同じフレーズから 導き出される 
別の存在

繰り返される後悔は 悪夢として形を成し
心の奥に出現するから

"なかったこと" には 出来ないんです
" ....
昨日でもない

明日でもない

今日でもない

いつだってはじまりだ
まだ死んでない命の
サイケデリックな営みは見てらんないからさ
ちゃちな欲望が錐細胞を燃やし尽くす前に
殺して食うことの何がイケないの?

思い出して
この世に生まれたときの苦しみ
やるせ ....
辛い時 振り返る景色がある

それは若き日溢れんばかりだった感情を
形にしていた場所

いつからか辛い時なにかを
残していく場所になった

その景色は曇っただろうか
それとも濃く ....
このままじゃいけない このままでいたい

動けぬ理由は 涙の中

川となって流れたら

さしこむ光が 穏やかに誘う
あのパーセクの向こう
猫には見えるのだろうか
死んでいった魂が

都会では星さえ見えないが
ほんとうは暗闇の向こうに先があるのだ

しんとした部屋、片付いてはいないが汚くもない
自分は ....
スカートを履くと
股間が震える

解放された
器官を放り出し

投げ売りにする
みたいな軽さを

乾燥した空気が
読み取った

スカートの下に
ジャージを着ると

生々し ....
喜びもない
平安もない
愛もない
ただただ途方に暮れている

人は道徳や戒律では救われない
清く自分を律しても
それでは救われない

人は死ぬまで罪を犯す
罪人だから罪を犯す

 ....
誰も寝ていない寝台の上に

まだ戒名の付いてない
母の骨箱を座らせる

ダウンロードしておいた
浪曲を流す

追い追いと涙が溢れる
こころに穴がある
その穴を覗くと君が見える
かわりにその穴を塞ぐ人はない
それが夫婦というものかもしれない
落ち葉が舞ってる君を追いかけて
スニーカーの底で中敷になる

君を支えているんだと思える心強さを
震える身体で伝えようとしたのに

眠りに落ちて低くなる体温
君を冷たいまま放置していた
 ....
愛情はひとつでも
愛情表現は人さまざまだ
黙って見守るのも
愛情表現なら
いちいち心配するのも
愛情表現だ
場合によっては
厳しく注意したり
たたいたりするのも
愛情表現だ
愛情は ....
今朝は小さな喜びが
2つもあった
ひとつは
プランターの中にほうれん草の芽が出ていたこと
ふたつめは
地域に二人しかいない小学生のうちの
一人の二年生の子が
通りかかって元気よく
「お ....
駅のトイレの個室の壁に書かれた
作者不明の一文
それに
興味をそそられた

読んでしまった
用を足しなから
読んでしまった

 俺は失敗して彼女を妊娠させてしまった
 出来ちまって ....
宵の切りくち、触れて、きっとベルベット。本当の黒なんてどこにもなかった。なでた場所から裂けていく夜をかがり縫う。濃紺であり、薄墨の、暗いからよく見えない、黒ではない黒色。ひと刺しごとに指先へと重くのし .... 『大嫌い」だって
言ったって
言葉だけだろ
わかんない?
嘘つかれてもわからないのは
けっこう真面目に好きだからかも?
ただ純粋にまっすぐに
歩けるわけなどないからね
帽子のツ ....
私が君を好きなのは
欲しい言葉をくれるからだ

わたしが君を好きなのは
下に見て安心できるからだ

わたしがきみを好きなのは
私なんかには目もくれないからだ

君が私を好きなのは ....
立ち入り禁止のビルに忍び込んだ真夜中
インスタントラジオからの呼び声を頼りに
僕達は星が一番近くで見える屋上を目指した
星座の名前なんて何一つ知らないままで

