もうこれ以上人間を続けていたくない
そんな気持ちになった事はありませんか?

あなたも人なら
一度や二度はあったでしょう

そんなのいっぺんもなかった

おっしゃるなら

私はあ ....
川に流した花がたどる旅は
君の膝にかかるだろうか
にじられた花びらが
足元を汚している、って
造幣局の道でよく思う
浮かんでいるときだけ
目を奪う色の淡い

サフランの匂いが空を覆い
 ....
時が少女に恋をした


そのあまりの美しさに

流れをとめて数世紀



まるでブラックホールの

なかのように

とまってしまった時の流れ


カーン・ダンヴェール家 ....
ギブアップを
何度合図しても
伝わらない
むこうから来る
暗示も
途絶えがちで

僕はもはや
見捨てられた

たどり着いた所が
遠すぎた

はるかどこかに
存在する ....
度重なる衛星の事故や不具合から自動運転への信頼が揺らぐ。応急処置として国は主要な幹線道路網にチップを埋め込んだが、大幅な上限速度の規制によって道路は常に渋滞していた。車の中はリビングになり、目的地 .... 好きの反対は嫌いじゃないし
じゃあ、雨の反対は晴れじゃないのかな

感情なんて捨ててしまえって思うのに
溢れんばかりに湧き出てきて

雨粒は僕の涙を隠すし
水たまりには僕の表情が映ってる ....
ボールペンの芯から
生まれた僕は
太った人の筆圧に潰され
インクが滲む
それ、僕の涙ですよ

修正液で白くなる前に
誰か高く買いませんか

黒い涙なんて真珠のようで
綺麗に光るネッ ....
路には人々が歩き
自転車が行き過ぎ
街には
ビルや飲食店、スーパーマーケット等が詰め込まれている
日暮れの参道を抜け、店に着く

ベースの試し弾きから始まり
打合せなしのサックスのカルテ ....
私はいる
たくさんのイルカを
折るために
机の引き出しから
取り出したイルカをへし折り
そのかすかな鳴き声で
たくさん欲情するために
月に置かれたままの
ピアノを弾くことはないだろう
 ....
知り合いが増えれば増えるほどに、
切なさも増していく
そう教えてくれたのは、誰だったろう。
今はもう遠い場所にいるのだろうか。

ふり返れば、あなたの言葉だけを覚えている。
わたしはあなた ....
君の目のなかにある夢の滴を、
君と言う。

ただ君のなかにある夢だけを、
わたしは追いかけて。

それを光とは呼ばない、
あまりにも遠いのだから。

君はいずれ、
わたしを去るのだ ....
陽射しの強さは夏日でも
日陰に入れば秋の色
さんざめく光の中を
無数の影が踊っている

黄金に輝くアスファルト
金木犀の香が舞い降りて

行く秋、迎える冬のその間
今日も僕は歩いてい ....
もう輝きは求めない

もうダイヤモンドは忘れる

もう光の中には立ち尽くさない

もう何も見ない 決めた



風が誘っても揺れぬ花

風が見初めても動じぬ娘

風が遊んで ....
聞こえない声 と その連鎖で

すっかり と 疲れ果てて

見えるのは 全くの真っ暗闇で

まだ早過ぎたのかな と またため息で

全く 声が出ないのに 歌おうだなんて

自分にす ....
褒められても
けなされても笑った
誰かの声が
肌に触れるなら
くすぐったくて
逃れようもなくて
その場を離れる
尻尾が欲しい

みんなが乗ってる
車みたいに
同じ速さで
動くも ....
愛情
漢字を逆さにしたら
情愛

私には
はっきり言ってよくわからない

性欲とか
性愛とかは
体からわいてくるから実感してるけどさ

愛情
なんて見えないし
触れないし
 ....
ここからいなくなってしまったのだろうか

赤い鳥

崩れ落ちていく
たくさんの魂と一緒に


雨はいつか赦すのだろうか

生まれては消えていく

哀しい哀しい
自分自身を
 ....
日本橋のミカドでモーニングセット。
隣のおばちゃんが、スポニチをたたんで薬を飲もうとしていたら、
サラリーマンのおっさんが、「新聞いいですか?」と奪おうとしたのを、
「いや、ちょっと」とあっ ....
君と僕の手と手を合わせて
世界の光を反射させよう

