ほんとはね、考古学なんてどうでもよかったの
常識って、あるでしょ?
どこの世界に
日がな一日土掘って
見つかるかどうかもわからない土片を探すのが
大好きって女がいるのよ?
ほかに世界に ....
てんぺんすたくるして
ないてんぱんくする
てんと、てんのすぺーくは
ぱんきんぐして
こんすてんくすして
なんかもうたいへんだ
たいへんだ

ほいほいのしゅてんはめっけんして
けんきけ ....
お見通しだった
見透かされていた
てめえらレントゲン技師になっちまえ!
なんて
リードブロウ
振るうまでもなく
俺の拳は骨折していた
なんのジョーダンだ
ジャイアン
奴隷のように働い ....
お姫様を助けてハッピーエンド
エンディングロールが流れて
もう1周目
でも
いつまでも
タイトルに戻らない
真っ暗な画面のまま
今日も電車に乗る

電源の切り方を
俺は知っている
 ....
夏の花巻
駅を降りたち
しばらく歩くと
緑の草地の中に
北上川はあった

イギリス海岸に
たどり着いて
小高いところにある
一つのベンチに腰掛けたとき
思うこと考えることの相違が
 ....
ある日
私が道を歩いていると
少年の私が泣いていた

「どうしたんだい?」
私が少年に声をかけると
目の前に黒い鞭を持った男が現れた

「キミは誰?」
「私はその子の教師だ。その子の ....
虐待への対応が問われている
児童相談所は
一体何をやっていたんだと
こんなことなら
児童相談所なんて必要ないじゃないか
事件に心を痛めている
多くの人の思いだ

「だから言ったでしょう ....
淡い期待を踏みにじり
血の雨シトシト降っていた
傘を差させて
惨劇を一人見つめて笑ってた
幼い私が父を見て
知った政治のやり方は

専制、専制
それは専制~♪
愛を置き去りにした冬が
過ぎていく窓辺でカーテンが
揺れて夜をなびかせる

きれいな思い出を詰め込んだ
ハードディスクで再生した今を
忘れないように上書きする

切なさがひどく滑稽で
 ....
生まれた時に
手や足や目に
なってくれた方へ

二人でできる
喜びのポーズを
発明していく
人がいるから

もう寝そべっては
いられないよね

朝露の温度が
冷たいうちに
 ....
浮遊している座布団の上に立っている
長い長い
己が棹を鯉のぼりに見せかけようとしている
水門の釣り人たち
正面に回り込めば
身が引き締まるような旧い見事な水茎
細い道が出来上がって
シシ ....
壁にもたれて 乾き切らない洗濯物をたためず
生中継が始まる

26度の暖房 寝室の加湿器
今 私がいるところに 蛍光灯一つ
ロマンの代わりに湯気が昇って
いない… 白湯の飲み頃か

壁 ....
薄く、もやのかかる、まだ暗い午前5時。
隣に眠る彼を起こさぬよう、そっと身体を起こして
冷たい空気に、震える
毛布の上に広げた袢纏を引き寄せて
熱い身体から熱が逃げないように
忙しなく羽織り ....
万人が万人の動画を撮る

より刺激的な
より衝撃的な
より官能的な

それは投稿され

万人が万人の評価を下す

イイネ
イイネ
ポイントxxx

万人が万人を自然に連 ....
音符に合わせて
歩いてみると

雲の上に
足跡が残るから
いつもより早く
目的地に着く

南風の暖かい
空気はシャツの
第2ボタンを
開けたくなる

雪解けの
アスファルト ....
ただあるがまま
ありのままに
この不安定を
巧みに乗りこなし
絶対未知の際へと至る

(薄明の稲妻と雷鳴は
常に不断にこのあばら家を襲い)

