思い出すのはうれしかった出来事ばかり。

九九を全部言えることが出来てほめられた日
すき焼きを食べて「おいしいね。」と笑いあった寒い日
試験に合格をして「おめでとう。」と言われた日
初めての ....
何年も寝かせて来た
この言葉(フレーズ)

未だ使いどころの無い
この言葉


悲しみに彩られた君の瞳


困ったな
こんな少女漫画の様なこの言葉

使い様がない

それ ....
父はもうすぐ骨となって帰ってくるから

固く冷たい手を最後の別れが来る時まで

しっかりと握り続けていよう。
夢の蝶、舞う
遠去かる
宇宙の縁に触れ 燃えあがり
忽然と消え また現れ

あらゆる現の美をよろめかせ
その軌跡のおぼろな輪郭を
響かせて 響かせて
理想について語る言葉は

富士山の写真や絵のようなものなのかなぁ



最近では、それが特別新しいものは何もないつまらないものに思えるのかなぁ

富士と様々なものの取り合わせは絶 ....
一日中快適な部屋にいて

出かける時には音楽を聞きながら車で



そんなこんなで

自分が 弱く ちっぽけな 存在 で

しかし 

大いなるものに 確かに 守 ....
あの日
骨ごと断つ勢いで斬りつけた左手首に
病院のベッドの上であなたは
切り取った雲一つない青空を
私の傷口に深く埋めてくれた

重い曇天に覆われてる毎日の
奇跡的に雲が途切れた瞬間の
 ....
長い顔の
詩人を葬り去って
冬が来る

言葉は短くていい

最終列車の
ガタんゴトん

詩人の
カクカクしかじか

お前は
いつから哲学者になったのか

反省して家に帰る ....
縄文人は思った
舗装した道路で
なぜ靴が必要なんだ

弥生人は思った
食べきれない量を作って
捨てる意味がわからない

侍は思った
携帯電話は武器なのに
なぜ訓練しないんだ

 ....
サウジアラビアの油田火災のニュースが流れる電化店のフロアーを
ローリング・ストーンズのシャツを着た若い女がナイフを持って歩いている
彼女の敵意は自分にだけ向いているようで
右腕は指先から肘の ....
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく

やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら

降りていく
宇宙の底 ....
小夜時雨

雨がしとしとおしゃべりしてるよ。ぼくたちが忘れてしまった言葉で歌っているね。ぼくら魚だったころあんな風に泳いでいたのさ。雨粒は小さな海だからひと粒、ひと粒に、ほらだれか泳いでいるよ、な ....
銃で相手を撃ち殺す

などというのは

本当の戦いじゃあない




拳で相手を殴り倒す

などというのは

本当の戦いじゃあない



本当の戦いは
 ....
若輩者ですが、言わせてください。

根拠示さず言うからトランプ大統領のせいかもしれないけど
去年辺りから思考停止状態のままで挙げてくる詩が増えている
(統計とっていないので感覚)ように思う。
 ....
うじゃうじゃと
うじゃうじゃと
ことば湧く
わくわくと沸く
湧く沸くとわく
湧く沸く湧く沸く
ワクワク ト 鳴って!


くねってみようひねってみよう
やはらかに しなやかに
こ ....
                    


金砂銀砂の歌の粉が
この部屋の
温もりのなかを踊り舞う

聴きたい人々には、聴こえるだろう

闘いを放棄したため
笑顔を痙攣 ....
縫い目に指を入れて
糸を噛み切る朝に見た夢の
回遊水槽の中に
何も泳いでいなかった
お鍋の中で グツグツ・ぐつつ
あなたと わたし
仲良く煮込む
同じ味のスープならば
飲み干してしまうのに
苦労は イラナイ
違う味に なってしまえば
舌先が ピリリとするから
赤と ....
大きな災(わざわ)いが襲い

今まで煌々(こうこう)と

道を照らしていたと思われた

しっかりと根を張っていない

ちゃちな移ろう灯りは

悉(ことごと)く消え去り ....
長い年月の間にすっかり干上がってしまった井戸からは、水は匂いさえしなくなっていた。
地下水に頼る生活はもうできない。水を汲み上げる手動ポンプは役に立たなくなってしまった。

