おっちゃんがくわえた紙
おっちゃんの顔を蓋した
酷くやな気分だ
誰ももう僕のベッドには近寄らない
古い目覚まし時計
親父が 長く務められたからと貰ってきた
そいつが僕をせきたてる
お前の番だ、そういうことなんだ、ってな

寝過ごす ....
ちまたには暗いニュースばかりが続いているから
明るい話題が欲しくなる

そんな思いを数にたとえるなら
きっと算数だよね
数学じゃなくて

悪い噂は
それがたとえデマでも
一度立つと
 ....
ことばって何処にあるの
辞書のなかに埋もれているの

人間って何処にいるの
へそまがりな生き物じゃあなければよいけれど

幸福と善とはいっしょなのでしょうか
あるいは幸福のしっぽが見え隠 ....
 これがほんとうの左様ならなのか、いつもほんとうの左様ならなのか、それだけを尋ねている。左様ならのありかはどこ? いつかはほんとうの左様ならが訪れる。それはいつ? わたしを褒めてくれる人がわたしの周り .... 白いからかさが回っている。
そでにはネズミが周っている。

  今生に産まれた甲斐がない。
  光ある処を求めなければ。

    雪の世に女が溶けてゆく。
    「それがなけ ....
祝日設定がないことをまた忘れ
定刻に鳴ったアラームを解除する

もう一度目を閉じる

瞼の裏のカーテン越し

秋が快晴を訴える

名前も知らぬ鳥が囀る

空気をめいっぱい吸い込め ....
遠くで鐘が鳴っている
ひんやり切ない秋の日に
何処までも高い青空に
追いかけても追いかけても
決して追いつけないあの場所で

)金木犀の花が軌道を舞い
)秋の大気が生まれるところ

 ....
ア、気息が冷たくなった。


夕空のコゲが美しい。

このダイダイの空腹。


迷子になった記憶はいつも鮮明。

まちがえ人が話しかける。

身内のだれかにするように・・・ ....
クソみたいな人生の
痕跡を残そうと
だらだらとクソみたいな
過去を書き連ねているから
自称詩人は
みんなからバカにされるんだ
バ~カ!

そんなことは
いくらやっても
何の価値もね ....
優しい声が届かない夜は
深層意識の土に立つ
一人の木をみつめます

夕陽をそそがれながら
ひとつずつ実りゆく言葉の果実は
あなたの部屋に届くでしょうか

この道は哀しみだけで終わらず
 ....
あんなに近く
目の前に見えるのに
アメリカより遠いんだと知った夜

私は一番深いところに突き刺さる涙を
すすりながらのんだ

逝った日
最後の言葉は
月から見ているって

は ....
藪にピアノが捨ててある
埋もれているがそれは確かで
おぼろげに形がわかる
鳴ったりはしない
棺のようで気味が悪い







腹の裂けた猫が
中身をこぼしながら歩いていく ....
正面に
半月が浮かぶ、
白銀に
空の青は
次第に濃くなり暗くなり
やがて漆黒へと変わっていく

)西の空は茜に燃え立ち

この美しい夕暮れを
風に吹かれて眺めている

巨大な静 ....
好きになって
後悔して
やけくそになって
泣いてたら
結局励ましてくれるのは君で
本当に大事なことは
ただ好きなだけじゃないことなんだけど
結局また僕は好きになって
後悔して
やけく ....
終わりの前には
阿鼻叫喚があるのだろう
それには馴れていない
ので
終わりについて
思いを巡らすことができない
映像が映し出されても
目の当たりにした人の
インタビューが流れても
臨 ....
鼻が低いせいで眼鏡がずれる?
眼鏡がずれるために鼻が低い!
誰かの心で
咲いて欲しいから

お花の代わりに
交換するもの

そこには無いのに
手触りや匂い

遠く離れても
しっかり伝わる
今朝もクルマですれ違う
通勤途中の橋の上
いつもお互いガラス越し
ガラスケースのすれ違い

彼女はどこに住むのだろう
そしてどこに向かうのか
毎日必ず出会うのに
知っているのはガラス越 ....
世界では
ユーズド・イン・ジャパンが
注目されているという
日本人の使い方は適切な扱いで
長持ちするらしい

