青い空の
広がりにわたしは悲しくなり胸がいっぱいになります。
あの日に去ってしまった あの雲。
そよ風に乗せて、
さようなら、とささやきました

あの雲の亡霊は
わたしと共に自転している ....
水晶の心臓をもつ
あのこの
心音は星雲できらきらと鳴っている。

せせらぎを さかのぼる果実は咲いて芽になり
(一瞬)
しんとひとみは黒く澄む。

雨の鏡
(一瞬の
今)
雨のひ ....
地面に落ちた花びらは
新しい春のための衣替え
ピンクの絨毯を
踏まないように歩けば
また会えると思うから
人はさよならに少し手を降る
俯いてばかりじゃいられない
季節に買ったばかりの洋服 ....
切り捨てた
切り捨てただけ
高くなった
高くなっただけ
赤くなった

爪に赤みがさした

待ちきれなくて
街を切った
花を植えたくて
切り拓いた
花やいだ
やりきれなくて
 ....
あのとき本屋の話をしたよね
思い出話の途中で
君はクイズを出す
同じ記憶を共有しているかどうか
僕はクイズに半分しか答えられない
君はしょうがないわね、と言う
新聞にクレープ屋の紹介が載っ ....
ふつふつと怒り満つつ
ぶつぶつと詩を書き
鬱々と時をやり過ごし

生きているそれでも
かりそめのように

理想的なヒキコが
頑丈な心で
密を避けろと
罪な首領が言う

でないとdeathですと
すわ驚き、戸惑い

いわれなきことでもないので
我々は
冷静に距離を取った
夜が来たからありありと
欠けていたこと
わかるのです

歌がうるおい湛えます
夜が明けるまで
聞き入りながら
僕は川辺で
砂を踏みながら歩いた 心は
日が暮れることで 遠ざかる
歩いていく 深まる夜を


コウモリが空を飛んでいた そして
街は 夜の中
でも 僕は 明日を思う
朝はいつも窓に ....
久しぶりに詩を書きました

こんなに明るい空を見ながら 家に帰るなんて
久しぶりだなって 独り言を噛みしめて歩く
目が回るように 忙しいあの日々を思い出すと
何だか懐かしくて どこかばつが悪 ....
小雨が 都を望めぬ悲しみに暮れながら
私の五感に吸い込まれゆく
そろそろと偲び歩くような
タバコの煙に抱かれている
私は命を啜るように
一口、コーヒーを・・・・

誰が云ったか、ここは「 ....
またたきを
拾いあげては
また、
ひかりの鳴く方へ
皮膚がやわいままの
いきものが
のくのくと陸へ
あがる

裸足の、うらを
ざりざりと
砂がけずってゆく
こまかな細胞が
分 ....
砕ける言葉
落ちる言葉
水踏む言葉
青 青


一度かぎりの拳
海を叩き
波を創り
島の背を見る


子の群れが
原を越える
草の失い 円い地に ....
集めた希望を花束に
流した涙を水瓶に
心踊る日々に清冽を

あらゆる悪業を踏み台に
星に立つ人は
あらゆる光を通し
その身をもって
御旗になる

ここは一つの通過点
宿命逆転の
 ....
憂鬱な空は
まだ残っているけど
雨は慎ましく止んだ

枝先からぽとんとひとつ雫が落ちた
顔に当たると弾けて飛んだ
ちょっと冷たいけど気持ちがいい

見上げると
沢山の雫の子供たちが
 ....
大勢の見知らぬ人々の中にいた
右も左も定かではない
私と同期することのない人々の中で
求めるものを待ちつづけていた

この見知らぬ運命たちの巣窟に
誰一人として私の運命に関わってこない場所 ....
しかし、ゼンマイじかけの閉めった途上にて
奥底を知る者は死に絶えたのだ。

ようよう立て続けに崩れ行く餓者髑髏の岩窟
掘っ建て小屋にてわらわらと這いまわるも終い崩れる桃源郷が催す
魂の姿見は ....
悪ガキども、武器を手に取れ、思考の虐殺を開始しよう、俺たちは衝動に従う、自分を突き動かすものを信じる、思考は時により、心を縛り付ける鎖になる、そんなものはもう捨てちまおう、俺たちは思考を乗り越えた .... 風になる
風は
見えないけれど在る
風は
わたしのほほをなぜる
無言の声だ
その声は
いつか
だれかのほほをなぜる

