湿った空気
肺に入れても息苦しくなるだけ
外へ出ようか
月や星でも探しに

そう思った矢先、降り出す雨

曇天は街の灯りを喰らって
雷雲のように
絵の具をこぼしたキャンバスのように
 ....
机に置かれた一杯の水に
天井のランプは、反射して
小さな虹が架かる

今日も何処かで
人の間に
虹の橋はあらわれる
ちんぽこの皮が剥けたら
きっと世界は
違って見えるはずだ

クソつまらない
自称詩なんか
ダラダラ垂れ流すことなく
自信満々で
夜の街へ繰り出すだろう

だけど僕のちんぽこは
皮 ....
グラーツに行ってみたい。
マッハがいたころの。
時間の自由でも語り合いたい。
ムーア川の流れを眺めながら。
おいおい、
私のTwitterも聞けよ、
だから嫌なんだよ、
リアルもネットも大勢だとそんなに変わらない。
だから君だけがいいんだけど。
リアルもネットも君だけがいいんだけど。

言 ....
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った

私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
みさめがふりつづけばつちはながされて
                 わたしがうまれた
由来から植物は埋もれ酵素も分解されて
              腐食の生きものたちがはみ出してくる ....
牛の歩いた跡が、
「段々畑」のように見える、
そんな肥後のひとつの牧草地。

地上波でなんども再放送されています。

車いす生活者の自分にとっては、
旅行は室内で十分なのです ....
君の吐息はちいさな部屋の空気を揺らし
君の想念はだれかのベッドにしのびこみ
不思議な夢を紡ぐだろうか

ヴィトゲンシュタインにも小さな教え子に
猫の骸骨を組み立てさせたり
社会実習を経験さ ....
くらい頰を引きつらせて
うつむく麦わら帽子、
伸びた首すじに圧しかかる
逃げられない、罪の意識。


戦場に投げ捨てられた
100を超える銀縁眼鏡たち、
鋭く回転する、音を立て ....
いつも知らないように振る舞う
知ってることは狂う春
いつも新しいことばかり白点
ざんばら髪だ知ってよ知って

ムズがずいよ壊れたもんは
誰かのかわりになおす
独りでに鳴るオルゴールは ....
 そつと触ったものは身を凍らせ すんと小さくなる いたみだけがソコにのこります。これが感情というやつなのでしょう。
 冷たくも燦然と仄めく、棘の酔うな粘りを、羽根と零した唯の魂が取り憑いてしまっただ ....
冷蔵庫にわたしの好物がひとつ増えている
星の夜に歯型をつけてねむる
719円でブラジル産の
冷凍の鳥のもも肉を2㎏買ってくる
冷水に漬けて流水で解凍すると
だいたい8枚のパテがとれる
一枚ずつ小分けしてラップで包んで
冷凍庫に入れて冷凍しておく
これを一枚 ....
何と!8日間ぶっ通しで
刑事コロンボを
放送するということなので
テレワークしつつ
ずっと見ている
時折小池朝夫の声じゃなくなるのが
気になるが
これでもか、これでもかって
いうぐらい ....
「自殺した人、地獄にいくのかな?」

深夜2時13分。サイレントモードにしてあるスマートフォンの画面が前触れなく光を発する。

{引用=ザメハ}

その5秒後に、ぼくは反射的にこう返信して ....
{引用=地球に於ける生命の反転現象について}


そろそろ認めよう、途轍も
なく分からないのを。まず世界の根底が
分からない。そして根底に根底が
あるかも、根底
の構 ....
大小の刀を二本も腰にさしていては、さぞかし歩きづらいし、走るとなったら駆けづらいだろうなって
常々感じていた

士農工商の身分制度の中でいちばんに位置していても、その暮らしぶりは窮屈で自由じゃな ....
だいすきだった詩人が
詩のことなど忘れて
湯を沸かしている

うすいまぶたに光が乗る

忘れて、
忘れて、
忘れて、
生きなさいね。


わたしの耳は聴く
すみません。
ちょっとかいてもらえますか?
あ、背中じゃないんですよ。
リュックの中にノートとペンありますんで。

え?いやぁ、私はご覧のとおり、
右手に長男、左手に長女のいるベビーカーで ....
 大振りで且つ皮の無い影に秘された鶯色の、葡萄の礫のような表皮が、あたりに広がっていく様を、あなたがひとつひとつちぎっていくものです。痛みを無くした義賊の有袋類の殺り方、確もゆめもうつつに。柔肌に恩恵 .... {引用=ショベルカーをください
埋めたいものがあります