手すりから身をのりだして大声で ....
あくまで
熊にとっては、だ

そこで
はたと思う
富士山麓に熊はいるのかと

いたら
自称詩人の死体だって
少しは役に立つってもんだ
生まれて初めて
食物連鎖に
加わることが出 ....
ook up to the sky
and you’ll see the stars
shining in silence
sleeping in silence

look back to ....
秋が来て
少し硬くなった
夜と言う果実

その表皮を
ゆっくり
ゆっくりと
冷えたナイフが
削り取っています

水のような風が
ダイアモンドの粒を
吹き上げながら
刃先へと運 ....
靴の中で
転がる小さな石を

親指の先で
ゴールに決める

僕の足にだけ
ボールが集まる

不思議だなぁと
思いながら
シュートを外しても

狭いピッチで
回ってくるパスを ....
宇宙の冷たい感触が 朦朧とした頭に響く
世界の一様な無表情が 奥まる意識を取り巻く
(フォークとナイフがぶつかる音、砕けるグラス)
世界は今日終わるかもしれず
それなのに宇宙は爆発と沈黙を貫く ....
ボールペンの先で泡立てている
思いを言葉に変えられたなら

メレンゲのような柔らかい気持ち
心に挟んで飛んで行きたいよ

頭と背中を洗ってみたくて
側に行っても良いですかなんて

言 ....
ハロウィンに、
魔女の眼をして貴女に逢うわ、
貴女に逢うため空を飛ぶ。


山の貴女のそばがいい、
さいわいあれから一年経つし、
山の貴女に逢いたいな、
さいわい今日は晴れてる ....
ささやくように

話しかけてくる

冬の足音


秋の終楽章の

フィナーレは

もう間近


木枯らしのような

冷たい風が

吹き抜け


舞い落ちた枯葉 ....
その頃
私は手紙に執着していた

記憶の引き出しにしまってある
その頃という一定の期間には
時間の埃がそれなりに積もっていた

ある日
何となく引き出しの奥から探し出して
太陽の光に ....
テレビの入った箱があって
その中に僕が入って
目の前には彼女がいて
(実際には彼女に関するデータだが)
二人の間にはガラスで出来たテーブル
その中には彼女が集める美しい切手
僕が集める美し ....
夜の高速フラフラふらり
逃げたばかりのニホンライオン
計算式も忘れちゃって
嘆くよりも笑うよりもフラフラ
自由に出来るプラスチックで
自作の檻を作って
結局は投げ銭目当て
忘れちゃってニ ....
ゆったり周りながら 土星が帰ってきて

きらきら揺れる 環が合図のように

ほら、そろそろ生まれ変わらなきゃと

僕の靴紐を 流れ星が引っ掛けて

解いていった

踏み外した先で
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春出現藤鈴呼1*18/10/24 22:22
はじまり1486 1...1*18/10/24 21:01
素心0*18/10/24 20:44
詩というものは三月雨2*18/10/24 19:59
立ち上がる天鳥そら3*18/10/24 18:51
パーセク青星円218/10/24 16:50
制服ミナト 螢1*18/10/24 16:42
信仰によってあおいみつる1*18/10/24 13:46
預けるまでナンモナイデ...10*18/10/24 12:55
心の穴あおいみつる3*18/10/24 11:31
帰り道の詩ミナト 螢2*18/10/24 8:58
愛情表現zenyam...1*18/10/24 8:53
小さな喜び1*18/10/24 8:00
呼ばれて振り返ればこたきひろし318/10/24 7:35
夜をかがる青花みち4*18/10/24 1:59
とまらん立見春香218/10/24 1:22
理由青井とり118/10/24 0:35
タキオン1486 1...2*18/10/23 23:33
富士山麓のおいしい死体花形新次018/10/23 20:23
sleeping1486 1...2*18/10/23 18:44
夜 ゴデル7*18/10/23 18:26
ハットトリックミナト 螢2*18/10/23 18:11
無表情な感触ひだかたけし1018/10/23 11:43
メレンゲミナト 螢218/10/23 9:44
ハロウィンの夜秋葉竹718/10/23 7:40
過去からの旅人st518/10/23 4:49
恋文がバイクに乗って来たとは言えなくてこたきひろし318/10/23 0:58
腰国改修0*18/10/23 0:53
ライオン1*18/10/23 0:24
土星回帰赤椿218/10/22 23:06

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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