Q.
何故私があなたを大事にするって言うか知ってる?
それは、私があなたを大事にしない事はあなたが私を大事にしない事への過大な可能性を持つからなの
だから私はあなたで遊ぶの可能な限り
でもそれ ....
お薬を飲んでいる時と
お薬を飲んでいない時
どちらが本当のアタシで
どちらが本当の世界なのかな
そう思うたびにアタシは悲しくなって
紅のラインを手首に引いてみるんだ(何本も)
いつか再び
 ....
もっとゆっくり話しを
聴いてほしい

もっと心に耳をかたむけてほしい

押さえ付けて、黙らさないで
抹殺しないで、縛り付けないで

同じような目線で
かすかでもいいから

心の琴 ....
友人に案内してもらい平日朝から飲み歩く。
彼は長年勤めていた会社を辞め、新しい会社が決まったばかりで暇を持て余しており、私は平日不定休なので。
と、聞かれてもいない言い訳を心で呟く。

小便や ....
響きあう音が
空を渡って
スカートの上に
着陸した今

両耳の中で
澄み切っている
名もなき歌が
青春になるよ

うなずくだけで
始まる恋をして
長く続いたら
寄り添っていよ ....
極太の筆で平和と書いた
しっぽから垂れる墨汁の液が
白い紙に黒い雨を降らせ
平和を台無しにしてしまった

書き初めは何度でも出来るけれど
あの雨が降った戦争のように
やり直せない時代を生 ....
雨の音のくぐもり
かえるの声は少し哀しい
遺伝子を残すために
自分とは違う誰か
或いは
自分と同じ誰かが必要なんて
生きていくことは
素敵で
残酷だね
結ばれない糸は
螺旋を繋げず ....
この世に雨が降る夜に
おんなは体の一部始終を露にした。
男の体の一部始終に刺激されて
おんなは女の声でよがった

無印だけど良い人になれなかった。
と言うより、良い人の基準値ってどのくらい ....
いとこって
不思議な存在だ
兄弟のように親しくしている人もいれば
名前さえ知らない人もいる
先夜飲み会をやっていたら
僕はいとこが70人ぐらいいる
という人がいた
父方40人母方30人と ....
幸福は
突然にやってこないが
不幸は
突然にやってくる
我が身に起きるまでは
すべて他人事だ
災害も事故も事件も
ある日突然に起きる
ほしのふるよるに

さわさわととおりすぎ
きにせずに

ぼくのことも
たぶん

きみのめのなかの
かなしいことも

あめをなめながら
ゆめみるように
それこそヒヤリハットだ とあなたが言った

こどもが飲み込んだおもちゃ
カボチャアレルギーにカボチャ
ちょっと目を離したら
3歳児が風呂場でシンクロナイズドスイミング
ながらスマホに
あ ....
予告なくもぎ取られた背中の羽根は
踏みにじられて血塗れの雑巾と化し
意識は朦朧としてひざまずき
涙も声も出せずにただ愕然とする

それでも月は昇り星は輝く
明日という日がまた来るのだと
 ....
ノーベル賞を
石黒一雄にもっていかれたのは
名前が原因だと考えた万年ノーベル賞候補は
取り敢えず片仮名にして
氏名を逆にしてみたが
みんなの失笑を買うだけだった

日本人のまま
西洋人 ....
世界的なタマ蹴りの開催期間中は
東日本大震災級の事件、事故でもなきゃ
通常のニュース番組の範囲内で納めつつ
「被災者に勇気を与えてくれ、日本代表!」的な
クソみたいなキャッチコピーで
「視聴 ....
暗い道を歩いていた

道端に三色すみれの咲く細い道

月は三日月 傾いて

笑って私を追いかけていたっけ?

その あしたへむかう真っ白な道を

未来へと至る  ....
逆から読んでも日曜日だった

半分はやさしさでできていて
半分はあきらめでできている

教会に行けない日が続くと
平日よけいに汗をかく

踵の電池が切れていて
上手く
信じることが ....
ゆっくりと振り返る
前なのか 後ろなのか

右のような気もするし
耳が詰まっているだけの話で
本当は左側かな

とても近いかも知れないけれど
案外と小さいから 遠いのかも

 ....
学校では
「正しいかまちがっているか」が
大きな問題だが
社会に出ると
「利害関係や力関係」が
大きな問題となる
学校から社会へのハードルは
人生最難のハードルになるだろう
声帯を震わせて言の葉を声音に変換すれば
周囲の空気を震わせて他者の耳の鼓膜へ

