ちょっかい出すわよ
あなたが気づいてくれるまで
お尻ツンツン
脇腹ツンツン
背中に猫パンチ
やること成すこと小学生から成長してない
でもね恋心に
....
東京は夜の1時
隣のモンステラが生き生きと天井に向かっている
このまま大きくしなやかに自由に育ってくれ
ある人のモノサシはこれくらいで
ある人のモノサシはこんなくらいで
長さが違 ....
嘔吐、のようになまぬるい夜を落ちていくそれに、名前をつける気などあるものか、おれはとうの昔におれ自身ではなくなってしまった、いや、忘れてしまっただけかもしれない、けれど、それはいま語るのに必要な言 ....
おわりかけの日々に
柔らかい泥を塗り
火をくべる
似たようなことが
何度もあったはずだけど
何度も
感傷しかない
空気ひとつぶにもいちいち動じてる
吸い込むたびに途方にくれ ....
梅雨を経て
伸びに伸びきった芝生
さすがにそろそろ刈らなければと
精を出した
真夏手前の土曜日
芝刈り機を
買うほどでもないスペースに身を屈め
剪定バサミで
チョキチョキ、こつ ....
圓筒は機關車である
接着劑は不落の白椿
問いは 朽ちた月への渡航
催眠と賢智の循環は{ルビ關係=liaison}だった
七日閒 眼中に金環の罠
この{ルビ音=響} ....
沈黙の騒音に満たされて
ストロベリームーンは
両目で
きみに触れる
手に握った温かさと
歩きつづける足音の重みに
地上の嘘と真実を知るために
誰かが亡くなったのだろうか、教会の鐘が鳴り響いていた。
その何かを喰らう黒い鴉があなたの肩に止まった時に、ガタガタガタガタと鳴る黒い穀潰しの木々にぶら下がる嘗ての遺体が、果たして誰のものだったか ....
「吉良の仁吉」のことも知らんのに、
なんでひとりきりになったら、
うたいよんねんやろうなぁ…
たましい、
もっとるんやな、
こんな自分でもな。
人の世はいつ ....
第一印象は背表紙である
ズラッと最終巻まで揃っていたり
グダグダでだ ....
ポップティーンより、Olieveを眺めていた
ジャニーズより、尾崎豊を聴いていた
『島唄』も良いけど『そばにいたい』も良いのにと思っていた
Jリーグより、 ....
荷物があれば夢の置き場がなくなる
心が生きる場所は
それほど広くなくて良いから
4畳半に全てを押し込んだ
鉛筆削りを回すと
切り刻んだ景色が朝の真似をして
水色に染まるのを待っている
い ....
浴室
日記は{ルビ馬鹿氣ている=s i l l y}
{ルビ臺地=plateaux}
眠りは輪廻
{ルビ地上=on the earth}
現實か?
醉う賭博師の 「 ....
右の側頭部に寝癖がつくのが僕の癖でして。
その寝癖を優しく撫でるのが君の癖でして。
三ヵ月前に母に送ったてがみをゴミ箱に捨てた
いま、どれほどの痛みに横たわったのか
いくつかの記憶にいくつかの窓、いくらかの空といきばのない言葉
ぽっかりと浮かぶ月からあふれ出した涙と
「助けて ....
未来から
遠い遠い過去の木霊
確かに響いてくるのなら
私たちはもはや何処にも属さず
あらゆるものに優しく開かれ
柔らかに終わりを待てばよい
)あまたの感傷を一つの確信に変え
ふる ....
バイオリンは4次元以上からの贈り物
テレパシーのイメージを深める響き
感嘆しかない殺風景の脳味噌から視覚に送られる 映像
それこそ共有したいワンネス
こう感じているんだ
そう感じているん ....
なにひとつ考えられなくて
どこまでも砂浜を歩いていた
大空を飛ぶ海鳥が
風に乗って自由な午後にたゆたっていた。
そしてなにより、
照り返しが眩しくて
水平線へと続く青い空と海が揺ら ....
共感というのは自己拡張に過ぎず、ある種の欺瞞だ。
私は、独特の嗅覚があって、人の偽善などを鋭く嗅ぎ取ってしまう。
寂しさや適当な穴埋めのために君を求めてるんじゃない。
....
いろいろと変わってしまった
僕の性質からして
それは当然の帰結なのだろうけど
それでも
あの時君が怒っていた事をうれしく思うよ
わかってはいたのだけど
....
バンドやグループの名前は
頭にザを付けて
おしりに複数形 ....
{引用=どうぞお先に}
誰も持って生まれてこなかった
それはなにかを表す記号
中は虚空で面は鏡張り
金より重くて空気よりも軽い
地球で一番重いものは何かと問われ
ある子供は「それは地球 ....
コミュニケーションを
芸術化するスナップ撮影
新型コロナウイルス感染対策の
ソーシャルディスタンスにより
マスクをしている写真しか撮れない
マスクをしているから
スナップ撮影は拒否 ....
君の心は甘い匂いがする
ただ飛び込むだけじゃ
忘れられてしまうから
僕の爪は皮を剥くために
尖って嘘に引っかかるよ
弱音を吐いたり強がってみたり
君の夢は壊れやすくて
僕に触らせた指が痛 ....
聞いてあげるから言ってごらん。
ほら、黙ってしまうでしょ。
だいたいのことは、
だいたいそんな感じ。
だから、寂しいときだけ
便利に使ってくれたらありがたいんです。
できる ....
欲しいものは簡単に手に入らない
一度好きになってしまった人のやわらかい気持ちをひとりじめにしたくなっても
思い通りにはいかなかった
それどころかそっぽを向かれ続けたら
いつの間にか ....
極ありふれた日常って人それぞれに持っているものが違うだろう
極極幸せな気分だって人それぞれに持っているものが違うだろう
極ありふれた日常の中の所々に幸せな気分が一輪の花みたいにぽつりぽつり ....
其は虚慢に非ず 神より賜りし巨万の富。
{ルビ見よ=エッケ} {ルビ見よ=エッケ} {ルビ見よ=エッケ} {ルビこの恋人達を見よ=エッケ・アマンティウム}。
麗しい愛の女神に捨て置かれ
馨しい花 ....
光輝くものは美しい
偽っていないから美しい
あなたから見えるもの
あなたから感じるもの
真実そのもの
出逢った時
嘘のない魅力を感じて
一目惚れした
真実の愛真実の光が
....
何の音か
しばらくわからなかった
頭の中にも
外にも
激しい雨が降っていた
754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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