なにもかも
あんまり悪すぎて
ことばにならない
心の叫びを
きいてほしい
この詩を読んだら
こういう想像して

1人の男がいる
夜眠れずに
その男は絶望している
男は死にたくても ....
ふわりとしたエメラルドグリーンのワンピースが
雨上がりで蒸し暑い灰色の 川辺に映え 道化師が
その様子を写した
ワンピースに茶色の髪の毛が、あんまり優しく垂れさがっていたので。

たくさんの ....
こんなにも短時間で
醜くそして優しくなれるぼくたちなんて
もうほんとうに
どうしようもく虚空をさまようようだ
きみは電話のむこうで
また泣いて
けれども君がぼくを思い言ってくれる言葉は
 ....
折り重なる記憶の襞が
一枚一枚剥がれ落ちては色褪せ
何の感情も伴わずに
震えている、震えている 
脱力して

欠落はせずに
只々遠く平板になっていくもの

反芻される記憶の渦に
今 ....
窓の外 人の姿も無く

ただ 車の群れと 青い空だけ

同じ国の どこか遠くでは

とても強い雨が降っているらしい

他人事

自分以外の全ての出来事

悲しいニュースも 嬉し ....
きみの笑顔の意味がわからなかった
だけど、ふと気付けば僕も笑っていた

きみのその笑顔は、きっと何の為でもなかったから
意味なんていらなかったんだろう

きみの後ろ姿に向けて、
口をつい ....
まず、南部風鈴の音色がある。それから、木のまな板をリズミカルにたたくステンレス製包丁の軽快音。スリッパの薄っぺならビニール底が台所の床の上でぺたぺたと笑う声。朝焼けのなか、小刻みに振動する洗濯乾燥機は .... 91
同じ月の夢に 
ニャー
   と哭く


92
過ぎゆく夏を見ているのでしょうか
こちらでもようやく
蜩の声が聞こえてきました


93
君に伝えたいこと ....
一人を思い続けて愛情を注ぐなんて
不可能
阿呆にはなれないんだから

でも
出逢い
幾つかの段階をへて
運命共同体になった
ならざる得なかった

男と女はお互いを見えない鎖で
縛 ....
香港の「民主の女神」ちゃんも逮捕されちゃって…

うなぎのぼりに気温も上昇

夜でも30℃だとよ

それでも自粛しろというのかい

それでもカネを落とせというのかい

開戦も
 ....
さよならが
別々の未来を用意したから
噴水の先は割れてゆく
同じ場所に立って
見ていた景色を
誰かに返さなくちゃ
分かっているのに
譲れない道みたいに
明日は居場所を探して
ひとりで ....
 
 今あなたは冷や麥を啜っている

 あなたが今、啜っているのは、冷や麥である

 今、冷や麥を啜っているのは、あなたである

 あなたが冷や麥を啜っているのは、今である


  ....
熱風が吹く
真夏の昼下がり、
子供は遠く奥へ駆けていき
老人だけが残された

ヘチマがぶら下がる縁側で

眩む空の青、浴びながら
取り残された老人は
揺れる地平に身を委ねる
遥か彼 ....
いちまいの余生に見まがう、あの頬の
夜のふるいにかけられた白き無題よ
こめかみに走る雛鳥、点描にひかりが染みこんだ
その一つひとつはめもりのない朝
捨てられないものを増やした膝を
い ....
61
息子よおれらはどうやら
よっぽどのおぶたよしみたいだぞ
せめて最後に唄うぞ


62
ずるいよ
まだ帰れない
まだ、帰れない


63
あの頃のようにこたえてく ....
旧人α
わたしたちは長い間ずっと洞窟で震え続けていました。
旧人α
わたしたちは長い間ずっと洞窟で震え続けていました。
旧人α
わたしたちは長い間ずっと洞窟で震え続けていました。

 ....
あなたの散らかした部屋が好きだ
無造作に置かれた本や衣類は散りばめられた星のようで
部屋全体の雰囲気は何かとてつもなく大きな可能性を秘めた宇宙のよう
時々マスク姿で掃除に入る私はきっと宇宙飛行士 ....
長い年月で溜まった 色んな物のせいで最近は飛べなくなった
脳と言う名の袋に貯めこんだ経験は宝石のように貴重で同時に重い
どこか別の場所に移動しようとする時 
その重みの分 僕のケツは重くなり現状 ....
こわい
なにが?
今が
なんで?
こんなんじゃいけないし
こんなんとは?
今のこの状況
具体的には?
全部が未定という事実
具体的には?
ここには書けない
なんで?
書きたくな ....
陽射しに刺されて目が回って
股間が痒くて泣きたくて
掻きむしってしまったなら
おばあちゃんの肩を叩いてる僕を見る