日一日を乗り越え乗り越え
見も知らぬ神 ....
現場からの帰り

首都高手前の渋滞で

アイフォンいじっていた同僚が

福井にいた頃、錦糸町って聞くと怖かった

そう言ってまたアイフォンをいじり始めた

ああ、オイラは単独犯 ....
まことに世界は美しいもので溢れているよ

ほんとよ 午後の光が葉をすり抜けて僕はそこにいたよ

赤子が手を振っていたよ 工場の中でガラスが弾けて

それを踏んで怪我をしたよ 血が流れた
 ....
証明を果たすことではなく
証明を果たされるのでもなく
証明を果たしていくのでもなく

ただ あるという
それだけでいいの
ありたいようにあれ

証明を求めるでもなく
証明を求められる ....
ずっとずっとかかわっていたい
気持ち

痛い

腐れ縁とかいったっけ
ふたりがふたり
好き同士でも
ふたりの
ためにならない
好きもあるものね


そんな恋って
しっく ....
はらりおち/るる。
きぬずれの/おん/を。
ひそめて/おります。

ふぁさり/おりにけるわ。
なりにける/われずに。
ありにける/ありにける。
だきしめたるわ/おん/を
ひそめて/おり ....
夢の中となりに座ったあなたと話すことが出来なかった
夢でもいいから会いたいと願ったあなたがすぐ横にいて
あなたはもはやあなたではなくわたしの心の影法師なのに
あなたを知りあなたの心を慮ることで虚 ....
「パートナー?そうよ、彼のことよ」。
戯けてひらいた手のひら。細い指先が小リスのように動きまわっている。
「ねえ、そこの黒板をもう少しだけ左にずらしてみて、、、」

汗をかきながら揺れる大 ....
「雪ふってる」

きみがぼくの後ろ肩に額をあてた。


この部屋にふたりは久しぶりだった。

あのころたがいにたがいの仕事を理解できていなかった。

だからぼくはますます仕事に没頭し ....
リョコウバトはハト目ハト科の渡り鳥である。鳥類史上最も多く生息していたとされ、一時の個体数は、五〇億羽に上ったといわれる。

巨大な群れをつくるのが特徴で、二二億三〇〇〇万羽以上が推計された記録も ....
ミハイルには翼が四つある
バーン=ジョーンズの絵画のように美しい優雅な翼だ
けれど目には見えない その背中には何もない
ミチルは三つ ミーチャは二つある


わたしの翼はひとつだけ
片翼 ....
ネットは広大だ
人は己の秘密さえ無防備に落としていく
すると監視されていると思うようになる人も出て
自分で書いたんだよってことも多いのだが

しかし驚くべき監視社会を出現させた
これは人の ....
山の稜線が静かに燃えている
白々と、諸人の魂や神々が
頂きへと登りゆく夕まぐれ

誰もがすれ違いながら
互いに頷きあう、それも無意識に
生命が燃えている、あの山の頂きへ
向かうときではな ....
五四年前の東京で
出稼ぎに出ていた大叔父が
なけなしの給料でお前をかったのだ

それから朝も昼も夜も
休むことなく
一日 八万六千四百回
時を刻む勤勉なお前は大叔父の誇りだった

東 ....
穴の開いたパンツ
風通しがよくて
見晴らしもいい
気象衛星からも良く見える

パテントが
もれなくついている
穴はあけ放題だが
ドーナツはもらえない

そういえば
昨日会社を休ん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
考古学が好きなんです。(よーく、かんがえてよね?わかるでしょ ...立見春香819/2/12 22:38
はいしくる次代作吾219/2/12 21:50
煮ても焼いても食えないタイヤドライ運河219/2/12 20:49
俺達には希望のないゲームしか渡されていないピッピ419/2/12 20:33
北上川Giovan...12*19/2/12 20:23
自爆スイッチパン☆どら019/2/12 19:29
南青山は今花形新次119/2/12 19:28
専制[group]019/2/12 19:19
あなたの隣にわたしが座るかんな2*19/2/12 18:58
成長ミナト 螢1*19/2/12 15:02
水門の休日Javeli...419/2/12 0:23
生中継朝焼彩茜色319/2/11 22:37
新妻の朝愛心319/2/11 22:28
21世紀のリヴァイアサンナンモナイデ...2*19/2/11 21:11
生命ミナト 螢219/2/11 20:31
来たる日にひだかたけし6*19/2/11 20:02
共犯者よーかん019/2/11 18:53
お互いがんばろうねまきしむ119/2/11 15:08
すべてのすすめ環希 帆乃未4+*19/2/11 14:38
狂った花の恋立見春香719/2/11 14:22
おん環希 帆乃未4*19/2/11 13:21
あなたの夢をはじめて見たただのみきや16*19/2/11 13:18
やさしげな審判ツノル1*19/2/11 10:54
雪中歌ペペロ519/2/11 9:47
最後の一羽やまうちあつ...119/2/11 9:38
わたしたちのもうひとつの翼石瀬琳々4*19/2/11 5:43
サイバーパンクりゅうさん019/2/11 5:17
稜線帆場蔵人319/2/11 2:15
腕時計への讃歌2*19/2/11 0:15
パンツパン☆どら019/2/10 23:29

Home 戻る 最新へ 次へ
856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.17sec.