もう忘れてしまうかもしれないから
書こう
今すぐ書こう
心は自在に滑空し
とどまることを知らない
体はこんなでも
心は自由
だから
生きたい
もっと生きたい
歌声重ねて
歌声重ね ....
いくつものこころの事件や
からだの変化
霊的なからくりがまわっている
説教するようなおじさんに
なるなんて
少年のころ思いもしなかった
ちいさな権力に
あ ....
星をちりばめた部屋で
丸くて大きな月と猫
すべてが金色で
すべてが愛しくて
やさしくせつなく光る
いつも心のどこかにある
優 ....
曇天の南のそらが
白くあかるい
側溝をながれゆく雨
希望に追いタッチ
うえからした
自然界の摂理がゆるさない
ゆるしている
曇天の南のそらが
白 ....
「もう大丈夫だよ」
心無い言葉や行動で受けたあらゆる痛みや悲しみを今ここで
全て洗い落として行こう
あなたは誰にも傷付けられてはいけない
あなたは誰にも自由を奪われてはいけない
....
俺はジャイロだ
ワルプルギスを統べる
かいぶつどもの王だ
人間は性悪説だ
俺は全てをねじ伏せて引き千 ....
束ねられた紐は縛られてどれか解らず
お前はアホか
あないな所にアタックかけるだけ無駄やで
あんなぁ
ああいうとことかはなぁ
もう決まってるんや
じゃなきゃ何の為に落ちてきた奴を雇ってる ....
素足で
夜がやって来た
昼間の靴を
脱ぎ捨てて
ボクの隣で
あくびをしてる。
冷たい茂みのなかで ほほえむように息絶えた
光をともす雨つぶのなかに 今朝はうまれた
冷たい茂みのなかで ほほえむように息絶えた
わたしは傘を差し 家を出る
はじまりがおわりに ....
頭をいくら固くしても
心はそのまま
言葉の持つ意味は不動でも
渡す者
受け取る者
ふれる心はやわらかい
絹豆腐みたいに崩れたり
卵みたいに中身が漏れたり
隅々まで波紋を広げ
丈夫な外 ....
眠りと目覚め
世界をまたぐ
よびもどし
現実は付属物
もとよりあるのは
イメージの世界
夢や想念
といえるか
実体のつかめない
その事々が
あることそのもの
....
プロペラが回る高い天井と
かき氷のブルーハワイは
沖縄の島を連想させる
ヘリコプターと青い海の距離が
どの位なのかは知らないけれど
兵士が着ている迷彩模様は
裸になっても付きまとう ....
住宅街の 空き地に
ひっそりと佇んでいる
藤棚がある
四号公園と立て札を
見せびらかせて
そして 水無月の
....
それは風のない 穏やかな間だった
宵や明けかも 滲んでいきそうな短なときに
例えば
「空にあるからこそ 星は星たり得るのか?」
彼らはそんな会話をしていた
あたしは空を探して 星を見 ....
○「介護の心」
介護される方に
ありがとうの心があれば
介護する方に
ありがとうの心があれば
○「方向」
求めるものが違えば
すべて豚に真珠
○「現代日本人」
....
生きる意味
考えるだけ無駄なんだ
しがみついて
突き放して
泥だらけになって
もがき苦しんで
ボロボロになって
不意に分かるんだ。
同系色のランチョンマットの上で
もっと真っ赤なリンゴが 鎮座している
情熱を 閉じ込めたような雰囲気
窓の外は 雪
白と赤
嗚呼 そうか もうすぐ 紅白の似合う
お正月だね
「歩いて行こう自分を信じて」
生まれて来たからには何かあるんだ
目に飛び込んで来るもの
耳に飛び込んで来るもの
肌で感じるもの
1つの未来への道が見えなくても心配しなくていいんだよ
....
果たして
もう死んでもいいなんて思える日が来るのかな
その前に意識不明の混沌に陥ってしまわないかな
それが一般的だから
死ぬ直前は何がなんだかさっぱり解らなくなって
それでいい
死ぬ恐 ....
電柱と電線は空を区切って
千切れた青がばらばらになっていた
繰り返し、繰り返し。そんな気分がしてても。
アスファルトで息ができないって
空の光が落ちて圧迫されてるって
耐えて耐えたら ....
灼熱の車、アスファルト、建物
灼熱は水のように重く、辺りを濡らす
この駅だけが閉ざされていて
世界はここで終わっている
人間の悦びだけが影を落とし
人間の欲望がこんなにも焼けている
そんな ....
あるんだったら教えてほしい、聞かせてほしい
価値の定義
時代の流れの中で変化してきた
新しく生まれたもの、消えていったもの
人類は食べ物に困らなくなったと、勘違い ....
吐き気をこらえて
君にキスしちゃったんだ
口の中でゲロ吐いちゃって
君は泣き叫ぶ
君は鞄の中から包丁を取り出して
ゲロまみれの君は自分のお腹に突き刺したんだ
僕は絶叫する
臭い君が素敵な ....
あたしは
きふるされて
くたくたになりすぎた
白地に青い花柄の
綿のぱじゃま
ひとめぼれされて
このおうちにやってきたわ
このひとと
ねむるときずうっといっしょ
かなしい夜さ ....
何も考えない人でいたい
頭のなかは空っぽ
心のなかも空っぽ
でも
財布のなかが
空っぽでは
何も考えない人にはなれない
単純では有るけれど
けして明快ではないから
計算は成立しな ....
去年は虫に苛まれ
今年は長雨に泣く
愛するものを持つことは
憂いを抱え込むということ
悩みは執着から生まれ
拘りはただ惑いを育む
そんな中にも時折煌めく
微かな喜びを拾い集め ....
F1レーサーの涼しい目
チラチラとしか見つめら・ら・られない
匂いを追いかけては汗をかく
時間をく・く・くれよ
まぶしくもない曇天から
つ・つ・つめたいしずく
靴で ....
とても天気が良くて
気持ちいい風が吹いて
少し眼を細める光が射して
心を許せる友だちが数人いて
いつ聴いても飽きない音楽があって
偏見の目で見られても胸がときめくひとがいて
からだ ....
世界がどんなに非難しようとも
ポーランド戦の
超消極的戦術を貫いて
2-0になった時点で
ひたすらボールを回し続け
ヤバくなったら
直ぐ外に蹴り出せば良かったのだ
最後のコーナーキックだ ....
○田舎のバアチャン
直進優先なのに
交差点でもゆずりあい
○田舎のジイチャン
運転自慢でも
同乗者ハラハラ
○田舎のバアチャン
真ん中を堂々と走ってきて
対向車をよ ....
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