月が満ちても、
暗闇を抜け出した
明るい夜であるはずであっても、

かたつむりが、
紫陽花の葉っぱに液をすりつける
雨の夜は、
けっして、月が見えないジレンマが
山頂より流れ来る白 ....
僕は夏の雨の日に
僕は夏の雨の憂鬱を感じていた 
そして 頭にのしかかる 重い大気に   
疲れのようなものを この 頭に


椅子にもたれてスマホをのぞくとフジロックの光景
しかし ....
左目の目尻を切り裂くような角度で強いビル風がブチ抜いて行った、顔をしかめ、額の汗を拭い、もう一度歩き出した、そんな些細な出来事のせいで、いったいどこへ向かって歩いていたのか忘れてしまった、まだ .... 窓の隙間に浮かぶ手が
静かに夜を舐めている
灯りの無い窓の連なり
指だけが光を反射している


ひとつの入口に
花はあふれ
入りきれずに
花はこぼれ


束ねる ....
へんてこ台風が
東から西へ
動いているけれども
通常の動きに
戻ったら
またこっちに
帰って来るんじゃねえかって
心配してんだけどさ
(こちとら働いてんだ
そこら辺のクソ自称詩人とは ....
自称詩人は
痛い人
それに気付かない人
気付いても
開き直る人

吐き出す息が
黄色い人
空気を黄色く
染める人

臭い人

知られていない人
これからも
知られない人
 ....
深海に沈む暴力
扇風機にあたるメス豚
ベトベトベトベト
けつの穴に割り箸を入れる
ぐちゃぐちゃぐちゃ
べろを取り替えろ
殺せ殺せメス豚を殺せ
当てずっぽうの東京都
壊れた暗闇
さらさ ....
何でもないこの日を
何でもないように祝おう
この世界のほぼ何十億人が知らない
単なる日を特別な日に変えて祝おう

何でもないこの日を
何でもないように祝おう
日々の雑事にかまけて忘れてし ....
愛とは何だと
皮肉屋のきみはぼくに問う

愛することは
見境をなくすことではないかと
愛することは
自分を見失うことではないかと

ぼくは答える

きみは何も分かってない
愛する ....
君の歌声が透き通るから
ひと針ずつ縫った空気の流れに
足を外へ払う翼があって
落ちない夢を両腕に抱えた

色んなモノを失くして拾って
届けてくれる君の音楽が
僕の内側でこだまするように
 ....
左手にスマホ
右手にカップラーメン
過剰な情報と貧しい食事
飯は食わないで
情報ばかり食っている
スマホ難民
一家に一台の固定電話の時代には
もう戻れない
落ちて来る、落ちて来る。訳も解らず否応なしに落ちて来る。真っ逆さまに落ちて来る。
地面に激突するまで落ちてきたから、その損傷の度合いは酷かった。

それが悪い夢なんだと気づいたのは眠りから覚めた ....
最期の一呼吸まで

悪戦苦闘しながら

生き抜いてやろう。

深い意味あって

与えられた命なのだ。
卒業式を欠席した日したあの日からどれほど経っただろうか 
組み上がったベッドの上で食パンを食む テレビは無いが、政治家達が法定で「そんな事握りつぶせ!」なんて叫ぶ星がきれいな夜に窓の外を眺めながら昨 ....
台風コロッケ台風コロッケ
買って
台風コロッケ
お家帰ろ

雨降り始めた風吹き始めた
お仕事終わって篭城前夜

台風コロッケ食べよ
お皿山盛り
台風コロッケお食べよ
ビールあけて ....
食べることが好きだ。

食べること。食べ物が好きなのとは少し違うんだな、そう思ってくれたヒトにお話をしたい。

食べることは、フォークで刺すこと、スプーンに盛って、口に運ぶこと、口に含み、唇を ....
{取消=[全長] 1万オーガズムの夜
歴史が証明している
ミツウロコは
ちびまる子に言わせても
いい言葉なんかなぁ?