私も
ユーズド・イン・ジャパンだが
適切ではない扱いで
長持ちしそうにな ....
髪の毛が透ける光の中を
くぐり抜ける間に出会えたら

天使の輪を指にはめようとして
背負った鞄が翼になるよ

もう届かないと気づいたところで
有刺鉄線が爪を立てるから
その棘で破れた心 ....
恋が痛いのは私が地球を代表しているからで、私が地球を代表することで困る人は誰もいない。青い細長いボトルみたいなんだよ、かみさまの見つめてた大草原に落ちていた空気の瓶は。空気はそこから生まれ続けて、草原 .... ゴッド、(ちゃんと日本語で書きましたから)ウゥ盆踊りに手をやいていたら
、いつのまにか社交ダンスに変更されました、
って、ヒップホップなんてとんでもないしリズムわるいな、墓、
ボクはただ普通 ....
遠い汀に
戯れる鴎の姿
記憶は遥か遠く
思惟も体も
遠く 遠く

言葉は硬質な一条の
紙片に書かれた
淡くても強い直線
のようだ
彼岸を渡り
わたしの幻を
確かにあそこに
作 ....
{引用=魂の粒子が入り込む真昼の庭園。不在の住処の質量は閑散とした佇まいの
重さに呼吸して、光彩の瞬きを受けて渡す、あるいは、乱反射して滑って
いく。薄緑色に生い茂るやわらかな罪に、赦しは幾度 ....
めんどくさいテレビ   

モノクロテレビは 力道山を
独り占めしたことを語り
カラーテレビは 鉄腕アトムで
空を越えたと言う
地上波テレビは
そんなアナログテレビたちの話に拍手を送り
 ....
見捨てられちまった小鳥が一羽 弥生生まれの小鳥が一羽

夜に目覚める小鳥が一羽 飛ぶ先の無い小鳥が一羽

それでもあてなく羽ばたいてみる それでも翼が頼むから

それでもあてなく飛び立って ....
いつも迷っているの

この道にしようか あっちにしようかって

いつも迷っているの



いつも躊躇って(ためらって)いるの

この道にしようか あっちにしようかって

い ....
感情が漂白され
漂流していく時空を
速くなったり遅くなったり
緻密になったり大雑把になったり
なんて自由自在に運ぶ移行

魂の打つ突発的な躍動
変拍子や裏拍に
コレハナンダ?
新たな ....
決まったことが無いのなら

これから一緒に話さないかい?

もしも時間が取れないのなら

いつまでも 待つから いつまでも



未だ選んでいないのなら

これから一緒に話さな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
向かい風木葉 揺119/11/5 2:10
朝起きて、いきていく竜門勇気1*19/11/4 23:34
誤算だらけのラブソングこたきひろし719/11/4 23:21
ことば梅昆布茶1519/11/4 22:19
静止線朧月夜2*19/11/4 21:49
性怪ナンモナイデ...5*19/11/4 21:26
振替休日TwoRiv...1*19/11/4 21:08
憧れ・続(改訂)ひだかたけし419/11/4 20:32
秋になると思い出す断片ナンモナイデ...9*19/11/4 19:34
どうかしてるぞ花形新次219/11/4 19:18
秋の果実服部 剛6*19/11/4 18:15
月はアメリカより丘白月219/11/4 18:09
通り魔たち 4春日線香419/11/4 17:25
二階のベランダからひだかたけし519/11/4 17:02
ウロボロスopus019/11/4 13:19
洪水の前にLucy3*19/11/4 12:51
クーヘン3*19/11/4 12:50
言葉ミナト 螢219/11/4 11:29
ガラスケースのすれ違いイオン1*19/11/4 11:23
ユーズド・イン・ジャパン019/11/4 11:21
風向きミナト 螢119/11/4 6:35
だきしめるようにして万願寺419/11/4 2:57
絶叫マシーン20アラガイs4*19/11/4 2:57
別れGiovan...619/11/4 2:34
帰郷為平 澪419/11/4 0:10
めんどくさいテレビ419/11/3 23:47
見捨てられちまった小鳥が一羽もっぷ2*19/11/3 22:41
幸せを探して2*19/11/3 22:23
ポップ・フィールド(改訂)ひだかたけし519/11/3 22:18
いつまでも待つからもっぷ1*19/11/3 22:18

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