新たな白人至上主義団体かと思ったら
反フェミニスト運動のグループらしい
なんでも、そのグループのリーダーが
町中で女の横っ面を張り飛ばして
問題になっているとのこと
まあ、過激っていやあ過激 ....
太陽の輝く街を
時速100マイルで
駆け抜ける

マイスウィート、シンディ
ラジオから流れる
田端義夫に身を委ねて
あの海沿いの霊園に向かって
突き進もうぜ

マイダーリン、シンデ ....
花びらの重なる形
赤ちゃんを包む
毛布のようだ

大事に守るよ
光の道で
泣いたり笑ったり
元気な姿

今は眠りなさいと
魔法を掛ける
甘い香りが
瞼を落とすよ
うだつの上がらないパンダが
夢を忘れたわたしにくれたもの


彼はそれ以来、シロクマとして生きることになり
パンダであったことはきっとわたししか知らない


わたしは温かい、黒い闇に包 ....
 
 
 人生という名の

 人は皆 誰もが

 愛は

 愛の

 いつだって 恋は

 見つめあう

 わがままに

 ときめいて

 抱きしめて

 真夜 ....
部屋を飛び出して泣きたくなった群青の日
煙草の煙が目に沁みた
か細くよじれた心
いつかこれも、遠い昔の出来事になる、とそのときは思っていて
忘れたいことだらけだから、忘れちゃいけない日々
た ....
溢れ出る感情が、心のキャパシティを超えそうになったとき、

言葉を綴ることで僕は僕をコントロールしている。



そして、その感情は、幸せや楽しさというよりは、

怒りや絶望といった ....
首すじをすり抜けたのは
春の嵐ではなく
えもいわれぬ
胸騒ぎ
叶えられないかもしれない
希望
翼持たぬ者をさえ
空に向かわせてしまいそうな
強迫観念

脚を
すくわれぬよう
「 ....
雨のなかの白を追い
ふたつの午後が終わってしまう
雨の後も白はひろがり
宙に音を描きつづけている


鳥が一羽
白をついばみ
描かれた音に
音をこぼす


金と ....
全ては君の身から出た錆

安心してください
このままではおわらない

思考停止詩の壁の前で
泣き崩れる君を見ていると

赤十字に献血までもして
君は学者ふぜいもどきの
エセ人体実験 ....
【公園】
躁鬱な白熱灯が
葉桜のささやきになだめられて
たわわに実った涙を
鳥が、祈るように啄んで
焦げ落ちた空へと死んでいった


【狭い路地】
ヨモギ色のトタンの一軒家
も ....
大洗の海がすこぶる荒れていた
無理ないよ
台風が近付いているんだから

海は遊泳禁止になっていた
当然だよ
季節が外れていたんだから

水族館の駐車場に車を停めた
台風が近付いている ....
          n'est plus l'impromptu, déjà


 一階の角部屋を覗きに行く

 カーテンのない窓から室内がよく見える

 六畳の板の間の隅に

 サ ....
何もかもが平たく ここにあるわたしは点
点は点と結ばれて線になることはできず
ここにあるわたしは点 いまも

すべてが遠く夢のように見えて
生身のわたしはどこにいるのだろう
損ね 刃が指先 ....
障壁はなくなった
さあ
戦争の準備をしよう
靴紐を結び
あご紐を締め
上から下まで隙がなく
「イエス・サー」の一言でひたすら前進
銃を磨き
砲弾にはキス
国境線に地雷を埋め
家 ....
お金を使いはたして 黄金がわたしより大切に扱われていくあたりまえさにみとれていた
マーケットの片隅で

多すぎるか少なすぎるかしかない
という

取り分を
数えきるまでに使いはたして ....
窓は人の瞳を
光らせる
カーテンを閉めて
置くのはきっと
命の合図を
外に隠すため

ガラスを通して
伝えたい気持ち
雨が降ったら
傘を書くでしょう

踊る二人に
言葉を与え ....
ねぇおじいちゃん?
何だ?
何か話してよ
お前が話しなさい
私は手を動かしてますから~
う~ん…
昔切ってもらったんでしょ?
そうだな婆さんにな~
どんな時に?
お前の父さん母さんの ....
{画像=190420191329.jpg}

{引用=
詩とかわいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明のための詩でもなく。
 ....
悪い結果を予想するのは
予想が当たるという良い結果で
悪い結果を打ち消したいと
思っているからだ
ネガティブな人間なんて
いないんだよ
この春日に躍り出て
僕らは軽快な会話を交わす

〉快晴ですね
青い光が降って来る!

