残照の死に目に始まる風の狂い咲きが一点に集まる。生き死にの消息を忘れ、昔ばかりが地上に立ち並ぶやさしい生活だ。傷ついた太陽が、浮かんでは消えていく目的に向かって光を投げかけている。奪うことが与える .... あなたの心についた

すべての傷に

宝石がある


そんな


肉体のものではなく

鉱物としての夢に

生きていて欲しい
「昭和の日本車は
 フェンダーミラーが似合うよな
 前髪ハラリみたいでさ」
「そうだね
 ドアミラーにすると
 坊主頭みたいに見えるよな」
「その時代、その時代の
 ファッションなんだね ....
{引用=*筆者より――筆者が本フォーラムでの以前のアカウントで投稿した作品はかなりの数になるが、アカウントの抹消に伴ひそれら作品も消去された。細かく言ふと二〇一五年十二月から二〇一七年二月までの間に書 .... 僕のからだは四肢を欠如し
口だけがやたらめったら気取っていて
目にはencyclopediaが縫われている。

石の頭だけを大きくして
あらゆるものを知っていると
古ぼけた紙のにおいを吸い ....
桜ゼリーが食べたい

夜のお花見は
少し騒がしすぎて
わたしには少し
馴染まないような気がして
時計を気にして
早々に切り上げよう


小さいけど
わがや
あの1DKには
ダ ....
濃い
牛乳を
まだ薄暗い
牧場の朝
飲んだ
東京を棄てた


影は長く
りんごの木まで伸び
わたしは大人気のタピオカ店を
なぜか思い出し
青くなった空を見上げ
人を

 ....
かべの絵葉書はもう永いこと陽に灼かれている

白い空に
白い海をまたぎ
白い太陽が 浮かんでいる
(しずかすぎる痛みは いつも
 もっとも深い傷となってあらわれたーー )

  わたし ....
惑星
衛星
顔の周りの楕円軌道
原始人類の夢の中
夜の地球は巡る

衛星
惑星
夜の軌道
ネアンデルタールの森の中
なおも我々は潜む
あれから
百万年が経った
この夢の中で
 ....
遊具がいっぱいあり
楽しそうな子供たち

少し離れたところに
海岸が広がって
釣りを楽しむ人たち

公園の周辺は団地や住宅街
新しく出来たばかりの公園

少し離れた場所からも
親 ....
お前ら自称詩人には
コツコツ手仕事をやって
「あいつなかなか頑張ってるな」と
他者から小さくても確かな信頼を得ることに
しみじみとした喜びを
感じることなんかありゃしないだろう
どんなに技 ....
この設問に対する解答。
ただしこれらは正答であり、また誤答でもある。

      一
 
生きていること。

      二

「将来、君は何になりたいのか?」と聞かれること。
 ....
テニス 心地いい テニス テニス


葛根 葛根 鹿威しにも似た

汗はとめどもなく流れ、アタック、瑞々しく弾け
全身を振りかぶって返球をした向かいの人
ジャスト真ん中で軌道を捉え、こち ....
はいお花
うわあありがとう
それから恵美子はこちらを向いて
そのまわりをメダカは
群れて泳いでいる
溺れるからね
喋れない
金の明かりに照らされた
夜桜のトンネルのした を

屋台の光が金色だ。林檎飴をひからせている。

夜叉か、この、爪、爪を磨いて、
夜桜の香にあてられる、
この手が銀の羽になろうとしている ....
ミイラ男だったころ
身体は包帯を巻いてひっかけるための
ものでしかありませんでした

歩けば犬が吠え、親は子どもを隠します
皮膚が引き攣るのでよたよた、していると
見知らぬ人たちが不幸だ、 ....
何かを失くした
そう思った時
吹き抜ける風は
自由で良いな

押していくだけの
背中を眺めて
明日は休もう

季節の区切りが
心を人にする

穏やかな朝も
荒れ狂う夜も
立 ....
何かが流れ出て
わたしが生まれ
太古のヒカリ
夜の底から
力を貰い
未来のヒカリ
わたしから流れ出る

捧げられ 捧げる 全ては捧げもの
毎日が同じ事の繰り返しだから厭になるね。
と、人に何気なく言ってしまった。
ら、その人は「え?もし毎日が違う事の繰り返しだったら、私なんか一度に磨り減って擦りきれてどうにかなっちゃうよ」と言われた ....
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった

寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった

(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ....
閉じた目をあけたとき
私は一個の月となり
孤独な三日月の
寒さに凍えたのでした

ふるふる震える
突き刺さった星の旗は
悲しみから遠く離れて
無関心なあの丘の上で
風に吹かれ ....
彼女のうずたかい透明のアーケードは
封を切られた私を招きいれ
水路にしたがって
川の末端へと導いた
球状の薄い天をたぐり寄せ
私はその中へと侵入し
つかの間遊泳を楽しんだ
やがて「待って ....
ガラス窓の表面にはいつからともつかない埃が付着し、それにどこにも逃げていかない湿気が浸透して、古い糊のようになって不愉快なまだら模様を作り出していて、こんな小雨の降る夕刻にはなおのこと気分を暗くさ .... 思い切ってコートを羽織らずに外出したところ
予想以上に風が冷たかった
ウチへ戻ろうかと迷いつつ
足はどんどんと家から遠のいていった
そんな気さえなかったくせに考えているふりをしたかったらしい
 ....
青空の何処までも透明なその先を考える夜
僕はそこに架かる橋を探していた
君が一人で歩いて行った青空へと続いてゆく道を
僕は今日も探し続けていた

そこは君が笑っていられる眩い光が溢れる場所
 ....
口笛が足りなくなって
いつもの森へ 懐かしを浴びに行く
二度と来ないって
吐き捨てた唾は 乾ききって久しい

丸っこい姿が愛おしい
ウソ 小さな鳴き声で 哀しさの片鱗を語る
裏っかわも
 ....
新しい家の
象徴だった
大きなシャンデリアと
集う家族

時は流れて
バブルが弾けると
付けることさえ
躊躇った明かりを

キャンドルに灯し
静かに燃やす

私にとって
残 ....
まばゆさに目をとじれば
暗闇となった世界に浮かんだ
円が燃え上がる
そんな遊びを繰り返していた

あれはぶらっくほーる
宇宙への入り口か出口だった

だれもかれもみんなおとなになってし ....
あこがれてた人があったり、きにいらない賛辞があったり、家までの帰り方を忘れるのなんてずいぶん簡単だった。寝不足のせいで胸がどきどきするの、はじめてのバイトの面接の前みたいだったよね。あなたもずいぶんと .... 彼女は天国に向かう途中だった。そこは生きながらにして昇りつめる事ができる。
健康な肉体には健全な性欲が宿る。そして健全な性欲に道徳は邪魔だ。
第一、男女は共に股間の中心をその人格ではコントロールで ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
交合葉leaf219/4/13 17:26
宝石立見春香419/4/13 17:14
フェンダーミラーイオン2+*19/4/13 16:13
旧作アーカイブ3(二〇一六年二月)石村15*19/4/13 16:05
自動欠落児童新染因循3*19/4/13 15:52
立見春香319/4/13 14:44
遠吠え犬絵619/4/13 9:46
陽灼けぽりせつ4*19/4/13 8:18
惑星/衛星マサヒロK119/4/13 7:07
潮風公園夏川ゆう119/4/13 5:30
今死ね花形新次119/4/12 23:43
フシギ≒ キモチワルイ× ジョウシキ亜綺梛響219/4/12 22:53
投機序なけま、たへ...119/4/12 20:33
メダカ桶谷219/4/12 19:35
うす布田中修子14+19/4/12 17:31
わたしがミイラ男だったころ帆場蔵人519/4/12 14:36
風の人ミナト 螢219/4/12 14:00
流出(改訂)ひだかたけし519/4/12 13:48
惰眠こたきひろし419/4/12 6:32
Walk・on 14 からがらひだかたけし519/4/12 0:03
ハムエッグの月秋葉竹1019/4/11 23:33
マサヒロK019/4/11 23:23
棺の部屋ホロウ・シカ...2*19/4/11 21:54
なにがしたいという訳でもないのだけれど坂本瞳子2*19/4/11 21:36
青空への道亜綺梛響019/4/11 20:45
懐かしの鷽の森ふじりゅう419/4/11 17:28
電球ミナト 螢119/4/11 10:34
ぶらっくほーる遊びそらの珊瑚1919/4/11 10:21
けれども難しいことはない万願寺219/4/11 7:42
健康じゃない肉体に宿る蛇って何よこたきひろし119/4/11 7:17

Home 戻る 最新へ 次へ
830 831 832 833 834 835 836 837 838 839 840 841 842 843 844 845 846 847 848 849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
2.77sec.