それは
雲を運び
山を越える
それは
木の葉をゆらし ....
だあってろこの金玉野郎

その助平野郎は言った

棚からぼた餅

一瞬耳が聞こえなくなったかと思ったが気のせいだった

砂漠に行った
時が来た

俺は未熟児
側から見ると出世 ....
東京湾を一望できる
マンションの一室で
ハワイアンミュージックをバックに
パンケーキとハーブティーの
朝食を味わいつつ
新聞記事を読んで聞かせる

「自粛で家にいる夫から
酷いことを言 ....
君がこの地獄から抜け出るには
あの番犬の目を欺かねばならない
番犬ケルベロスには三つの首があり
どれに噛まれてもおしまいだ
君は地獄の一員となり
周囲に恐怖を撒き散らす

一つ目の首は
 ....
あなたは
手のひらに触れて溶ける
初雪のような匂いがする

あなたは
手に触れるだけで染まる
初恋のような色が似合う

あなたと
手を握ったら温かくなる
心が一人じゃないと思う
 ....
夏が少し遅れて
影を踏んでついて来る
僕が一番好きなのは
春だと知って
遠慮しているのなら
シャクヤクの花をあげるよ
どんなに花びらを重ねても
足りない愛を
この花は知っているから
 ....
虹の女神イリスが
一人ぼっちの妖精に
虹の刺繍糸で編んだ
ドレスを着せて笑った

地上に降りた妖精は
刺繍糸を一本だけ
すっーと抜いて
オタマジャクシが集まる
楽しい池の畔に挿した
 ....
何か切りたいものはあるのかい
何か磨きたいものはあるのかい
こんな言葉じゃ通用はしない
夜の三日月が真面目だから
荒れ果てた芸術家のように
手首を切り落として忘れなさい
ナイフは平凡な朝の ....
胸が重く、水圧に慣れない深海魚のように苦しい
4月の人事異動で本社勤務になった
思い知ったのは自分の無能さだ
若い総合職の有能ぶりにさらされると、
優しくされるだけ骨身にしみる
ああ苦し ....
この世界に生まれた日
産声をあげた時に
空模様が晴れだったか雨だったかなんて
知らない

その時
何処かの誰かが私のへその緒を切ってくれた
その何処かの誰かの今の所在なんて知りようがない ....
狂った腐ったゴミ
少年の人生は始まりもせず終わった
なのに少年は生きている

陽の光を知る事もなく
穴ぐらでたった一人
隅っこでまるくなる栄養失調の体は

過去の変えようのない罪で汚れ ....
障子の向こうに何かいる
警戒
刀を握り締め
ぎゅっと体が固まる

怖い
恐い

障子の向こうに
殺人鬼
障子の向こうに
遺体
障子の向こうに
鬼嫁
障子の向こうに
ゴキブ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ある愛こしごえ2*20/4/27 9:34
一瞬4*20/4/27 9:33
来春ミナト 螢2*20/4/27 9:07
忘れ者トビラ0*20/4/27 6:11
クイズ葉leaf120/4/27 5:55
つつつりゅうさん020/4/27 4:00
距離020/4/27 4:00
この夜に020/4/27 3:59
日曜日の夜に番田 120/4/27 1:16
久しぶりに詩を書きましたitukam...020/4/27 0:10
ゆうべの喫茶店ふじりゅう020/4/26 23:37
ひかりの鳴声むぎのようこ5*20/4/26 22:52
青 青木立 悟420/4/26 21:10
白旗トビラ1*20/4/26 17:37
しずく風の化身120/4/26 16:59
求めるものは岡部淳太郎220/4/26 16:50
蜿蜿縷縷あらい120/4/26 15:47
ボロボロに転がれ詩人症の骸ホロウ・シカ...2*20/4/26 15:14
風になるこしごえ3*20/4/26 12:50
20200426Naúl120/4/26 12:47
ゆとりの時間花形新次020/4/26 10:00
ケルベロス紀ノ川つかさ120/4/26 9:45
かすみ草の妖精丘白月020/4/26 8:43
しゃくやくの妖精020/4/26 8:43
アイリスの妖精120/4/26 8:42
ナイフミナト 螢1*20/4/26 8:08
どうしようもないからはだいろ020/4/26 7:37
この世界に生まれた日にこたきひろし120/4/26 7:00
きたないしょうねん◇レキ2*20/4/26 4:02
高鼾ホラー <たかいびきほらー>秋也3*20/4/25 21:55

Home 戻る 最新へ 次へ
650 651 652 653 654 655 656 657 658 659 660 661 662 663 664 665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685 686 687 688 689 690 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.05sec.