〉そうですね
実に素敵な日ですね!

僕らはそうして手を繋ぎ
光のなかを進んで行く

もう ....
「お棺」


潮の目 考える 
学ぶ姿勢 死生

ごみとくず
預かり 手渡し
覆す 誠意 真

いつまでも変わらない
このときも 明日も 明後日も

不安だから今を見る
長い連休、借りてきたDVDも底をついた。祖母の家を訪ねる。といっても同じ敷地内にあるので、徒歩三十歩くらいの旅だ。
祖母は祖父が亡くなって、三十数年未亡人だ。未亡人はモテるのよ、と、八十歳になった今 ....
一年に一度ありえない
やさしい命を咲かす桜たち
懐かしい空に向かう永遠のピンク色が
胸に溶けて新たに命を広げていく

ぼくたちはまた生きていく
今は散り花びらのない樹になっても
胸の中で ....
六十歳の定年に仕事はお払い箱にされた
定年延長再雇用は却下されて
容赦なく投げ出された訳さ

家の借金はあるし
嫁さんは体と心がどっちも弱くて
結婚当初から
俺にずっと養われてたから
 ....
朝食はパンよりは
和のものがいい

野菜が多い味噌汁
濃くも薄くもなく
丁度いい味が口の中に広がる

おばあちゃんが作っていた
味噌の味を思い出している

毎日食べているのに
飽 ....
空のてっぺんあたりにお日様が昇る
暑いなんてもんじゃない
熱いんだから

夏が真っ盛りだ
八月
男は上半身裸で赤銅色をしていた
女は着ていたが乳房の形が浮き上がって見えた
夫婦は二人と ....
さあ、バゲットを食べよう
あの頃のように分けあって食べよう
ほら、焼きたてだよ
たくさん、たくさん焼いたよ
大好きだったあの匂い
ちゃんとキャッチしなよ

今年はあんこを買い忘れたから
 ....
さいごの さくらが さよふけて
まんげつ まんまん みちている
ほおづきのような ともしびを
つなげて うたを うたいましよう

去ってしまいそうな 桜のいろを
きえてしまいそうな かおり ....
自動で変わり続ける
チャンネルを見てる
唇を言葉が濡らす
顎を伝う膝に落ちる

夜は終わるだろうな
こんな調子じゃ
いつまでもなんて
おもえない

となりでレイプが始まる
そ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
AAA花形新次119/4/22 17:58
87歳の地図019/4/22 17:45
チューリップミナト 螢119/4/22 15:38
パンダがくれたものSisi119/4/22 3:27
désormais,[group]墨晶019/4/21 21:04
大きな川を渡る相田 九龍119/4/21 19:13
幸せな人生邦秋1*19/4/21 15:57
spring stormまいこプラズ...119/4/21 14:45
夜 羽織る夜木立 悟319/4/21 9:53
全ては君の身から出た錆足立らどみ019/4/21 9:25
夜の散歩印あかり919/4/21 9:10
中原中也のあの有名な詩がこたきひろし119/4/21 2:37
空き部屋墨晶5*19/4/21 1:15
いのせんと219/4/20 23:46
戦争の準備マサヒロK0+19/4/20 23:36
つぎの朝の紙くずDFW 4*19/4/20 23:16
今昔物語ミナト 螢119/4/20 20:39
祖父の後ろ髪しょだまさし219/4/20 19:31
測候所 焦がれる ナナホシテントウ[group]ふるる2*19/4/20 19:15
ネガティブなポジティブ思考イオン019/4/20 18:07
walk・on 16ひだかたけし619/4/20 12:41
20190420Naúl019/4/20 12:04
まにまにダイアリー②サザーランド切手[group]そらの珊瑚719/4/20 11:13
桜のピンク色フリーダム319/4/20 7:36
六十歳の定年に仕事はお払い箱にされたこたきひろし419/4/20 6:53
味噌汁夏川ゆう319/4/20 5:33
屋根の上にはソーラパネルなんてなかった時代にこたきひろし319/4/20 5:04
春のパン祭りー愛犬に捧ぐー玉響119/4/20 2:27
それとはなしに[group]るるりら8*19/4/20 0:39
夜は終わるものさ竜門勇気019/4/19 23:31

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