仲直りは明後日しよう。
明日じゃなくて、明後日しよう。
誰にも見られたくない
知られたくない
日記のありかを

日記の海に私は住む
羽根が欲しくて泳いでる
海の底でゆらゆら

もう少し軽く自由に
いつかなれたなら
ハマナスを見に行く ....
湿った苔の小径
ウサギの足音を吸込み
風の調べに舞う落ち葉
虹の噴水のように
夏菫が寄せ植えされる

見下ろす二羽の小鳥は
ブーケに憧れ
妖精にお願いをする
妖精の森の結婚式 ....
仕事を終わらせて帰宅しても
疲れていない体が欲しい
ビタミン剤や黒酢ニンニク
そんな手だてはもうイヤだ

恋の炎 燃やしてみる?
古い日記に潜んでた私の恋は
熱かったね

ここ ....
風に乗り
真夏の匂いが立ち込める黄昏時
草葉に注ぐ夕日と影
蜩の声は{ルビ空=くう}を舞い琴線に伝う
目に映るもの
聞こえる声
とり巻く全てのものに心惑う夕暮れは
束の間 平和だった幼い ....
強靭な魔力がやどっているのです。
響きよ、お前は美しきものなり。
指ではじかれた魔法。
ダイヤモンドの輝きが、にぶくなるほどの息。
妖艶なたたきこみがくりかえされる。
疎外された孤高の存在。 ....
何度も言うが
表現の自由なんぞは
テロルの想像がなければ
傲慢で際限のない
エゴ丸出しバカの戯言だ

「あまりクソみたいなことを
言っていると近いうちに
酷い目に合いますよ」
三つ揃 ....
夜はクジラのお腹の中だ。
静かな夜ほど、多分そうなのだ。
天気の子のテーマが、
多分、世界と個人を天秤にかける話だとすると、
致命的なのは、
主人公の男の子に、なんの葛藤もないことである。
テーマが突き詰められていないので、
なんの必要もない拳銃と ....
英雄とは母から強く愛された者のことだ ─ ゲーテ


虎の匂いしかない
泳げないきょだいなきょうだいがきょうだいな海に飛び込んだ夏

裸足で夏草の深い抜け道を抜け
踏み板が腐って外れ ....
光が渦巻いていた
熱風が絶えず吹いていた
人々は絶えず歩き過ぎ
俺は串カツ屋の前で
アイスコーヒーを飲んでいた
とても苦い味がした
身体が熱く飢えていた
生きることに飢えていた

す ....
昨夜庭で泣いていたら
妖精が昔話をしてくれた
地中海に棲んでたころの

私も一人海を見ていた
とても眩しい青い海を
花の色は海の色

ケープを纏った魔女が
葉を摘んで行った
 ....
誰も住んでいない洋館
夏になると妖精が来て
窓を開け一晩だけ過ごす

黄昏の光を吸って
庭からベランダまで
提灯が吊るされ
宴が用意される

世界中の色と香り
一つの言葉と ....
海底のような
月夜の庭に腰を下ろし
夜光虫のような星を見る
緑色に輝く珊瑚礁に
泡のような花が咲く
人魚のような妖精が
珊瑚に座って僕を見る
海の匂いのハーブが
もっと深くと誘 ....
小さな小雨が
おどけた街を照らす
水遊びが楽しげな少女は
明日 何処へ行く
点線をなぞって
普段は飽き飽きの
恋のものがたりを
本当は求めていて
しなびた漬物のように
老いていくのだ ....
燃ゆる炎を宿したこの翼を
閉じる術を知る由もなく
それでも過ぎてゆく{ルビ時間=とき}の中で
愛しさや甘美なそれを知りたいと
束の間過ぎったその想いこそが
そもそもの過ちの始まりであった
●●●●●     ●●●●●     ●●●●●
●●●●●     ●●●●●     ●●●●●
●●●●●     ●●●●●     ●●●●●
     ●●●●●      ....
喫煙者でもないのにライターを、それも中々に高額なオイルライターを所持しているのにはそれなりの訳がある、なんのためかって?それは話を聞いているうちに判ってくる―なんて、べつにもったいぶるようなことで .... 朝メシは西瓜
昼メシも西瓜
晩メシも西瓜
西瓜スイカすいか
おれの家は西瓜

