キのせいか
ホザキたくなる
何とかピストルの歌なんて
サイトウテツオじゃないかって
♪サレドー ワタシノジンセイハ
はい リピート
そうですよ
ないてわろうて
すいたは ....
01位:コンゴ 18.00cm
02位:エクアドル 17.78cm
03位:ガーナ 17.23cm
04位:コロンビア 17.01cm
05位:アイスランド ....
不揃いな爪先にこびり付いた
黄色い花弁がひとひらり
僕は思い描いた僕にはなれなくて
捻くれた太陽に、ハローハロー
熱したマンホールで乾かした水着が
君の脇腹に食い込んで
波打ち際の求愛ダン ....
その場所には五人の詩人がいた 皆その瞳に
あやしげな緑色の光を宿していた とある緑
色の錠剤を飲むとそれが効いているあいだは
瞳がそんな風に光るらしかった そしてとて
もいい詩が書けるらしかっ ....
梅の花が好きな人は
ひとりに強い人です
でも
もうすぐ東風が吹く
この季節には、いつも
ゆらゆらと降りしきる
窓の外の雪を見つめながら
梅が見たいと言ったあなたの
声 ....
海のかたちがある。
水を蹴る一枚のうすい尾ひれがそう
波に浮かんだふくよかな船体がそう
同じく、
空のかたちがある。
土のかたちがある。
宇宙のかたちがある・・・
〈美しい〉という現 ....
パジャマに血が滲んでいる朝は
なぜか少し早く目覚める
眉をしかめシーツを確認する
空は綺麗だ
*
わたしを好きと言う
その唇が
おどけにも見えるし真面目にも見える
アイスコーヒ ....
今や
位置関係は
引かれたコードの
対角線付近に存在している
計算外の長さによって
コードが引かれている
左右の印象
視線角度による
高さ関係
ボックスを中心とした
ケーブル配置
....
てるてる坊主と相合い傘
うっかり雲が太陽を隠す
しょげた背中が濡れている
この道の匂い、土の匂い
季節外れの雪が降り
繋ぐ手が寂しく冷たい
門出を晴れにできなくて
ごめんと泣いた君だ ....
高度に理性的で、かつ高度なエクスタシーに満ちて、意志による大いなる平和のなかにある
理性や法悦を卒業して、安らぎの中に帰滅した。
なんて赤いんだ。
血の色である夕日。
救済の日 ....
静かだ
ただ ただ 静かだ
そんな中で母が逝こうとしている
チューブに繋がれ点滴を打たれ死と対峙している
春だというのに
桜の花が咲こうとしているのに
母が死んでしまう
無力 無 ....
夜明け前、西の空
青白い月が微かに浮かぶ
ぼくが吐き出した
たばこのけむりと同じ色
ゆらゆらとゆれているのは
けむりでも月でもなくて
ぼくの方だ
月なんか見つめる前に ....
書くべき物語はもうないのだった
すっかり何もかも失ってしまって
ただ生きて在ること、それだけが
残され 、〃うっとり〃桜を見上げ
もう何一つ
始まりゃしないのに
両手広げる、大きく大きく
....
一行先になにがある
埋もれたものを
掘り出すために
ペンはノートをすべる
時に動きを止め
時にくるくる回り
なさけなくも
いさましく
次の一行へ
インクが尽きた ....
正義の味方が何人現れても
この世界に蠢く悪の虫は退治しきれない
人は皆、最期に斎場に運ばれ
「済み」の焼き印捺されてしまうから
だから生きている間は祭りに参加して
わっしょいわっしょいや ....
差し押さえられた場所の
緊張の中に私はいる
算出されたバランスが
内面を形作るべく
線を結ぶ
いくつかの送風路
支点をさしはさみ
正四面体は点在する
遠近法による前方角度
仕切り ....
ゲーノー人のカラオケ番組に
ノリピーが復帰した
いったい何ヶ月持つと思いますぅ
教えてブンシュン
誕生について、何か書こうと思ったけれど、
なんだかバカバカしくなった。
戦闘機のコクピットには、ハンドルも計器類もない。
ゴーグル内に開示するヴァーチャルな時空で、
兵士は操縦する・パント ....
煙草をすって
悲しんでた
きみの唇と
わからない思い
花の葉は にごり、
ふっていた雨はやみ……
永遠に
さびしいだけなんだって
き ....
並び替えた語らが
愛想笑いをしている
竹林
空腹の蛇だった
噛まれた耳だった
おりていく夕闇だった
感じられる前の淋しさだった
吐気がして
ねむっていると
あおい空がみえた
わたしたちは睦み合いつつ
観念の ふやけた泥団子に成り果てていたが
憎しみながら ねむっていると
吐気 ....
磨り硝子の向こうをよぎったのは
夜を飛ぶ鳥なのだろうか
地に落ちていく誰かの魂だろうか
生れ落ちていく無垢な魂だろうか
それとも夜に自由を得る地を這う
人々の束の間の歓喜の夢かもしれない ....
険しい自己実現への道。
自己実現は自分をかけ続けることである。
愛とは命がけの憎しみだ。
結婚は友情であり妥協だ。
そういう関係もいい。
ただ、本当は恋愛ってのは、自我が ....
池に間違って(実は故意)
自称詩人を落としたら
池の女神が現れて
「お前が落としたのは
この近江牛か
それとも、ちっ、この自称詩人か
(汚いものをつまむようにして)」って
聞いて来たので ....
僕はつづけた。
………というわけで、クジラの瞳の色がネイビーブルーであるのは、
空の色を吸収して、また放射しているからなのです。
傍らにいる誰かが、うなづきながら聞いていた。
僕たち ....
畳まれた思い出たち
卒業の紙袋に入れて
お下がりにする
けれど、その時にはまっさら
まっさらな思い出を
箪笥にしまい
衣替えは終了する
子どもの箪笥が
大人の箪笥に
衣替えし ....
さばけばさばかれる。
それだけのことなのだけれど
イエスが言ったとかの物語にしないと人の心には届かない。
さばけよ、汝、さばくなかれき隣人の日々を、
その無垢ならぬ怠惰な詩情に ....
その男は言うだろう。
「べつに文字や言葉を売ろうとしているわけではない。わたしの才能が売れているだけだと‥
‥。きみ、賞をもらって何がわるい。受賞すれば履歴に肩書きが付いてくる。肩書きが付けば ....
すべては
身体感覚による
憂鬱でさえ
殺意でさえ
身体感覚
自我さえ
発語さえ
身体感覚
それらを
司るかにみえる
脳神経こそも
身体だ
つねに
身体 ....
階段を上る足音。携帯が鳴る。いや、呼び鈴なのか。テレビをつけたまま眠っていた。そろそろ肩の芯まで冷えてきて、夜は不安をつれて深くなる。生きているうちはいい。不可解な死に方だけはしたくないものだ。と ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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