久保がバズッてきたフィール
赤ちゃんにリバーヴかける
タナトス一 ....
食堂の経営者を失った病室の一角は
病人と看護師と来客を一側多に呑み込み
巨大な景色を見せては対話するケア・ハウス
看護師が新米看護師に未来を指導する声と
自主研修が病院だと ぼやく中学 ....
斧で木を切る少女の夢を見た
ノースリーブの白いワンピース
振り向きざまにわたしを見て
少女は霧散した
夢の中にわたしを置き去りにして
顔は思い出せないが
少女の目にわたしはどう映ったのだろ ....
両親から持たされて鞄の奥に仕舞っていた
親の言いつけだったのか
知り合いの噂話だったのか
人目には触れさせなかった、その鍵。

納戸の勝手口には突っ張り棒がしてあり
玄関口は内側からしか開 ....
(人と)つながれないから
つながらない つながれないから

自分で立ち直っていけない

そこが「孤立」の問題
「孤立」は誰でも陥る病いだ。

お金とは違う、
人間関係の
貧困が孤立 ....
人間はその苦しみ、悩み故に
その瞳に哀しみを宿す
君は聴いた事があるか
その胸の鼓動を
君は見た事があるか
その瞳に哀しみが宿るのを
命懸けで闘ってきた
男の悩みは深い
誰でも太陽に成 ....
あれからすべてを失って

































 ....
バス停で中一ぐらいの可愛い顔の女の子が
足の指には派手なマニュキュアを塗り
パンツ丸見えの姿勢のまま
スマホをいじっていた
近くのオジサンが目のやり場に困った顔をしていた
こういう光景は田舎 ....
これからは
病死よりも災害死だ
何百年何千年に一度の
経験したことのない大災害が
次次と起きるような気がしてならない
猛暑で年寄りや子どもが
バタバタ死んでいく
大洪水や山崩れで年寄りや ....
子どもには夢を描く道具が必要
買い与えるか拾ってくるか
いやいや地面に
自分の指先で描けると言う
子どももいる

できれば描き直せる
鉛筆がいいのだけれど
ちょっと凝りだして
消えな ....
明日という
だれにもわからない
プレゼント

その中身は、
だれにもわからない

だから楽しみ
ガッカリするような
中身だったとしても

となりで嬉しそうに
笑ってるひとの
 ....
大空を眺める
ぼんやり眺めて
無になっていく

思考を止めて静かになる
大空に浮かんでいる気分

白い雲を見て
心にある黒いものが
消されていく

白い雲の様々な形が
見ている ....
なないろ

あめいろ

悲しみの

死への旅立ち

異国のつどい

2階から

手ふって

笑ってた


ピオーネ

むらさき

ぼろりと

涙ぐまし
 ....
ぐらあと、
ふらあと

ただ私はへこたれず

美人を、他人と争いました


鏡の私が左から

勢いよく右へ

鏡は後ろ側へ回り込んでいました

鏡から出てきた私は

そ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月も滴(したた)る秋葉竹518/7/30 2:21
夏のスプラッシュ番田 018/7/30 0:14
台風と灼熱とゲリラ豪雨ホロウ・シカ...018/7/29 21:58
水喰み Ⅲ木立 悟118/7/29 20:31
東へ西へ花形新次018/7/29 17:32
痛い人、黄色い人018/7/29 17:08
タントラババア[group]moote018/7/29 14:52
誕生日石佳118/7/29 13:05
果実HAL3*18/7/29 11:56
展開図ミナト 螢1*18/7/29 10:19
スマホ難民zenyam...018/7/29 10:14
空からこたきひろし118/7/29 7:18
意味あって八木ヒロマサ018/7/29 5:51
ポーズ物川祐治018/7/29 3:54
台風コロッケ118/7/29 3:16
自己管理の行き過ぎにはペーソスを減らす減塩行為。 食事という ...よーかん018/7/29 3:15
ひふなろ白書nemaru2*18/7/29 1:04
休憩室為平 澪118/7/28 20:45
転寝ただのみきや8*18/7/28 20:13
鍵っ子為平 澪218/7/28 20:07
孤立問題八木ヒロマサ018/7/28 18:39
渡辺亘018/7/28 17:03
白い百合の花TAT218/7/28 16:37
パンツzenyam...118/7/28 15:11
災害死018/7/28 14:19
描き損じラブイオン2*18/7/28 9:20
プレゼント八木ヒロマサ018/7/28 7:20
白い雲夏川ゆう218/7/28 5:19
異国のつどいペペロ118/7/28 1:34
ピルエットふじりゅう118/7/27 23:14

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