やむを得ず家に自治体 ....
段々と暗くなると
高層ビルの窓は
オセロのような欲望の明かりが灯り
ピンクのネオンサインが溢れ
歩道は一面の雪の様に白くなり
それに集まる無数の黒蟻

移された木々は異様で
 ....
素粒子が光速の99%でぶつかる

わたしは反物質を採集する

そして夜

アボカドの種を飲み込む

宇宙の身近に

わたしの黒い意識に

死にいたる恐怖が点滅している


 ....
期限明日までの牛乳

台所で

にんじん じゃがいも たまねぎ

冷凍庫の豚バラかシャケ

材料をそろえる まな板に

ちびがやって来て

にんじんにんじんにんじんしゃ ....
; ; ; ; ; ; ; ; ; ‘‘’‘’・; ふ

喉を開け


黒子が位置を変えて号泣する
号泣は、今朝のにわか雨

鼻の奥、ずっ ずっ どっ ずっ

生の痛感、性の洗浄
 ....
無音の現に
頭突っ込む
頭呑まれて
言葉を捨てる
要らないんだ
要らないんだ
伝達言語、要りません
白壁囲う白い部屋に
伝達言語、要りません


壁を叩く
沈黙の壁叩く
壁な ....
ドーン ドーン
夜空に響く音が
心の内を 打ち砕く
哀しみや 怒りばかりを
払拭して くれますように

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
冬のしゃぼん玉たち

雪にはじめまして やぁ、はじめまして
それからさよなら ふれたら消える友だち
めくばせしながら ふるりふるり

のぞきこんでごらん ほら うつるよ ....
観念といのちが混じりあう

人工は自然人による作だ

どこかにあるだろう決定的なもの

そんなものあるはずもないのに

あるように振る舞ってしまう


言葉で掴みそこねている
 ....
昨日は会社の忘年会だった。
ああ、あの主任の女性は可愛いなあ・・・
突然指名されても挨拶に怯まないし。
育ちが良く、聡明で、破綻のない人生なのだろう・・・
やけくそ気味にどーでもよいが・・ ....
読書中大雨に気づき
窓の外を眺めた
止む気配は感じられない

今日は急な仕事であなたに逢えず
寂しさが雨になったのかもしれない

雨の夜の街は
明かりがゆらゆら揺れて
踊っているよう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
しこり梓ゆい418/12/17 20:28
悲しみに彩られた君の瞳118/12/17 20:11
火葬場にて梓ゆい118/12/17 20:09
夢の蝶ひだかたけし10*18/12/17 20:01
主客転倒そおっと生き...2*18/12/17 13:56
最初のボタン3*18/12/17 13:54
「左手の蒼穹」桐ヶ谷忍1018/12/17 12:40
長い夜パン☆どら318/12/16 23:55
未来を見せたらイオン3*18/12/16 23:26
スラップスティック・メルヘンホロウ・シカ...4*18/12/16 22:21
降りていく(改訂)ひだかたけし7*18/12/16 21:44
小夜時雨帆場蔵人518/12/16 21:41
本当の戦いそおっと生き...4*18/12/16 20:27
● 詩学 /思考停詩 ●足立らどみ0*18/12/16 19:34
ト なって7 沸騰宇宙ひだかたけし5*18/12/16 19:09
鎖の歌秋葉竹518/12/16 18:22
縢る奥畑 梨奈枝2*18/12/16 13:06
おなべのなかで藤鈴呼018/12/16 12:50
報道そおっと生き...4*18/12/16 12:19
井戸を覗き込むこたきひろし618/12/16 8:53
スラム街の坂道羽根9*18/12/15 23:16
アボカドの種ペペロ118/12/15 23:00
にんじんしゃん朝焼彩茜色318/12/15 22:56
風呂中原 那由多318/12/15 21:20
ト なって6 白い部屋にて(改訂)ひだかたけし4*18/12/15 20:58
モエレ花火?藤鈴呼1*18/12/15 19:18
冬のしゃぼん玉帆場蔵人5*18/12/15 15:16
薄暮の海ペペロ318/12/15 12:21
年の瀬2018はだいろ118/12/15 10:55
大雨の夜夏川ゆう218/12/15 5:38

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