カゲのある微笑みでささやく
今朝の起きぬけの君の愛の言の葉
とても遠くから聴こえて
美しく透きとおっているかと思った

君 ....
卓上に飾られた花は枯れ朽ちて
惜しみもなく棄てられる

耳障りな昔流行りの音楽は
誰の記憶にも残ってない

忙しない程に栄えてた街も
今はシャッターしか見当たらない

こんなにも変貌 ....
夏は冬よりメッポー暑い
冬は夏よりメッポー寒い
それがどうした
と 
言われても

僕はただ
苦い冗談で君を笑わせたいだけ
僕はもう
何でもいいから笑わせたいだけ
君だけを
とい ....
いちばん熱い所を
見せないで
好かれようと
ただ考えていた

強さを望んだ
メロディの前に
あなたを座らせる
時間がある

今日はありがとう
来てくれて

取り出しようもない ....
風、吹き抜ける
俺の背後から
風、浴びる
首筋の私

公園のベンチに座り
ヘッドフォンを耳に煙草を吹かす若者
その前を
杖をつきながら通り過ぎる痩せ細った老婆
 
風、吹き抜ける
 ....
大盛りのカツ丼、君と半分こ。
食べ終えたら、お互い、半分ずつ自供する。
何も知らないから
何かを知っているのだ
もう、曇ることのない空が、
心のなかで泣いている。
きょうもまた見た
悪夢、ナイトメアをー

毎回、あの人が出てくる
最初は仲良くしていて
でも、最後は同じ場面で
いつも必ず仲違いし
フリーズしたままになる
まるで壊れたレコーダー
の ....
あの娘(こ)を呼ぶ場所は無い

無限に続く螺旋階段

空まで届くかな

空なら招くだろうか

あの娘の場所があるよ と

縋ることはしない

頼ることもしない

アテも無く ....
こころを金庫に

預けて旅に出た

何も持たずに

こころも持たずに

ねこだけ連れて

出逢いの無い旅

知っている街

知らない顔

ねこだけ連れて

出逢いの ....
此処は星降らぬ都会

星の住まぬ都会

星の住めぬ都会

星に見捨てられた都会



緩やかな風が歌うよ

今宵も子守唄

お星さまきらきら

お星さまきらきら

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
もうこれ以上人間を続けていたくないこたきひろし219/11/2 5:26
きみと花冠這 いずる319/11/2 4:54
可愛いイレーヌst219/11/2 4:20
ルーツシホ.N219/11/2 0:35
マニュアルに(間に合わないかも)アラガイs1*19/11/2 0:26
曇天都築あかり419/11/1 18:28
売人ミナト 螢119/11/1 16:25
シェルブールの街まみ5*19/11/1 15:00
私のイルカやまうちあつ...219/11/1 14:34
無題朧月夜1*19/11/1 14:05
3*19/11/1 14:03
歩いていくひだかたけし319/11/1 12:33
A way of lifeもっぷ2*19/11/1 10:13
と・わ・ね1*19/11/1 10:08
猫じゃらしの詩ミナト 螢3*19/11/1 6:31
愛してるとか愛されてるとか愛し合ってるとか、面倒臭く感じる時 ...こたきひろし719/11/1 0:45
赤い鳥ゼロハチ119/11/1 0:21
モーニグセットで始まる休日はだいろ519/10/31 22:48
ちっちゃく咲いた白い花びら秋葉竹719/10/31 22:29
潮流都築あかり319/10/31 22:06
無題1太宰治虫119/10/31 20:45
ミナト 螢119/10/31 19:46
朝の公園ひだかたけし619/10/31 12:45
カツ丼クーヘン7*19/10/31 12:35
子供きみのてを119/10/31 11:34
晴天水宮うみ1*19/10/31 10:33
夢供養日比津 開219/10/31 7:53
秋だけを連れてやってくるもっぷ3*19/10/31 7:14
ねこだけ連れて2*19/10/31 7:11
星降らぬさと2*19/10/31 7:06

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