気が狂っちまった
宮沢賢治はどんだけ正気?
中原中也はどんだけ正気?
誰もがせつなくて
俺の半分以上が俺のもんじゃねえ
狂うってこたあそういうこったあ
さらにさ ....
落書きは落書きだ
嫌なら額縁にでも入れて
大切にしまっておけ
本人だって
書き終わった後のことなんか
知ったこっちゃないと
思ってんだろ?
あー、バカどもが
クソ落書きに何億も ....
手竿 手を引く夏の夜
蝉も戻りウクレレ
云われて ヒラメ ボラ
齒の奧の店を 波を 否定
明日の名の
半端なしこり
大樣なゴムのスプーン賣り
無我の世のラ ....
しんどいな
そんな夜
聞こえた声に
とんでもなく救われた
うんこの話
ウォンバットの話
中身なんて何もないのに
何故だか頭に残ってる
Aはいどうもクレイジーナッツです
B(手に缶コーヒーを持っている)おいちょっと聞いてくれ
Aコーヒー置いて来いっ!!
B何やねん急に
Aどこの世 ....
掌から零れ落ちた幸せを
慌てて拾い集めようとするけれど
砂上の楼閣の如く
脆くも崩れ去り
風に浚われ跡形もない
立ち竦む 過去と未来の狭間
砕け散った心だけがその場に囚われ
視界を阻 ....
{引用=(*筆者より――筆者が本フォーラムでの以前のアカウントで投稿した作品はかなりの数になるが、アカウントの抹消に伴ひそれら作品も消去された。細かく言ふと二〇一五年十二月から二〇一七年二月までの間に ....
船が海に飽きて空中を浮遊したり
飛行機が空に絶望して海底を探検したり
少年が瞬くまに老人に進化したり
したら
愉快で痛快だな
子供が鉄棒に失敗して砂場に落ちた
自力で這い上がり立ち上が ....
ここは寒すぎて
コトコト煮込んだシチュー恋しく
焦りながらの帰宅道は
普通の少年のようだった
たった2℃熱いコーヒーも欲しがり
サンタクロースのような
土っぽい自販機は ガシャ と
....
ただきみが死んでしまうということが僕にとっての救いだったはずなんだけど
終わりがあるならすべてが美しい思い出になるしゲロ吐いたことにも意味があるし
心臓をすり潰してつくった色とりどりの造花を花束に ....
不幸とはある日突然やってくるものでもない。
わずかな年金生活で独り暮らしをしていた老人がとうとう動かなくなった。
そして私に「メール」を送ってきた。
「生きる価値もないのなら死ぬ価値もな ....
百貨店にあるものは
なくても困らないもの
コンビニにあるものは
ないと困るもの
百均にあるものは
あっても困らないもの
わたしにあるものは
あっても困らないもの
人混みのなか
孤独に見つかってしまう
笑顔で元気に明るくしているけど
孤独が私を放さない
悲しみと苦しさが私を覆うとき
降りやまぬ雨に
溶けてしまいたくなる
ピンクが似合わない
この体にも
桜は舞い降り
憩う時がある
腕のざわめく
動きに合わせて
花びらのトンネルが
開通する
まるでカーディガンを
羽織る姿は
春しか着ない
....
中途半端な道 ここは
吊革の音すら響く 人跡未踏の車中
一角うって
はらって うって 伸ばして その
掠れ具合までに 閉じ込めた
狂気の手紙が今は己の
たったひとつの シャボン玉
....
おお
眼 憩い 豫知
萬の四股
蕨の大地
犬
正午が具現
ハイウェイ
樣相 焦げ色
乖離の季語は
生殖に生き
....
翌日。
妻は薬局で妊娠検査薬を買ってきて試した。
陽性だったと妻はそれを俺に見せた。
俺たち夫婦は子供を授かった。勿論その事実を確かめる為に俺は会社から休みを貰い妻を産婦人科に連れて行った。
....
天変も大地の異変も起こる事なく。
一見、平和に穏やかに過ぎていく日々。
リモコンのスイッチをonにすれば、映像と音声が垂れ流される。television。
垂れ流されているけれど、眼も耳もほ ....
凪に 燃え立つ
怒り 火柱
無意識の 海から
意識の空を 穿つ
沈下した 青春から
享楽の 樹液が
蒸発し 靄のなか
火柱は 脊椎の様
いつから 疲れたのだろう
心臓より 鼓 ....
無くしてしまったもの
消えてしまったもの
体から消えてしまった1本の歯
気持ちの動揺が広がる
幼い時
抜けた歯は屋根に投げるんだの言葉通り
投げ捨 ....
日々の生活の中で、罪人は
激情の愛を受け止められる
二枚目の男前の細マッチョ
グロリアの青春
グローリア イン エクセルシス デオ
高らかに歌い
家に帰ったら
罪人呼ばわり
....
眠れない夜の
交差点はまだ
誰ひとり世界から
消えなくて
人工衛星に映る
悩みが大きくなって
破裂するくらいの
僕です私です
手を挙げる人
延長コードの先に
天国がある ....
燦々と
陽は降り注いで芽は弾け
花は開いて誰か居ぬ
誰かいたか?誰がいた?
記憶にうっすら響く余韻
懐かしく憧れた
娘の顔が
逆光に浮かぶ
)きっとまた会えるから
)き ....
自転車で世界へ。
なんという空の色
この色は
カメラには映らない
昭和の町の
ミニチュアのような
ただただ懐かしく
暖かく淡い
雨の色よ
厚い雲がのしかかる
雨の夕暮れ
冬の雨は
青灰色になることが多いのに
今日はセピア色をしている
子供のころに
お化け色と言って
妖怪がいると信じた色
不思議だ
ベラン ....
迎えに来てください
{ルビ鴇=とき}色の雨が降る春先に
私は待っているのです
私の胸にはその約束が
したためられていますから
鴇色の雨がふる春先に
迎えに行きますと
いつ 誰がし ....
君が未来でにやにや笑っている
一雨毎に深まりゆく
この春日に佇んで
私は浅く息を継ぐ
虚脱の朝に不安な昼に
剥ぎ取られてしまった色を探し
記憶の奥の入学式
通り過ぎてく畑の野草
お母様と手を繋ぎ
降っていた降っ ....
昼間から 酒呑むおいらん ウィッチか
夢つくる ニンテンドーも ウィッチか
実社会 マーズアタック ありえない
宇宙流 ヨミがフカイと 取り敢えず
投げやりに ならない為の 布石かも
見 ....
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