6:27
眠れない夜にこたきひろし318/5/1 5:13
1:34 書き始め徘徊メガネ218/5/1 1:50
履歴ヤスヒロ ハ...318/5/1 0:00
認識し出した間村長7*18/4/30 23:49
釣り、夕暮れ番田 918/4/30 23:46
子供たちの詩 二編しょだまさし418/4/30 21:43
歩く朧月518/4/30 21:34
自然災害の怖さzenyam...118/4/30 20:21
南街のうた梅昆布茶818/4/30 20:10
本なんかを好きにならなければTAP118/4/30 16:43
幾百億、幾千億の詩(うた)の詩(うた)秋葉竹318/4/30 8:33
ブックストア・キャリー竜門勇気3*18/4/30 0:11
詩人ではないけれどこたきひろし418/4/29 23:55
n番目のおかゆSeia118/4/29 21:38
リアル食パンマン花形新次118/4/29 21:13
親子げんかzenyam...118/4/29 20:50
喉もと印あかり718/4/29 18:04
悟りの境地moote118/4/29 12:10
休日は、ららぽーと。秋葉竹218/4/29 11:12
あしたジャンク品イオン2*18/4/29 9:34

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