どういうことか分からなくても
おばあちゃんは、ああ、いい気持ちだねえ、て ....
持ち場のパートナーに「気持ち悪い」と言ったら、
言われた人がどう思うと思いますか?と返事が来たけど日本語が苦手な日本人のようで
「あなたが嫌い」が伝わらなかったよう

面倒くさ。

小学校 ....
 四十九日後の傷んだ薔薇で仕切られた安らかな本能の実りから墓場までを数える。独房にくるまれた赤い爪先、藁にもすがる白鷺の悼みが今持って渇いて死ぬ
 草木色の水の中の眠りから醒めた終の鉛管に重吹く桜よ ....
まちがいだ
いや
どちらでもない
というか
まちがえて
さえ
いない

つかむ
ではない

むしろ
きづく
こと

位置して
いる
この
こと

けわしく
 ....
生きてゆくために必要な愛と勇気は

イザベラが与えてくれた

僕の虚無の深淵との闘いは

まだ継続している

天球と地球からもたらされる天恵を糧に

なん号も切り結んで火花を散らし ....
嵌まる
虚の時空
実感無き生
ふざけるな!
鉄槌を打ち込む
固い硬質なビート
過去の影を蹴散らせ
執拗な愛着や温もり
脳髄を垂直破壊し
虚脱の生に力を
内在する何か
を賦活せよ
 ....
ねむれてもいない、まえのみち
わかるまい、まもるべきものの
つめのさきにある、ふゆのとじこめ
のどにしがみつく、うばったせんろのさき
ながれたものは くものかたちにも
につかせること ....
彼女は持つ
花を 花に似た見目姿を
その花が育ってゆく時間を
温かい自嘲を 揺れるブランコを
隠している本当の名前を
潮の満ち引きを 
握り拳の中にあるものを
下降と上昇と停滞を繰り返す ....
深くて静かな宙を一羽の鳥は行く
深くて静かな宙の深い静けさを私は感じる
私は気付き言い思う

たましいという いのちは、
山を形作る石の石としての役目であり
手紙入れに眠っているあの人の涙 ....
2019年8月×日
一本の動画が
人気動画投稿サイトに
アップされた

森の中に映し出された
使われていない
古井戸
そこから這い出て来る
長い黒髪の女
女はギクシャクした足取りで ....
ぼくたちはいつも何処かに落ち着こうと

ぼくたちはいつも誰かに愛される為に
莫大なエネルギーをつかいながらも

それでも
せめて自分だけでも保持しようとしている


腸内フローラと循 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
この詩を読んだら道草次郎4*20/8/13 1:02
桜姫田中修子6*20/8/13 0:31
愚かさ道草次郎1*20/8/13 0:31
記憶1ひだかたけし320/8/12 21:46
青天の霹靂たいら120/8/12 20:01
その声水宮うみ0*20/8/12 19:47
朝と音のための覚え書道草次郎3*20/8/12 13:38
フラグメンツ カタログNo.91~120AB(なかほ...220/8/12 8:03
縮図こたきひろし120/8/12 2:56
反国家ナンモナイデ...3*20/8/11 21:16
金字塔ミナト 螢220/8/11 20:38
冷や麥[group]墨晶3*20/8/11 20:06
ヘチマがぶら下がる縁側でひだかたけし320/8/11 20:02
原紙星 ゆり220/8/11 19:49
フラグメンツ カタログNo.61~90AB(なかほ...220/8/11 19:14
天使道草次郎1*20/8/11 15:25
散らかった部屋/ADHD320/8/11 14:01
風船120/8/11 10:44
YES道草次郎1*20/8/11 9:24
股間を掻いたらおばあちゃん佐々井220/8/11 1:31
さよなら鵜飼千代子3*20/8/11 0:51
昇天あらい020/8/10 23:19
point道草次郎020/8/10 22:03
今日も天球と地球は回転するジム・プリマ...2*20/8/10 21:09
クラークひだかたけし420/8/10 21:07
tear星 ゆり220/8/10 20:25
谷へ降りてゆく滝本政博9*20/8/10 20:13
いのちはこしごえ7*20/8/10 15:58
誅侮花形新次020/8/10 15:32
仮説梅昆布茶720/8/10 14:58

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