「詩的連載ドラマ バス停」


今日は日曜日
雲一つない青空

伊藤君とわだかまりなく
話せることができて
とても嬉しくて
心は今日の空のようだった

窓をぜんぶ開けて
部屋の ....
草の海に船を隠す

草の先が垂れ下がっているのは
妖精がぶら下がったから

草が折れているのは
妖精が船を編もうとしたから

誰のために船を編むのだろう
私に羽根が無いからだろう ....
やっと
太陽をつかまえた
つかまえた腕のなかで
少しだけふるえていた
唇をかさねると
少しだけ悲しそうな顔をして
それから
眠るように目をつむった

抱きしめた腕のなかに
太陽のに ....
自ら極道を名乗るからして
反社会的行動も辞さないという
ノリなのだろうか
いやいや、どうせ
極道とは名ばかりで
せいぜい
夜中に近所の車のタイヤに
穴開けまくっている
姑息な神経症患者 ....
19も年下のあの人に
恋をしました

バカな女にはなりたくない
私だけはならないって
そう、思っていたのに

普通では、いられないのです
見ているだけで、緊張して
いつもの私ではなく ....
兵隊蟻の隊列
ポテトチップスの欠片

吹く風、生暖かく

蹴散らせ!踏み潰せ!

整然とした生の営み
獰猛な死への傾き

僕は天を仰ぐ
二本の巨人の足となり





 ....
雨はいつだって空から降ってくる

何ら
信仰も哲学も携えていない私が
その日
見上げた空には雨雲が立ち込めていた

雲の成分はほとんどが水
無数の水滴が地球の引力よって
落ちてくるか ....
毎日ぼくは
きづかずに

多くの幸せに
囲まれていた


幸せは
どこにでも
かくれている


君が淹れてくれた
コーヒーの香りのなかにある
幸せ


いつも横取りし ....
濡れたベニヤの板を、そいつはダン!ダン!ダン!ダン!叩いている
がっちし握力が込められた握り拳には
見るからに怒りが込められていて、
執拗に、同じ場所をダン!ダン!ダン!ダン!
おれは、怖くて ....
草原で踊りもせずに、海岸で泳ぎもせずに読書に耽る人を馬鹿にしていた、そんな夏に
好きになった少年が
寂れた展望台で静かにひらいたタイトルをひそかに探して
わたしはあまり踊らなくなって、あまり ....
「詩的連載ドラマ バス停」


大きなフロントガラスの向こう
月が照らす海が見える
絹の揺りかごのように
波が穏やかに白かった

久しぶりだね
この街にいるんだね

驚いた様子も ....
あなたをずっと見ていられるように
あなたと笑顔で話せるように
言の葉を、七夕の夜の屋台に流す

あらわれては薄くなり、消えていく
色とりどりの、下着たち
上になり、下になり
絡まってはほ ....
おはよう あなたも頑張るわね

ミツバチに声をかける

遠くの山に朝もやが残るなかで
カモミールを摘む

今年最初のハーブ摘み
庭いちめんに咲く白い花
金色のリンゴを陽に捧げ
 ....
相合の傘
二人は肩を並べて歩いていた
その時
勢い後ろから車が走り過ぎた
何の配慮もなく
水しぶきをあげて通り過ぎたから
外側を歩いていた人は水を被ってしまった

お互いが好きあい
 ....
 闇夜の行列が憎しみの彼方からやってくる。
 それは巨大で、熱情を伴い、魅惑的だ。
 逃げ道はない。
 それは常に君の前にやってくる。

 闇夜の行列が悲しみの彼方からやってくる。
  ....
うんこのような詩でいい!
いいじゃないですか!

詩情..それは排泄欲でしょう

そう思いませんか?

うんこのような詩がいい!
それがいい!

あなたは何を食べましたか?

 ....
自分らしさを
信じない

個体の差など
とるにたりない

幻想としての
自己の表象

個性の主張の
おごりと空虚さ

個人といえども
起源は同じ

始まり終わり
 ....
湖がふるえていた
さびしい さびしい と
だからぼくは
君が残した爪痕をさらに抉って
その傷口から赤い鱗の鯉を
そっと放ってやった

かすかに海水の混じるそこで
長くは生きられないかも ....
生きるなんて
大して面白くないし
価値があるとも思わない
養わなきゃなんない
人間がいるから
仕方なく生きている
若い頃
まだ、生きることに
何かしらの意味や価値があると思って
俺の ....
永遠は信じない
君はそう言ってわらった
綻びある命だから
そう言って本を閉じた
セックスが終わって
虚ろな闇だけがのこった
雨の音と吐息と
汗に濡れた髪が冷たくなって
夏のなかに夏を失 ....
粘土のような人の心

男女平等の主張は一時のトレンドでしょうか?
奴隷の所有も当時のトレンドでしょうか?

