チバの名産はピーナッツになる。
特産物ではないだろうと思う。
チバでは、ほぼ想像できる全ての農産物を生産できるだろうと想像する。アボカドはちょっとコストがかかり過ぎるかもしれないけれど。ア ....
生が実存であるように
死もまた実存だと云ったら
きっときみは口を尖らせ否定するだろう
現実主義のきみのことだ
死をこの世から去った無だと反論するだろう
でもぼくはそうは考えてはいない
....
詩を書くなんて
意味のない降るまい
かもしれない
少年時代に隠れて詩を書き出した自分は
暗い心だった
ノートにあるいは教科書の白紙のページに
言葉をまるで虫のようにいちめん這わせたのだ ....
記憶を辿っても浮かんでこない
小学生時代の夏休み
何してた
海水浴 危険だから海で泳いじゃだめ
絵日記
何書いてた 毎日その日の出来事
40日とい ....
同性愛者ってさ
四六時中、性のこと考えてんのかね
ポコチンとかアナルのことを
ずっとずっと思い続けているわけか?
でもさ異性愛者だって
寝ても覚めてもフェラチオや
パイずりのことだけ考 ....
僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる
誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろ ....
次から次へと生えてくる緑この夜に
次から次へと消えていく琥珀この夜に
確かめなきゃ確かめなきゃ
消えてしまいそうな約束がヒラヒラ
舞っている舞っている
次から次へと育ててる緑孤独かい?
....
おばんでした。
はじめましてお久しぶりです。
私が私として、
あなたがあなたとして、
互いを認識しあったのは、
もう何度目になるでしょう。
あなたの顔が、声が、においが、
私の中 ....
夏は、あついね。なつは、暑いね。なつ、は、あつい、ね。なつ、なつは、あああつ、あつい、ね。
舌が上あごにはり付いて、喉の奥が粘っこくなって、呼吸が絶える1秒前にようやく正しく伝えることができる。 ....
ゴミの日今日は有頂天の神様の日
ゴミの日と神様の日重なりなぜか天使が往来
人を殺して天界へ僕も連れていってくれ
と天国で言ってる僕を地獄にした僕のけつの穴
目からミミズが出てきて口からアナコン ....
生きることに脳みそを与えず
生きることに触感を与えよう
おっぱいを舐めてやれ
腐って腐って大根腐って
上履きの中に入れようよ
蟻死んだ蟻詰めまくろう
味噌汁混ぜたシャンプー
アメリカよりカメラの中
汚いねありがとうと衝動
雨の日の聴覚視覚枝と ....
一日を生きるための
命の値段を計算したら
給料じゃ全然足りなくて
死のうと決めた日の
電車はモノクロだった
東京に飲まれた人生
遊び過ぎて馬鹿みたいと
浮かべた涙が
今は光 ....
眠いなあ
甘いもの食べたい
と
甘い甘い
コーヒーフロート、が
差し出されて
涙が出ます
これは力になる
生きる力になる
うん、きっとなっている
口に出さなくとも
いや、 ....
台風が近づく中で
傘が吹き飛ばされる姿を
中継するワンパターンには
もう飽きた
どうせなら
高さ120mのビルとビルの間を
クワコマホに
綱渡りしてもらいたい
あるいは
風船気球 ....
悲しい障がい者より
楽しい障がい者でいたい
他人がとやかく言いたがる
言動や振る舞いの柵を
自分の翼で飛び越えて
掴み取りたい
明日がある。
今日がある。
....
○「熱中症」
俺は毎晩ビールを
たくさん飲んでいるから
だいじょうぶというオジサンがいた
こういうオジサンが一番危ない
○「コミュニケーション」
本人に直接話さないから
さまざまな誤 ....
彷徨っている、
京阪三条駅近くの篠田屋の
あの皿盛りが
なぜだか目蓋の裏にある
いや、それなら浪速区日本橋の
そば処まる栄のカツカレー丼だって旨いだろ
いやいや、やっぱり誰もがカレーハウス ....
僕の生への欲求と
君の性への欲求が
一致して
でも本当は
すれ違っている
二人同時に
果てれたらいいねと
死の瞬間と
生命の誕生の瞬間を
重ね合わせる
考え方も
受け継い ....
目をつむってもつむっても
夜は夜に聞こえない
水でできた城が空から
ゆうるりと崩れ落ちてくる
多くの夜が
多くの身体の上に重なり
奥なる声を外に連れ出す
夜を ....
水の落ちる音がして
不明な時を刻む
夢の入り口で
聞いている水の音が
シンクの上で
飛び跳ねたまま
朝までひとり
ポタポタと
踊り明かした
寂しくはないのか
楽しくはな ....
このやるせない気持ちは
どこから芽生え
どこへ向かっていくのか
なんだかもやっとした
かといって
なにをどうしたらいいのか
それさえも分からず
明確な怒りや哀しみに
打ちひしが ....
創造の小箱がきみの中にあるんだ
しこたまきらめきをため込んだ素敵なやつだ
誰にもさわれない特別な意匠がたくさん隠されている
想像の炎はときにきみを炙りあげるかもしれない
それでもそれを消さ ....
世の中から
その筋の人っぽい人が
排除されようとしている
理事長や会長がそうだ
しかし、新たな公開処刑ネタが出来たと
大喜びしている連中だって
実のところインテリヤクザだ
同じヤ ....
雷が落ちる確率は
サマージャンボ宝くじが
当たる確率より
うんと低いことは分かっている
地震も火事も怖い
「奴等が、奴等が、奴等が、来たぞー!」
と叫びながら
刃物を振り回しているオ ....
黙々とバットを振り続け
練習に励み
砂ぼこりにまみれ
ボールを追いかける
試合にかける情熱が
飛び散る汗と重なる
勝って流す涙
負けて飲む悔し涙
その熱い姿に
打たれ ....
四月に買ったばかりの冷蔵庫の冷えが
急に悪くなった
ワイフは欠陥商品じゃないの、といった
すぐに買った店に電話して
点検に来てもらった
原因は女房だった
冷気の吹き出し口が
野菜を入れて ....
星の痛みで
香る車があった
黄泉では見るなと言われる
でも見る
「デモテープは聞くもんだろう?」
と言う異界か
詩歌を嗜む私
干し烏賊を食べる
胸の傷に拘れば
私は猫と別れざるを得な ....
誰かと結ばれて
ひとつになることを
望んでいたのに
少年はいつか夢を捨てながら
父さんになって家族を作る
子供ができたら変わると言うけど
僕にそこまでの愛があるかな
汚れた血 ....
ラン ララン ラン♪
と、唄いながら
飛ぶ蝶々
まっしぐらで寡黙な
カナブン
強面だけど甘い蜜が好きな
クワガタ虫
大合唱で夏を盛り上げる
セミの群れ
夏は昆虫たちの ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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