おれはひたすら食い続けた
赤い果肉を無心に頬張りながら
朝も昼も夜も
休むことなく眠ることなく
齧り咀 ....
一円玉の数だけキスしようよ。
豚の貯金箱、叩き割っちゃおうよ。
一日、また一日と
忘却した記憶に登場する
キャラクタアが
私たちの行列に
続々
と 
立ちならぶ。

あの小さな戦争たち の
ことを 蒸し返すのだ。
あの小さな戦争の
銃撃戦(言 ....
被害者になる想定は多くの人がしているのに

加害者になる可能性を考える人は多くない

ハンドルを握って轢かれる側の想定で走ってるのか?
誰でもよかった
キーボードのくぼみで死んでた羽虫と同じ
価値無価値 正直に言って
私がなりたかったのは愛されるあなた
それに成れないなら
何でもよかった
生きていようが死んでいようが
キ ....
竜笛が竜の鳴き声であるなら
詩も竜の鳴き声でなくてはならない
ドーナツに穴が空いているなら
詩も穴だらけでなくてはならない
人が嵌って抜けられなくなる
罪深い穴を我々は掘り続けている
なん ....
いい臭いがする。
もぎたての臭いだ。
もいだ手も臭ってみる。
いい臭いがする。
もぎたての間、いい臭いがしている。
している間、もいだ手も臭っている。
もいだ唇をもぎりとってみる。
 ....
灯りに群れる虫もいれば
闇に灯る虫もいる

子供と大人ははっきり区別され
子供の目的は大人になること
そのためにひたすら食う
大人の目的は子孫を残すこと
ひたすら交尾の相手を求める
あ ....
良心、それは
ロウソクの灯のようなもの
子供のうちに灯してあげなければ
芯はまもなく湿ってしまう
そしてちょっとした風で
不意に吹き消されてしまう
それっきり


倫理、それは
自 ....
空があり風があり
時は世界樹をかけのぼって
あしたへとながれてゆく

だれかが小ちゃなブルースを
奏でているような気がしてでもそれは

ぼくの知らない紫の小花の群れだった

月への梯 ....
死角がない人を全能という
視覚がない人を盲人という
月の裏側に着陸した資格を
死角はそれで狭まったのか
視覚の拡張現実が伸びたと
月に尋ねて見るきはあるか

四角く仕切られた ....
弱い負け続きの意思を晒して
なにをどうすれば最善と思う?
真っ青な嘘の太陽に近いのは
エアコンの効くワンルームのベッドで
あなたがいない鏡にうつる私。

呼べば応えてくれる大嘘や
あ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
仲直りクーヘン1*19/8/6 19:01
海の底でさようなら丘白月119/8/6 18:08
夏菫の妖精019/8/6 17:56
トキメキ剤千 円 219/8/6 17:33
真夏の黄昏玉響319/8/6 16:26
アランフェエス協奏曲文学特攻隊419/8/6 15:04
韓国人に自由はない、あるのはゲロキムチだけだ花形新次119/8/5 23:04
クーヘン3*19/8/5 22:36
天気の子リライトはだいろ019/8/5 21:44
虎と稲妻と向日葵末下りょう3*19/8/5 20:43
光の星ひだかたけし12*19/8/5 17:11
ローズマリーの妖精丘白月019/8/5 12:01
風船葛の妖精019/8/5 11:34
パセリの妖精019/8/5 7:51
おどけた街の少女ふじりゅう019/8/5 3:25
罪の意識坂本瞳子1*19/8/4 22:55
まるでシカク/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ2*19/8/4 22:35
Firewheelホロウ・シカ...1*19/8/4 22:21
西瓜両性具有119/8/4 21:28
一円玉クーヘン2*19/8/4 20:51
私たちの小さな戦争左部右人119/8/4 19:06
ちょっと徘徊メガネ019/8/4 18:51
死に場所は選べない019/8/4 18:41
戯れ言帆場蔵人119/8/4 18:35
もぎたてナンモナイデ...6*19/8/4 18:05
虫たちただのみきや7*19/8/4 16:36
良心と倫理はだいろ019/8/4 12:32
8月のうた梅昆布茶1719/8/4 11:51
まるでシカク[group]るるりら3*19/8/4 11:20
詩の弱さ立見春香619/8/4 9:42

Home 戻る 最新へ 次へ
785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.5sec.