内蔵は透明です
赦しを乞いすぎました

エラ呼吸ができません
陸育ちです

キャベツを切って下さい
忘れて下さい
大人は ....
花にあふれた場所だとする
光にまみれて目がくらむ
影を大切にしたいと子供がうずくまり
おのれの下に出来た日陰に
テントウムシを見つける

冬の雪、氷が張った田んぼをおそるおそる歩く
割れ ....
暑さにだれたソーダ水

溶け残る氷の誠実さ

けれど

やがては薄めていくばかり


窓の向こうは夏模様

帽子が見当たらないといえば

なぜだか

夏のにおいがして
 ....
こかげ、こかげ、
あのゆらゆらと、
くろい、
いいえ、
きっと、ダークブラウンやモスグリーンの。

前線と前線が衝突する、
だから、
あたまが重いよ。
どこへもいくことができないと、 ....
光が渦を巻いていた
熱風が絶えず吹いていた
人々は次々と歩き過ぎ
俺は串カツ屋の前で
アイスコーヒーを飲んでいた
とても苦い味がした
身体が熱く燃えていた
生きることに飢えていた

 ....
短い髪の毛を揺らして歩くセーラー服
単調な音を鳴らすしまむらのスニーカー

畦道の傍らの、コンクリートに転がった
蚯蚓の焼き尽くされた死体が
まだら模様に広がる夏

自転車の回転 ....
おやじのくせに可愛い字を書く人で、その字の置き手紙が懐かしい。
僕ばかりあなたの字を知っていて、あなたは僕の字をきっと知らない。
怒ってくれているうちが華だったのか

萎れたようにすぐ涙ぐんでしまうなら

ぼくらはもう終わりかもしれないのか

君の涙は所詮流れる水

心を殺してそう決めていたのか僕は

事実を ....
不幸って
否応なしにそれ相応のわざわいの種がまかれた
結果っていう認識でいい

幸福って
なりたくて欲しくて探し回って
やっと手に入れた
それ相応の種を植えて
水を撒いて育て上げた結果 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
明るい夜空たいら020/7/23 1:47
服部 剛320/7/22 23:58
25歳のウエノマン花形新次120/7/22 21:13
グラーツナンモナイデ...3*20/7/22 20:55
これっぽちも君は悪くない。ねこ(ki)020/7/22 20:35
哀しみ一滴ひだかたけし1020/7/22 19:45
もの語るの虚と真実アラガイs12*20/7/22 15:55
室内旅行ナンモナイデ...5*20/7/22 14:03
君の宇宙梅昆布茶720/7/22 11:43
陽炎の歌秋葉竹420/7/22 2:31
ナマズ竜門勇気020/7/22 2:03
内界の廟あらい120/7/21 22:03
たぶん伝わるということカマキリ320/7/21 21:49
詩人もどき、ジム・プリマスの毎日ジム・プリマ...6*20/7/21 20:26
AXNミステリー花形新次120/7/21 19:55
3つの呪文道草次郎020/7/21 13:51
分からない という欺瞞の詩3*20/7/21 1:45
サムライ天国ニッポンこたきひろし320/7/20 23:59
詩のことなどはるな620/7/20 23:21
かいてください木葉 揺10*20/7/20 22:28
あらい220/7/20 21:56
heavenと、その回答道草次郎1*20/7/20 20:48
有無を忘れる這 いずる120/7/20 20:32
母乳好きかば020/7/20 19:59
無題朧月夜5*20/7/20 19:27
光の星(改訂)ひだかたけし420/7/20 18:25
新盆ゆるこ6*20/7/20 12:33
クーヘン3*20/7/20 12:05
惑いのなか道草次郎3*20/7/20 9:02
幸福って?不幸って?こたきひろし120/7/20 6:40

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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