言葉は意思の伝達
だけど意思のすべてを伝える訳にはいかない

好きになりました 愛してしまいました
心がど ....
煌びやかなネオン通りや 
切なすぎるメロディーよりも

心潤す存在があるとすれば 
喉を潤す生姜紅茶だろう

君は何時も
何かを勘違いしていて 

ジンジャーティーと言えば
 ....
親と両国で会った
そして 帰る電車に乗った 地下鉄で
それは 自分にとって何だったのだろうと考えていた
話していたのは空の色についてだったのかもしれない 


一日中 考えていた そんなこ ....
ダイバーシティーってさ
お台場みたいな
オシャレな街なんかなー
私がつぶやくと

いやいやいやいや
あなたは手のひら
ぶんぶん振って

多様性ってことなんだね
そおなんだー

 ....
水の悲鳴と
鐘の音が重なり
どこまでも
眠りを遠去けてゆく


骨と木と岩
蒼い火を吹き
砂と浪を照らしながら
海のかたちを描いている


白く広い風景に立ち
 ....
パズルの誤算は予想できない
「車の入れ替えパズル」があって
極めて世俗的な
ラッキーな蚋(ブヨ)が
やって来て私は吉央と名付ける
父が風呂で吐くのは
相変わらずだが
私が玄関の戸締りを
 ....
 ロリコン姦婚
 放火後のチャイムが鳴りました
 ててなし緑られ蛇つなぐ太ころ天が
 穴から区域ぬけて
 ひとしきりの黙契とともに
 まもなく腰くらがる
 おしりぺんペンバンばんざい
  ....
     ※

死の匂う、音を聞く。だいぶ疲れているのだろうか。考える人のようにソファーに座り込んで、夕方に近い、昼下がりのつよい陽射しに少しうつむく。それは沈んでいる、僕の罪悪そのもの。不意に、 ....
後ろ向きに歩く牛 呼び止められてすっ転ぶ
満腹中枢引っ叩き 奏でる鳴き声ぷくぷくぷ〜
合鴨兄弟行く末は 洒落たつもりのじゃれあいが
隠れ地蔵に酒をかけ 正義の執行待つばかり
 ....
五月雨にうずくまる真昼
五月雨が集まらない

また丸い空洞から埋まってゆく失望がある。
静けさを避けて 腫瘍のように広がる声
巻き上げたほこりすら元の地に返す声

すべてに人の顔を描かず ....
オンドリヤワォリャカアリャ
アンドレアワーリャカーリャ
遠く離れた石川とエニセイ川
儚暮渡る自転車はアンティーク
ゼンマイを巻き忘れた私は
とんぼとぼと橋渡る
ドレクセイシャラクセイニエタ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
◇レキ3*18/6/19 18:53
The Song of Hiawathaもとこ12*18/6/19 14:04
障がい者と呼ばれて八木ヒロマサ418/6/19 13:49
赤羽赤猫永宜018/6/19 11:15
カーテンコールミナト 螢318/6/19 9:56
118/6/19 9:19
まっさらな海へつながるそらの珊瑚1218/6/19 8:36
良い人の悪臭こたきひろし218/6/19 7:11
いとこzenyam...018/6/19 6:59
不幸018/6/19 6:48
ほしのふるよるにJTO018/6/19 1:08
繋いだ手は温かくても瑠音018/6/18 23:06
白い鳥は坂本瞳子3*18/6/18 21:10
ハルキ・ムラカミ花形新次118/6/18 20:56
世界的なタマ蹴り018/6/18 20:41
花の夜秋葉竹518/6/18 15:50
にちようのなにかやまうちあつ...218/6/18 15:05
音の懐藤鈴呼018/6/18 14:31
六月病zenyam...118/6/18 7:07
声帯を震わせてこたきひろし118/6/18 6:07
ジンジャーはちみつレモンティー藤鈴呼0*18/6/18 0:32
梅雨の間に番田 518/6/18 0:03
ダイバー大漁旗uminek...2*18/6/17 22:34
すぎる ゆれる木立 悟118/6/17 21:37
ラッキーなのは間村長8*18/6/17 21:23
慈ヒタリス・パーク遼旅118/6/17 21:12
終末本田憲嵩618/6/17 20:07
題名とかいらない赤猫永宜118/6/17 17:24
五月雨非在の虹318/6/17 14:47
6月の蘊炎腰国改修1*18/6/17 13:59

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