ブームは繰り返すでしょうか?


月光..

冷たいギロチンがカタカタと ....
{画像=190703223914.jpg}



{引用=
詩とかわいいorかっこいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明の ....
わたしの前の席が空いたけど
今しも都市のかなたに沈もうとする大きな夕陽を
見続けていたかったので
座らなかった

燃え滾る線香花火の火球のような
太陽だった
それを反射して真紅に光る壁面 ....
雨上がりの夜
心が揺れるシルクの糸

言葉が立ち止まり
雫が真珠のように流れて落ちる

アジサイとフェンネルに架かる
クモの巣の糸電話

妖精の告白に今夜蕾たちは
こっそり聞き耳を ....
私一人のせて
窓辺に月が一緒に走る

「どこでも止まりますから
声かけて下さい」

懐かしい声が
十年の時を超えて来た

少し前なら
このまま地球一周とか
時よ止まれとか思っ ....
レトロをよそおう目覚まし時計はいつのまにか目玉焼きに変わるのだ
地球は日々年老いてくのに人間は日々進化してるってたまに寂しいね

強なのに弱みたいなドライヤーじゃなおらない寝癖をなおす動きをして ....
実際の電話が鳴る

りんりんもののける黒電話の懐疑の単独的歴史性を語りだす硬くてぶっとい受話器の向こうの

わななく女の背後
にぶつかる声の影

出会い系 エロサイト スマホとオナホ ....
トイレに入ってブリブリうんこを出しておしりの穴をトイレットペーパーで拭くとうんこがずっとついてくる
うんことじぶんがしろい紙のうらとおもてでひと繋がりになってずっとおしりの穴を拭きつづける
ウォシ ....
生活に必死だと
クソ自称詩を吐き散らしてなんかいられない
クソ自称詩を垂れ流している奴等は
実は余裕ブッこいているのだ
では、その余裕はどこから来るかというと
こいつら社会や家族におんぶにだ ....
どうか僕の心臓を
もらってくれないだろうか
ぼくの血ではなく
きみの血を通わせてくれないだろうか

まい夜まい夜
ぼくはぼくの心臓が泣くのを聞く
自由にして 自由にして と
君の声で泣 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
バス停 第7話丘白月019/7/5 20:49
船を編む妖精019/7/5 20:29
太陽両性具有319/7/5 20:12
反社会的勢力としての自称詩人花形新次019/7/5 18:55
厚ぼったい秘密うめバア219/7/5 18:51
殺意(改訂)ひだかたけし519/7/5 15:16
雨が匂うこたきひろし219/7/5 7:09
たくさんの幸せst819/7/5 3:11
怒りの雨降らし宮木理人019/7/4 23:45
馬鹿にしてたDFW 13*19/7/4 20:59
バス停 第6話丘白月019/7/4 20:53
焦がれるうめバア1*19/7/4 18:42
カモミールの妖精丘白月219/7/4 17:41
相合の傘の下にはこたきひろし519/7/4 7:00
フリージャズメープルコー...2*19/7/4 5:46
詩作幽霊119/7/4 0:26
愚かな己の現れシホ.N119/7/4 0:19
夢遊両性具有319/7/3 23:37
何を期待してんだ!花形新次019/7/3 23:28
永遠両性具有119/7/3 23:21
正しい人たち。幽霊019/7/3 23:20
さるとりいばら ボタン 跳[group]ふるる1*19/7/3 22:44
高架を走る電車の窓から沈む夕日を見つめていたLucy13*19/7/3 21:14
妖精の糸電話丘白月319/7/3 20:55
バス停 第5話319/7/3 20:47
身だしなみ末下りょう019/7/3 20:44
肉体の電話019/7/3 20:40
ループループ1*19/7/3 20:37
要らない花形新次019/7/3 19:05
解放両性具有119/7/3 17:13

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